目次 [hide]
サッカーチームを変えるときのトラブルはありますか?
Q:サッカーチームを変えるときのトラブルってありますか?
A:あるとも言えますし、ないとも言えます。
お子さんがサッカーチームの主力メンバー(レギュラー)だったりすると、監督・コーチから引き留めにあったり、酷い言葉で叱責されたりとスムースにいかないことがあるようです。
中には、子どもが希望する移籍先に手を回されて入会できなかったという話もあると聞きます。
ちょっとビックリですよね。
海外では、レベルが高いと感じれば、少しレベルを落としたチームへの移籍、ステップアップして強豪チームに行きたければ容易に移動できる環境が整っている国が多いそうです。
子どもの成長に合わせて自由に移籍できる環境の方がサッカー業界としてもメリットが大きいはずなんですけどね。。。
日本もいずれそうなると思いますが、もう少し時間がかかりそうです。
サッカーチームを「休会」⇒「退会」したワケ
うちの息子は4年生の4月からチームを「休会」、10月に「退会」をしています。
※「休会」は一時的にお休み期間を設けるもので、「退会」がチームを辞めることです。
我が家では大きなトラブルこそありませんでしたが、少し気になった点もありました。記載しておきますので、参考にしてくださいね。
サッカーチーム休会と退会の理由は下記の通りです。
まずサッカーチームを休会したワケですが、
強豪チームということもあり、” 勝ち ” に対する意識が高く、ミスをしたときの選手同士の罵りや、子どもたちに対する若いコーチの姿勢も気になっていました。
それと上記に加えて、反則プレーも多かったことですかね。
反則は全学年というワケではなく、息子と同じ学年の子が特に酷かった印象です。
うちの息子には、まず ” 勝ち ” を意識することよりも、もう少し基礎技術を徹底して身につけさせたいという思いもあり、休ませることにしました。
休会する前の息子へのアプローチは、
「腕試しに〇〇スクールの体験会に行ってみよう」
と声をかけています。
気に入れば、スクールで学び直せばいいというシンプルな考えです。
体験会には3回参加させていただきましたが、
たのしくプレーができたようで、
「このスクールで練習したい」
と意思表示をしてきました。
その時の模様はこちらの記事をご覧ください。
そう言えば、
3年生最後の試合では、試合中に審判から何度もファウルを取られたことがありました。
「フェアプレーしよ!フェアプレー!」
と審判から注意を何度も受けていましたが、そのような試合は後にも先にも見たことも聞いたこともありません。
↓ ↓ ↓ 残念なプレーの多かった試合の模様はこちら
プロの試合でも白熱してお互いラフプレーが増えることがありますけど、見ているファンも気持ちのいいものではありませんよね。
うちの子は仲間の暴言や反則プレーに良いイメージを持っておらず、思い切ったプレーもできなくなっていました。基礎技術をしっかり身につけて上手くなって戻ってこようと休会することにしました。
仲間同士の暴言が飛び交う中でやっていくには上手さと精神的なタフさも必要
どんな環境でもたくましくプレーする子どもはいます。
それがチームカラーになっていくのでしょうし、厳しいプロの世界でも生きていける強さにもなっていくのかもしれません。
ただ練習中に仲間同士の暴言が飛び交う中で成長が期待できるのは、すでにグループ内で上手さが秀でていて、精神的なタフさもある程度身につけている子どもが有利です。
それと長く在籍している子も影響力がありますので、出来上がっているグループの輪に新しい子が入っていくことが難しいこともあります。
今回、「休会」「退会」を経験しましたが、
一番成長できる小学生年代に、何を求めるかによってスクール・チーム選択をすることも非常に重要だと感じています。
そのような環境の中で息子のように委縮してしまう子も複数名いましたので、いきなり強豪チームに行くのではなく、ある程度上手くなってから移籍するのも一案です。
おとなしいタイプの子であれば無理に強豪に行かせるのではなく、小学生の間は性格に合わせてチームを選んであげることも大事かもしれません。
チーム加入前に対外試合を見に行ってみる
トラブルを少しでも減らすためにも、サッカーチーム加入前は試合を見に行くのも良い手段かと思います。
チームの特徴は、体験会では分からない、見えてこないところがありますので、週末の試合を見に行くことで見えてくることもあります。
