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心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣 長谷部誠
今回紹介するのは、150万部売れた長谷部誠選手のベストセラー「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」です。
※本の印税は全額、ユニセフを通じて「東日本大震災」支援のために寄付されています。
37才の今もドイツの1部リーグ(アイントラハト・フランクフルト)で活躍する長谷部選手は、「超」がつくほど真面目で礼儀正しいお人柄だそうです。
サラリーマンで「超真面目」と言われたら「=つまらない人」という印象がありますが、スポーツ選手はさわやかなイメージでプラスに働きますね。
その性格からにじみ出るプレーも世界で評価され、世界最高峰の欧州クラブで契約更新、プレーし続けています。現地プレイヤーでさえ、37才でプレーできる人はごく一部なので、ほんとスゴイことだと思います。
サッカー選手を目指す小中高生へのプレゼントにおすすめ♪
3才からサッカーを始めて、高校までそれほど目立った活躍もなかったというのが親近感あります。
だけど高校生で活躍できていないのに、よくプロを目指しましたよね。。。(^^;)
「自分にはサッカー選手ムリ」
と普通なら諦めてしまいそうですけど・・・。
こういった所も人生の分かれ道になりますね。
日本代表そして欧州でプレーをするまでに至った長谷部選手の日常の「56の習慣」は、サッカー選手を目指す小中高生に大きな刺激になるかと思います。
子どもが伸び悩んでいるときに、
「これ面白かったよ。時間あったら読んでみな」
と何気なく渡してあげるのもいいかもしれません。
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先発から外れたとき、何をすれば良いか考える
試合に出れないとふてくされてしまったり、悩んでしまう選手も多いと思います。長谷部選手も先発から外れてベンチスタートになったことが何度もあり、落ち込むこともありました。
ただ塞ぎこんでいても何もプラスにならないし、監督の印象も悪くなるので、監督がピッチ上の選手に指示を出す内容を細かく確認していたと言います。
試合中ピッチに立っていると監督の声は聞こえても、断片的にしか分からないことも多いです。ベンチであれば選手にどのような指示を出していて、どのようなプレーに喜び、怒っているのかが観察できますからね。長谷部選手はここを見逃しませんでした。
監督が選手(MF)に求めるプレーが分かれば、あとはプレーに反映させるだけ。のちに長谷部選手は先発としてプレーできるようになり、いまも活躍する名選手となりました。
くすぶっていても
ふてくされていても何も起こらない。
ベンチで何ができるのか。
なぜベンチスタートなのか?
自分の足らないことに気づき
心にやる気スイッチを入れるしかないのです。
一流選手の共通点
一流のサッカー選手に共通しているのは、
・ストイックな姿勢
・時間のマネージメントができている
・人の悪口を言わない
他にもありますが、この3点が軸になっているように感じます。
「時間のマネージメント」に関しては、特に夜の会食がわかりやすいですね。
試合後、練習後にチームの仲間と食事に行けば楽しく過ごせることも多いですが、54才の今も現役にこだわる三浦知良選手はじめ世界ベストFKキッカーの中村俊輔選手、長谷部選手などは、自分で決めた時間になると切り上げて、次の日に備えて睡眠をしっかり取っています。
ただドイツでは、言葉が通じない分、コミュニケーションの重要性を感じていて体的にはツライのですが夜遅くまで付き合うようにしているとありました。こういったコミュニケーションも試合と連動してそうで選手にとって大事かもしれないですね。
ストイックな生活と言えば、バロンドール5回のクリスティアーノ・ロナウドも有名です。
練習後にチームメイトを自宅に招いたロナウドは、ランチにヘルシーサラダと味付けしていないチキン、そして水を用意。豪華な食事を期待していたチームメイトは、ジュースなどもなく目が点になったと言います。食事も終わらないうちからトレーニングに誘われ、その後はジャグジー、サウナ。
クタクタになった練習後のことですから、シャレにならないですよね。
「ロナウドにランチに誘われたら、返事をする前によく考えた方がいい」
仲間のコメントも笑えますが、最後にこうつけ加えています。
「現在の彼の活躍ぶりは当然の結果であって、彼のストイックさが結果につながっている」
とリスペクトが感じられるコメントをしています。厳しい競争社会で生きるトップアスリートは、日々のふるまいが大きく影響しているのを感じます。
最後に
長谷部誠選手の「心を整える。」は、ウッチー(元日本代表・内田篤人氏)が書いた「僕は自分が見たことしか信じない」のくだけた文体と対照的で、真面目さが全面に表れています。
どちらも読みやすく友達感覚で読むことができますので、おすすめです♪
元日本代表を経験した選手が書いた本 レビュー |
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小学校高学年にオススメのサッカーの本
見出しに ” 小学校高学年 ” としたのは紹介する本に漢字が多いからですが、読み飛ばしても意味は分かりますので、小学3年生くらいから大丈夫かと思います。
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