夏のサッカーは本当に過酷ですよね。
日陰のないグランドで35℃以上の気温、人工芝は足元が60℃以上にもなることもありますので、低学年のお子さんは特に注意してあげてくださいね。
炎天下での練習や試合では、体だけでなく足も大量の汗をかきます。
サッカースパイクは、基本的に通気性がそれほど高くないうえ、ソックスや足そのものから出る汗を吸収しやすく、さらに人工皮革や天然皮革が湿気をこもらせやすい構造になっています。
この「高温・多湿・密閉空間」という条件は、まさに雑菌の天国。汗そのものはほぼ無臭ですが、雑菌が皮脂や角質を分解することで、あの強烈なニオイが発生します。
息子も強烈な臭いが取れなくなったことがあり、いままでに2足ほど廃棄しました。
いいシューズを買ったときに限ってそうなってしまうんですよね。(^^;)
季節を問わず、その日の汗、湿気が残らないよう練習&試合が終わった後は日陰干しを習慣にしましょう!
1. 臭くなる主な原因
- 足の汗と皮脂
- 雑菌やカビの繁殖
- スパイク内部の湿気
- ソックスの汚れや湿り気の放置
特に夏場は、試合後にスパイクをバッグに入れたまま帰宅し、そのまま放置するケースがほとんど。そのまま次の日の練習、試合に参加ということも多いはずです。
これは雑菌に最高の繁殖環境を与えてしまっています。
2. 解決策(即効性と継続ケア)
① 使用後はすぐに乾燥させる
試合や練習が終わったら、まずインソールを取り外し、風通しの良い日陰で乾燥させます。
↑↑↑ 面倒だけどコレ重要!
直射日光は皮革を傷める可能性があるため避けましょう。新聞紙を丸めて中に詰めると、湿気とニオイを吸収してくれます。
② ソックスも同時にケア
臭いの原因は靴だけでなくソックスにもあります。使用後はすぐに洗い、できれば予備を複数枚持ち、同じソックスを連日使わないようにします。
③ 重曹や消臭パウダーを活用
重曹は消臭・除湿効果があります。小さな布袋やお茶パックに重曹を入れ、スパイクの中に入れて一晩置くと、翌日にはかなり臭いが軽減されます。市販のスポーツ用消臭パウダーもおすすめです。
↓ ↓ ↓ 強烈な臭いが出る前に!
④ 定期的な丸洗い(人工皮革の場合)
人工皮革のスパイクは、水で丸洗いが可能なものもあります。ぬるま湯で中性洗剤を薄め、柔らかいブラシで内部まで洗浄し、よくすすいでから陰干しします。天然皮革の場合は丸洗いは避け、専用のクリーナーでケアします。
乾かす際は、直射日光の当たる場所には置かないこと。太陽は殺菌効果がありますが、スパイクに直接日光を当ててしまうと、本革を傷めてしまったり、靴が変形して戻らなくなりますので注意しましょう。
↓ ↓ ↓ 洗ったあとは型崩れしないようシューズキーパー!
⑤ 靴用消臭スプレー&紫外線殺菌
市販の消臭・除菌スプレーを使うのも効果的です。また、靴専用の紫外線殺菌器(シューズドライヤー)を使えば、雑菌を抑えつつ乾燥もでき、臭いの発生を予防できます。
コロナ禍で手指消毒に利用したエタノールでもOKです♪
⑥ 足自体のケアも忘れずに
毎日足をしっかり洗い、爪や角質を清潔に保つことも重要です。特に足指の間は菌が繁殖しやすいため、石けんで丁寧に洗いましょう。
3. 臭いをため込まない習慣が大事
一度強烈な臭いがついてしまうと完全に取るのは難しいため、「臭くなる前の予防」が何よりも効果的です。
- 練習後は必ずスパイクを乾燥させる
- インソールとソックスを清潔に保つ
- 消臭アイテムを日常的に使う
これらを習慣化すれば、夏でも快適な状態をキープできます。
夏のサッカースパイクの臭いは「汗+湿気+雑菌」というシンプルな原因から生まれます。
その日のうちに「乾燥&消臭」という基本を守るだけで、驚くほど臭いは軽減します。
大切なのは、臭いを放置しないこと。
スパイクも大事な相棒ですから、日々のケアで長く快適に使い続けましょう!
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