試合の見学をするだけですから、特にチームに断って行く必要はありません。
試合中は、
・コーチが罵声を浴びせていないか
・子どもたち同士、仲間を罵倒していないか
・得点したときに仲間同士よろこんでいるか
・試合開始前、終了後の挨拶ができているか
などをチェックしてみてください。
試合中にコーチが罵声を浴びせていたり、仲間同士で罵りあっているところは、避けた方が良いかもしれません。
とは言っても、
良いプレーをした後にしっかり褒めているコーチであれば、選手との信頼関係ができています。少しぐらいの罵声は慣れるというか、我慢できますので、試合後の対応なども確認しておきましょう。
それとゴール前などピンチな状況下では、少しキツめの声で注意を促すことがありますので、初めてサッカー観戦する親御さんなどは頭に入れておいた方がいいかもしれません。
「そこマークつけ!」
「そこ前に出ろ!」
など、かなり強い口調で言うこともあります。
これらは出来ていない子どもたちへの指導でもありますので、見極めも必要です。
たとえばですが、
親が危険を察知して、子どもに注意を促すときに声を大きくして叱るのと似ています。駅を歩いていて、子どもがスマホを見ながら線路に落ちそうなところに向かっていたら
「あぶない!」
と咄嗟に大きな声を出しますよね。
優しくささやくように
「あぶないわよ♪」
と言っていたら、線路に落ちてしまうかもしれません。
駅でスマホ歩きをしていること自体NGですが、まずは落ちないように声をかけると思います。電車が来ていたら尚更です。
サッカーは1秒で状況が変わります。
強めの指示も、状況によって許容することが必要です。
個人の判断力、技術力不足があると動きについていけないことが増え、コーチや仲間から指摘されることも多くなり、最終的に
「お前、次から試合に使わねぇ」
「気持ちワリいからこっち見るな、ボケっ」
と立場を利用した暴言を吐くコーチもいて、実際にレギュラーだった子が、大事な試合に使われない、最後の数分だけ出場するということも出てきます。
「なぜ試合に出れない?」
を考えさせるために意図的に試合に出さないこともあれば、感情的に使わないことも出てきますので、子どもにとって最善の選択は何かを考えて、移籍するのか、残るのかを判断していけば良いと思います。
「休会」と「退会」の選択
最初は「休会」か「退会」どちらにするかも悩みましたが、子どもの気持ちもどう変化するか分かりませんので、一応、復帰できる状態にしておきました。
「休会」して7ヶ月が経過した頃、
「退会」することに決めました。
理由は2つあります。
1つは、踵や股関節に痛みが出ていたことです。
休会していたチームは平日の練習(週4日)に加えて土日に試合があることが分かっていますので、疲労の蓄積で踵(かかと)や股関節の痛みが再発したり、治りにくくなる可能性があることです。
2つ目は、息子がいま通っているスクールで練習継続したいと希望したためです。
平日に現在のスクールに通うとなると、休会していたサッカーチームには参加できません。基本的に平日も土日もフルに参加が求められますので「退会」することにしました。
なぜかチーム登録は3月末まで継続
3月になりチームを探し始めることにしました。
コーチやお友達からお誘いの声もいただきながら、いろいろ参加しながら検討をしてきました。
元所属チームには、息子のチーム登録が抹消されているのか念のため確認したところ、
「3月末まで登録されています。4月から新しいチームでお願いします。」
との回答でした。
「退会」手続きは、前年10月末には終わっているのですが、チーム登録の解除はされていませんでした。
退会後は、しばらくチーム登録を考えておりませんでしたので問題にはなりませんでしたが、タイミングによっては、公式戦スケジュール等にも影響してきますので、移籍目的で退会をしていたらトラブルになっていたかもしれません。
退会時の対応はチームそれぞれかと思いますので、時間にゆとりを持って準備を始めると良いかと思います。
【人気の関連記事】
・三苫選手の年俸って?日本人サッカー選手の年俸ランキングTOP10
・スポーツ保険って必要?1日500円から入れる個人保険
・サッカーユニフォームを作りたいのですが、ルールはありますか?
・鳥かご(ロンド)でボールが奪えないです。どうすれば良いですか?
・小5の息子が試合で活躍できないので観ているとイライラ
この記事へのコメントはありません。