Q : 強豪チームは地区トレセン、県トレセンに受かりやすいですか?
A : 強豪と言われるチームには、技術や判断能力に優れたレベルの高い選手が多数在籍していることから、チームコーチから推薦された選手はほぼ受かると思って間違いありません。
「トレセン」は、日本サッカー協会の「トレーニングセンター制度」の略称で、県内のレベルの高い選手、将来有望な選手を集めて質の高い指導を行い経験を積ませることを目的としています。
ご存知の方も多いかと思いますが、トレセンへの参加はコーチの推薦が必要です。
レベルの高い強豪チームから選ばれた選手であれば、選考会のプレーを観なくても問題ないと判断されることがほとんどです。
県内でもトップ3~5に入る強豪チームから参加した選手であれば、県トレセンは、ほぼ受かると思って間違いないです。(クラブチームの多くは市トレセンには参加しません)
全国大会に出るような強豪チームの選手は、止める蹴る運ぶの基本、ドリブル、シュート、パスに加え、スピード、突破力、状況判断など、必要とされる能力を身につけた子が多いので受かるのも納得です。
目次
トレセン選考会前に選考されるメンバーは決まっている?!
トレセン会場で受付を済ませるとビブスが渡されます。
同じカラーのビブスを着た選手同士がチームとなりセレクション(試合形式)が始まります。
↓ ↓ ↓ ビブスというのはコレです。
このときに渡されるビブスは、チームのランク、コーチ陣が把握している選手の実力に合わせて分けられていることが多いです。
実際、トレセンの選考試合を見ていると、ビブスカラーによってチームの強弱があることが分かります。
県内トップレベルの選手になれば、公式戦やTM(トレーニングマッチ)などを通して名前も知られてますので、完全に横一線からのスタートではありません。実際に、実力もある選手ですしね。
しかもトレセン会場に集まる選手100人前後を1日で見極めるのは難しいですから、ある程度、選考ルールというか基準が設けられているのも理解できます。
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もし小学生の頃に久保建英選手がトレセン選考会に参加していた場合を考えてみると分かりやすいかもしれません。
突出した技術を持ち誰もが認めるトップレベルの選手であれば、合格が確定していても不思議ではありません。
逆に何割かでも合格枠を決めておかないと1日でセレクションを終えることはできないかもしれませんね。
1日で全員のプレーをチェックすることは難しいですし、トップレベルの選手が体調不良などによりパフォーマンスが出せないこともあります。
なので、
セレクションをパスする何割かの選手は、ほぼ確定していると言っても良いかと思います。
あとはチームから提出される推薦名簿も推薦順に選手名が書かれることがほとんどなので、少なからず合否に影響しているとも言われています。
トレセンに合格する人数はチームの力によって変わる?
県トレセン
県トレセンに合格する人数というかチーム枠みたいなものがあり、やはり強豪チーム(クラブチーム)の参加者(3人前後)は、ほぼ全員合格すると思って間違いありません。
少年団サッカーチームからも沢山の選手が参加します。チームのレベルによっては県トレセンからの参加も可能ですが、地区トレセンに受かってないとエントリーできないこともあります。
それと県トレセンは、Jクラブのコーチ等が担当しますので、該当コーチのいる Jクラブの選抜クラスにいれば選ばれやすくなります。
県内3~5位以内に入っているチームの参加選手も、ほぼ全員が合格していると思いますが、ポジションがカブリすぎていると選考漏れする選手がまれにいます。
また都道府県にもよりますが、
トレセンのセレクションは、子どもの多いエリアでは5~8エリアほどに分けて選抜を行い、練習もそれぞれのエリアで行っています。
1つの県で8エリアになると選ばれる人数も多くなりますが、それだけ子どもやサッカーチームが多く存在しているということになります。
大きな大会があるときは、その8エリアの中からさらに選抜が行われます。
地区トレセン
県トレセンに参加しているクラブチームは地区トレセンには参加しませんので、少年団サッカーチームから選ばれることになります。
地区トレセンは各チーム0~3名前後の選手が選ばれます。
密度の高い都市部では、各チームMAX2~3名を選出。子どもの少ない地域であれば1チーム4~5名が選ばれることもあります。
地区トレセンでは、サッカーの基礎である止める蹴るが出来ていて、プラスアルファ何か目に留まるちょっとした特徴があれば、合格しやすいと思います。
少年団サッカーチームの中でも上位チームの主力メンバーであれば合格する可能性が高いです。
県トレはJクラブのコーチ、地区トレセンコーチは、JFAのトレセン指導者認定を受けた少年団サッカーチームのコーチが担当しています。
なので、
同じレベルの選手二人が最後まで地区トレセン選考会に残った場合、そのうちの一人の選手がトレセンコーチの指導する少年団サッカーチームに所属していれば、その子が選ばれると思います。
それは贔屓とかではなく、選手の性格、プレースタイル把握、指導のしやすさも考慮すると、自分が指導してきた選手を選ぶのは自然な流れになるかと思います。
強豪チームは「市トレセン」に参加しない?!
強豪チーム(クラブチーム)は「県トレセン」には参加しますが、「市トレセン」には参加しないチームがほとんどです。(基本的に市トレセンには参加しません)
強豪チームに通う選手たちは、すでにレベルの高い選手たちと練習&試合を繰り返し十分な経験を積める環境が整っています。
また強豪チームが市トレセンにも参加してしまったら、「市トレセン」も「県トレセン」もほとんど変わらないメンバーになってしまいますので、クラブチームは、地区トレセンに参加しなくてもよい取り決めになっているのかもしれません。
たしかに県トレセンに挑戦できなかった選手に機会を与えた方が取りこぼしも少なく、全体のサッカーレベルも上がっていきそうですね。
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