コーンマーカーを相手にダブルタッチの練習をすると上手くできても、実際の試合では上手くいかず、取られてしまう小学生も多いのでは・・・。
高学年になると170cm超の小学生がいますので、どうがんばっても体格差やプレススピードに違いが出てしまいます。
そこで今回は、相手が高身長でも通用する、練習すれば誰でもできる「魔法のダブルタッチ」を紹介したいと思います。
普通のダブルタッチ
↑ これは普通のダブルタッチ。
タイミングさえ合えば、これだけでも十分に相手を交わすことが可能です。
マーカーコーン等を置いて練習してみましょう。
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足裏コロコロダブルタッチ
「足裏コロコロダブルタッチ」は、少しタイミングをずらしてダブルタッチをする技術。
わずかでも足裏でボールを転がすと、相手の足も半歩動きますので、そこからダブルタッチを仕掛けることで、そこから足を出すのも難しい態勢となり相手を抜き去ることができます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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サッカー試合が10倍楽しくなる「魔法のダブルタッチ」のやり方♪
まず自分がボールを止めたときに、
相手が足を出しにくく、足を出せば届くと思わせる絶妙な距離間にボールを止めます。(←自分の距離感でOK!たくさん練習して感覚を養ってくださいね)
自分が止まった時に、相手も足を止めた位置でも構いません。
ここから魔法のダブルタッチ開始です♪
※ここからの動きは ” 1~2秒 ” で完結するものですが、1コマずつ説明していきます。
1.左足フェイントを入れる
上イラストの黄い丸の中にある左足を赤矢印の方向にフェイントを入れます。
そうすると相手ディフェンスはフェイントにつられて、右足に体重が乗ります。
2.右足を後方に半歩ずらす
この右足の配置がポイントです!!!
少しでも相手DFに近い位置に右足が置けると、DFはFWが縦に行こうとしてもカットできるという感覚になります。
このDFの意識を利用して、仕掛けるタイミングで右足をマイナス側に移動するのです!
やり方ですが、
左足でフェイントを入れた瞬間に右足を半歩~1歩後ろに下げる。
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左足はフェイントを入れた直後に左足でボールを右足に流して、そのままダイレクトにゴール方向にはじきます。
この「右足を半歩後ろに下げる」がポイントです!!!
できるようになるまで練習 ⇒ 試合で試す ⇒ 練習 ⇒ 試合で試す を繰り返します。
3.下げた右足にボールを当てる
下げた右足にボールを当てて、そのまま前方に走り始めます。
↓ ↓ ↓ 結果、どうなるか? ↓ ↓ ↓
相手ディフェンスとボールの距離が「①(赤線)」だったものが、「②(赤線)」となります。
わずかボール1個分の距離ですが、これだけでも相手を置き去りできる可能性が高くなります。
ダブルタッチは真横に動くイメージが強いので、マイナス側にボールをコントロールされると相手DFの距離感が崩れるので、さらに成功確率が高まります。
最初のイラストで説明しましたが、左足フェイントで相手ディフェンスの体重を右足にかけさせることも大事なので、しっかりフェイクの練習もして試合で試してみてくださいね♪
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