今回は、
久保建英選手のお父さんが久保くんの少年期に心がけてきたこと、親子で取り組んできた練習メニューに触れることができる著書「おれ、バルサに入る!」の紹介です。
いやぁ、これは面白かったです。
一度は読んでおきたい『 おれ、バルサに入る!』
久保建英選手は、日本人として初めてスペインの下部組織 ” FCバルセロナ ” に入団できた選手。しかも通常であれば13才からなのですが、父親の戦略と二人の努力で、なんと9才で入ることのできたサクセスストーリーです。
現在は、中古でしかGETできないのですが、いまも人気で入手困難な一冊なので、興味のある方はぜひフリーマーケットで探してみてくださいね。
探す価値ありですよ!
大きな夢に向かって
「見るならデッかい夢持ってごらん」
よく耳にする言葉ですよね。
子どもが夢を持って日々努力していくことには大賛成です。
若いころに
「ミュージシャンになりたい」
「お笑い芸人になりたい」
「カメラマンになりたい」
などなど。
夢は持てど
「どうすればいいの?」
と知らないうちに就職してた・・・なんて人も多いと思いますが、「 夢 」 はある程度、” 実現するためにどう行動すればいいのか ” が分かるとありがたいですよね。
今でこそYouTubeなどで自身の能力を世界中に観てもらえる環境がありますが、昔は何もわからず埋もれてしまった人も多いはずです。
子どもであれば尚更分からないですから、導いてあげることは必要ですよね。
久保建英選手のお父さんは久保くんが小さい頃から沢山の情報を集めて、久保君を導いてきました。
同じことをしてプロになれるわけではありませんので、何が正解か難しいところですが、お父さんの愛情と指導者としての信念を感じる一冊になっています。
お父さんが取り組んできた一例を取り上げてみると
・ヨチヨチの時も出来るだけ歩かせる
・小さいうちはテレビをつけない
・ほめて伸ばす
・ゴールデンエイジまで、サッカーは親が教える
・朝練の実施
・バルサに入りたいならバルサのしている練習
他多数
小さな目標から大きな目標まで立てて、一つずつクリアしていく様は見事としかいいようがありませんね。
いま久保建英選手は、ヨーロッパで活躍してますから、ほんとスゴイことです。
うちの息子も同じようにサッカー選手を夢見て取り組んでいますが、ひとつだけ久保くんのお父さんや、世の流れと異なる方法で練習をしています。
それは
「できるだけ褒めない」
です。
もちろん練習中に
「いまの良かったよー」
と言うことはありますが、「ほめて伸ばす」ということは意識していないです。
いまの時代、スクールなどで十分ほめてもらってますしね。
監督、コーチ(社長・上司)が変われば評価も戦略も変わります。
先発に出れなくても、ベンチに入れなくても、ふてくされるのではなく、監督・コーチに気に入られるよう振る舞うでもなく、
「チームが勝つために求められるもの」
「何が足らないのか」
をしっかり考え、想像して自分で動くしかないからです。褒めてくれる監督もいるかもしれませんが、ほとんどの監督は厳しい指導・指示やアドバイスが多いと聞きます。
それが仕事であり、プロの世界ですよね。
とは言え、まだ子どもですので、
” お父さんは褒めてくれない ” と息子が凹んでしまうと可哀そうなので、
「サッカー練習では、基本的に褒めないよ」
と息子にはしっかり「なぜ」を伝えておきました。
これに関しては長くなってしまいますので、また別の機会に触れてみようと思います。
久保選手の小さい頃の写真
久保選手の小さい頃の写真を見たことありますかね。
本の中に何枚も挿入されているのですが、めちゃくちゃカワイイです。
我が家では、サッカーの試合はビデオで記録していて、写真はほとんど撮っていないのですが、写真をたくさん撮ってあげたくなりました。
親子でできる練習メニュー23種が紹介されている
著書「おれ、バルサに入る!」は、下記のような構成になっています。
第1章 バルサに行きたいなら、バルサの練習をする
第2章 外遊びと読書で、体幹とメンタルを鍛える
第3章 まずは親子でサッカーを楽しむ(幼年期)
第4章 シュートの形を教え、勝つ喜びを経験させる(年中・年長時代)
第5章 試合に役立つスキルを、一つでも多く身につける(小学生時代)
最6章 親はマネージャーになる
各章の間に「親子でできる練習メニュー」がイラスト付きで説明されていますので、何をすれば良いのか分からない、何を教えてあげれば良いのか分からないお父さん、お母さんは必読です。
↑ 「親子でできる練習メニュー」のページは緑のカラーが入っているので、すぐに見つけられます。
練習メニューは、ほんとうに基本的なことが書かれているのですが、
「なぜこの練習をするのか?」
「良い例、悪い例」
が分かりやすく記されています。
久保君のお父さんは「なぜ」を考えさせて、ひとつひとつの説明が上手だったのだろうなぁと感心してしまいます。
これを練習すれば、多くの子が上達すると思います。
ぜひ参考にしてください♪
中古でしか手に入らないのが残念ですが、興味のある方はAmazonにて探してみてくださいね。
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