「お前のせいで負けた」
試合が終わって息子がチームメイトの一人から言われた強烈な一言。
これはきついですねぇ。
たしかに試合を振り返ると迷惑をかけていたのは確かなんです。ただ負けた理由を一人のせいにするのはヒドイよなぁ・・・って思ってしまいましたね。
サッカーの試合には流れもありますし、相手が強ければフォワードが得点できない、ゴールキーパーは交代制のなんちゃってゴールキーパーですからね。
息子が私に話をしている姿を見ているのもツラかったのですが、プロの世界でもあることだから上手くなるしかないよ・・・と伝えておきました。
数週間前にも同じ子から言われていて、最初は皆に聞こえるように大きな声で言われ、今回は近くにきて「ボソッ」と言われたとのこと。
正直、その子もトラップミスや抜かれて失点というのもあるのですが、悔しかったらうまくなって乗り越えることも大切かな・・・と。しばらく様子をみることにしました。
その子は安定感のある上手な子で、チームには必要とされる存在ですが、試合が終わってから
「お前のせいで負けた」
はチームの雰囲気を悪くしてしまいますし、失敗を恐れてプレーが委縮してしまいます。
小学校低学年の選手であれば伸びも鈍化しますし、チーム内で悪口を言い合う悪い循環も生まれてしまいます。
勝敗の厳しいプロの世界でもそういうことを口にしてしまう選手っているんですよね。
プロの世界ですからメチャクチャ大事な場面でミスをしたのでしょうけど、言われた選手がどれだけキズついているか・・・
こういったことは無くならないでしょうけど、もう少し気遣ってあげるといいのですけど・・・。
5年、10年して思い出話でジョークが言いあえる仲間であれば、いいですけどね。
ジュニアサッカーレベルであれば、
まだ精神的にも幼いですから
「次回は、〇〇に気をつけよう」
「あの場面では〇〇だろ」
のように建設的な意見がチームを強くしていきますし、やる気につながると思います。
息子には 「自分がうまくなってもチームメイトには絶対に言ったらアカン言葉やで」と、チームが勝つためには何が必要かを考えるようアドバイスしました。
まぁ、できていないことを試合中に指示を受けるのは当然のことですし、その子も負けず嫌いで一生懸命な子だから、仕方がないかなぁとも思っています。
まだ小学3年生ですからね。気づかぬうちに人を傷つけてしまうことだってあるはずです。
サッカーが好きで続けていくのであれば、誰よりも練習して上手くなればいいだけです。いい経験と思って、息子には乗り越えてもらいます。
それと試合中に敵がボールを持って自陣ゴール前にいるときは「崖っぷちだよ」とも伝えておきました。
崖っぷちでゆっくり丁寧な言葉で指示なんて出していられない。
チンタラしていたら、厳しく激しい言葉が飛び交うのは普通だからね・・・と。
わかってくれたと思います。
昨日より今日、
また練習して上手くなろうな!
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