子どもの対外試合を見ていると、苦手なところが見えてきますよね。
その中でもよく耳にするのが
「敵のボールを奪うことが苦手」
「ドリブルで抜けない」
この2つです。
目次
【サッカー】敵のボールを奪うのが苦手な息子とボールを奪うための練習♪
実は、うちの子もボールを奪うのがあまり上手ではありません。ドリブルは好きなので、がんばって抜いたり取られたりをくり返してますが、ボールを奪うときは、見ていて可哀想なくらい〇〇なんです。
4月からスクールからチームに入ることが出来たのですが、上手な子ばかりで、息子の実力も下から数えた方が早いくらいになってしまいました。これは本人もツライですよね。
ボールを奪うのが苦手ということは、敵のドリブルを追いかけているだけなので、相手チームの脅威になっていません。ボールを奪えないから、ボールに触れている時間もほとんど無い状態です。。。
サッカーの試合では、ボールに触れている時間を合計すると一人当たり1試合(45分×2セット)で数分と言われています。子どものゲームは前半10~20分程度となりますので、さらに短くなり息子のボールタッチ時間は10秒もないかもしれません。
このままだとチームメイトもイライラするでしょうし、本人も ” やる気 ” が失せてしまいそうなので、なんとか苦手意識をクリアしてあげたいところです。
とりあえず時間を見つけて
ボールを奪う練習をしてみることにしました。
【STEP1】ドリブルをしている敵の足からボールが離れた瞬間に捕れ!
「敵の足からボールが離れた瞬間に捕る」
当たり前のことなのですが、慣れないと難しいんですよね。
足の速い子は、ボールを敵から奪える可能性が高くなると思います。息子も同年代では早い方なので、コツやタイミングさえ分かれば取れるようになるはずです。
とりあえずお父さんやお兄ちゃん、お友達に手伝ってもらって、ゆっくりとドリブルをしている足からボールが離れた瞬間に「ボールをカットさせる」「体ごと踏み込ませる」を何度もくり返します。
慣れてきたらドリブルスピードをアップをして、対応できるようにします。プロのバックでもフォワードのボールを100%カットすることはできないですから、ある程度タイミングさえ学ぶことができればOKです。
ちなみにボールを捕る際、相手を手で押したり、足を蹴るのは反則です。
シンプルに相手の体とボールの間に「パッ」と自分の身体を入れる練習です。
【STEP2】ヒザを少し曲げ背筋はまっすぐ。お腹に力を入れて、どちらにでも行ける状態を保つ。
相手の体とボールの間に「パッ」と入れるようになったら、相手がドリブルを仕掛けてくる少し手前で待つときの姿勢練習です。
難易度が高くなりますが、「STEP1」とセットで出来るようになったら、最強ディフェンスの完成です。(ほんとかっ?)
↑ イラストはイメージですが、極端に言うと、こんな姿勢で捕りに行きます。ですが、こんな格好でボールを捕りにはいけないですけどね。(苦笑)
こちらから足を出して取りに行くことはせず、相手が仕掛けてくる(動く)のを待って奪いにいく練習です。その時の待ちの姿勢、距離感が大事で、ヒザを少し曲げて背筋をできるだけまっすぐにした状態にします。
相手が仕掛けてくるタイミングを待つときは、自分の足をバタバタと常に走っている状態が理想ですが、これも練習が必要かと思います。これは相手のスピードに合わせてすぐに動けるステップワークで、これをするだけでスピード感のあるディフェンスができようになります。
また仕掛けてくるのを待たずに捕りにいく練習も大事ですので、STEP2ができるようになったら、身体ごとぶつかる、足を出す、スライディングをする練習もしておきましょう。
試合中、ボールを捕ったり、捕られたりをくり返しますが、敵陣地でボールを奪われた場合、少しでも早い段階でボールを取り返した方がチャンスが生まれます。単にボールカットを狙うのではなく、相手の身体に自分の身体を当ててからボールを奪う練習もしておくと技術力がアップします。
スライディングや足を出して抜かれた場合、その後、追いかけることがほぼ出来なくなりますので、ディフェンスのお子さまは特に注意が必要です。チームの実力、自分のポジション、状況判断をしながら使い分けます。
背筋をまっすぐにする理由
相手のボールを奪うとき、姿勢が前かがみになってしまうのは、ある意味仕方がないのですが、できるだけ背筋を伸ばして捕りに行けるよう練習してみます。
前かがみになっていると、パッと抜かれた瞬間に身体を起す動作が必要となり、それだけで相手のドリブルスピードに反応できなくなります。
サッカーは、0.5秒反応が遅くなったら抜かれてます。ムダな動きを最小限にして最高のパフォーマンスが出せるよう練習をしてみましょう♪
息子もいろいろ大変そうですが、悩みながらも頑張ってます♪
この記事へのコメントはありません。