今回は、DFの間でパスを受けてシュートで終わる練習をしてみました。
用意するのはコーンとサッカーボールです。
サッカーゴールは無くても大丈夫ですが、あると便利ですし、子どもの ” やる気 ” もアップします ♪
シュート練習 その1
赤いコーン二つは、相手選手。
「①」の選手の縦が切られてますので、味方の動きで崩しにいきます。
「②」の味方選手がパスを受ける方法は、
1.”A” の方向に進んでスルーパスを受ける
2.”B” の方向に走って赤いコーンの間で受ける
3.「②」の場所でパスを受ける
他にもありますが、とりあえず3つ。
通常は、Aの方向に走ってコーンの間をスルーパスしてもらう方法、あるいは「②」の場所で横パスを受けることが多いのですが、今回はコーンの間「③」の場所で受けて突破する方法で練習をしてみました。
「②」から「③」に移動するときは、”A”の方向に行くフリをしてからコーンの間に入っていきます。
この方法は一人の相手選手(赤いコーン)の前でボールを受けますので、決まれば一気に二人を抜き去りシュートチャンスを作り出せます。
味方選手①のパスを「③」の場所で受けて、ワンタッチで前を向き、ボールを転がしすぎずできるだけ早くシュートに持っていきます。
↓ ↓ ↓ 今回使ったサッカー用具はこちら
シュート練習 その2
「シュート練習 その2」では、イラスト上のようにコーンをゴール前に2個追加します。
「①」からのパスを受ける動作は、「シュート練習 その1」と同じです。
ワンタッチで黄色い矢印の方向にボールを転がし、ゴール前のコーン2個(相手DF)を抜いてシュート。ポイントはボールをしっかり足元にキープして転がしすぎないことです。
シュート練習 その3
「シュート練習 その3」では、ゴール前に設置したコーンの間にシュートを打つ練習です。ここではゴール前のコーンの間隔をあけて配置します。
「①」からのパスを受ける動作は、「シュート練習 その1」と同じです。
4つのコーンは相手DFです。「①」からのパスをワンタッチで右外にボールを流し、シュートを打つフリしてマイナスぎみに切り返します。
切り返したばかりで体勢は厳しいですが、コーン2つの間でシュートを打ちます。左足でのシュートなのでへなちょこシュートになりますが、枠に入るように蹴ります。(息子は右利きです)
※右利きの子の場合は、逆バージョンで挑戦してみてください。
ボールを取られないように身体や足をどのように使い、どの位置に置くのが良いかを考えながら最初はゆっくりとシュートまで持っていくようにします。
シュート練習 その4
「シュート練習 その4」では「その3」の応用編で、ゴール前に設置したコーンの間でシュートを打つフリをして、さらに外にボールを運んで、シュートを打つ練習です。
「シュート練習 その4」をするときは、
実際にコーンを相手DFととらえ、どのような動き、体重移動がなされているかを一つ一つ答えさせながら、それに対しての切り替え、フェイント、シュートを打つようにします。
それでは、子どもに一つ一つ確認をしていきましょう。
1.まず「①」からのパスをコーン2つの間で受けるメリット・デメリットは?
ここでボールを受けて抜くことが出来れば、一気に二人のDFをかわすことができ、ディフェンスを外側に引き寄せることができます。ゴール前にフリースペースが生まれます。(メリット)
足元の技術が不足しているとDFの方にボールが転がってしまうので、簡単にパスカットされてしまいます。(デメリット)
パスを受けてボールを弾いてしまうようであれば、パスカットされないために「足元の技術」を高める必要があります。
それじゃぁ、何をすれば良いか・・・
というように課題が生まれますので、必要と思われる練習を子どもに気づかせることができます。
2.ワンタッチで右方向にボールを持っていったときの相手「A」の身体の向き、体重の方向は?
相手選手「A」は、どのような動きになるか?
コーンとコーンの間でパスを受けて、相手選手「A」の右手の方にボールを転がせば「A」は右方向に移動してきます。
シュートを打たせないために必死なその勢いを利用します。
相手選手「A」の体重の方向は右に向かってますので、逆の左方向にボールを切り返します。
※状況によっては切り返さずに、「A」を抜いてそのままシュートが有効です。
今度は黄色い丸付近で、すぐさまシュートを打つフリをして「B」に足を出させます。切り返すボールの角度、足の使い方などは相手の距離間によって変わってきますので、意識しながら練習します。
「A」をかわした後は、フェイントを仕掛けて、ボールをさらに「B」より左方向に持っていき、すぐにシュートを打ちます。
「すぐにシュート」は大事なところです。
モタモタしていたら、すぐにDFがボールを奪いにきますので、できるだけ早くシュートを打ちます。
可能であればお父さん、お母さんが「A」の位置に立ってあげて、軽くボールを取りに行く素振りを見せてあげると、より実戦に近い練習ができます。
試合で必ず似たような場面が出てきます。スピードを意識して、何度も練習を重ねればゴールを量産できますので、がんばりましょう♪
息子もがんばってま~す。
今回の練習で使ったサッカー道具は下記3点。
サッカーボールとコーンは必須です。
ミカサのポップアップ式サッカーゴールは若干、持ち運び不便ですが、他の安価なサッカーゴールと比べても丈夫で、今のところゴールネットも切れていないので、丈夫でネットが切れにくいサッカーゴールをお探しに方におすすめです ♪
\ コーンはいろいろ使える万能道具! /
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