強いシュートが打てるようになりたい!
先日、息子が通うグラウンドに迎えに行った帰り道のこと。
「きょうはどんな練習したの?」
「強いシュートが打てるようになりたい」
いつもは練習内容を教えてくれる息子が、
質問とは異なる言葉を返してきました。
元気がないなぁ・・・何かあったのかな。
話を聞くと、1~3軍合同の練習で、
「2対1」
「鳥かご」
「シュート」
の練習をしたとのこと。
「2対1」「鳥かご」は普通にこなせたものの、シュート練習のときはコロコロシュートしか打てなかったみたいで、少し元気をなくしてしまったようです。合同練習なので、当然コーチ陣も見ていたと思うのですが、アピールが出来なかったのでしょうね。。。
だけど
以前は苦手だった「鳥かご」が普通にできるようになっただけでも成長です。5か月前はボールが取れず、ずっと鬼(ボールを取る側)をしていた日々が続き、クタクタになって帰ってきてました。
さてさて
なぜ「コロコロシュート」しか打てなかったのでしょうかね。
公園で練習しているときは、まぁまぁ強いシュートが打てているので、おそらく力みすぎで上手く打てなかったのだと思います。
練習不足ですね。(^^;)
「それじゃ、次回は公園でシュート練習をしよっか」
「うん」
サッカー 強いシュートの蹴り方
まだ練習をし始めたばかりの子は仕方がないのですが、小学校低学年の子は体のバネが使えていないことがほとんどです。
フォームを意識して、身体のバネを利用したパワーをボールに伝えることができれば強いシュートが打てるようになります。
2年生も夏終わりくらいになると強いシュートが打てる子が増えてきますが、強いシュートは筋力も関係してますので、焦らなくても大丈夫です。日々練習に参加して筋力がアップしてくれば自然と強いシュートが打てるようになります。
それでも同じ世代の仲間が強いシュートを打っていると気になりますよね。練習をして一日でも早く強いシュートが打てるように頑張りましょう!
↓ ↓ ↓ まずいつもより大股で踏み込んでみることがポイントです。
■置いたボールを右足で蹴る場合 1.ボールの真横に軸足(左足)がくるようにして、いつもより大股で踏み込んでみましょう。 2.大股で踏み込むと右足が後ろに流れ、上半身が反って左腕が自然と横に上がります。(上のイラスト参照) 3.右足でボールを蹴る瞬間、反った上半身が自然に戻るのでボールの中心に右足の甲(ヒモの部分)が当たるように蹴ります。 |
最初から強く蹴ろうとすると足が上手くボールにヒットしないので、最初はリラックスして半分くらいの力で練習してみましょう。
まだ慣れていない小学校低学年の子がシュート練習をすると、蹴る瞬間に
「どんなシュートが蹴れたかなぁ」
とゴールを見てしまいます。
大事なところなのでボールを最後までしっかり見るよう伝えてあげてください。
↑ ボールを蹴り終えたときの姿勢です。
先ほどのイラストでは胸を突き出すような姿勢でしたが、ボールを蹴った瞬間はお腹を隠すような姿になっているのが分かります。
身体のバネと遠心力を使って足を振り抜くことでスピードとパワーのあるシュートを打つことができます。
お子さんが、どのような姿勢でシュートをしているのかスマホで動画撮影してあげると良いかもしれません。ぜひ試してみてください。
ボールを蹴るときの助走位置(助走の角度)
ボールを置いて蹴るときは助走が必要になりますが、昔はボールに対して45度で蹴る「①」の位置が当たり前でした。
最近では「①」から一歩右側「②」に移動した位置で蹴ると、軸となる左足がムリなく踏み込めるので強いシュートが打てるというアドバイスもあります。
どちらが良いというワケではないので、自分にあった角度で練習を重ねてください。
それと上の図にある「③」の位置から角度をつけずゴール真正面に立ってしまうと、ゴール右側を狙うことが難しくなります。PK(ペナルティキック)はチームの勝敗に影響する大事なキックですので、多くの選手は「①」または「②」の位置からキックをすることが多いです。
何度も練習をして自分にあった角度が見つかるといいですね。
息子もがんばってます♪
この記事へのコメントはありません。