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「宇宙飛行士選抜試験」は、文化放送ラジオ「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB」で紹介された本
この本を知るきっかけとなったのは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが司会(MC)を務める文化放送ラジオ「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB」でした。
【ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUBの放送日】 毎週土曜日 13:00-14:55 |
その中に ” 今週のスゴい人 ” というゲストを招くコーナーがあるのですが、その時に出演していたのが宇宙飛行士選抜ファイナリストの内山崇さんでした。
「宇宙飛行士になるためには・・・」
みなさんも宇宙の不思議に目を輝かせたことがあるかと思いますが「宇宙飛行士になりたい」と考えたことはありましたかね。。。
私は雲の上の職業というイメージで、考えたこともなかったように思います。
ですので、
応募総数が過去最高の963名となった2008年の宇宙飛行士募集も「すごいなぁ」と感じていたと思いますが、それほど興味はありませんでした。(^^;)
国の予算を使って研究・開発・利用をしているプロジェクトです。。。普通に考えても高い能力が求められますので、選ばれたファイナリスト(10名)はとても優秀な方たちばかり。
10名に選ばれると、
「10か月」におよぶ選抜試験の挑戦が始まります。
選抜試験が10か月も続くってスゴいですよね。。。
勤めている会社への報告、家族の理解、蓄えなど、宇宙飛行士には自分のやる気や気持ちだけではなれないということがわかりますね。
また求められる能力として、
身長・体重・血圧・視力・色覚・聴力など身体的能力はじめ、システムの運用に必要なエンジニアリング、実験に必要なサイエンス等の専門知識、宇宙で長期滞在するために身体的・精神的に適応できること、優れたコミュニケーション能力や協調性等が挙げられます。
また各国のクルーも参加するので、英検1級程度の英語力も必要です。
宇宙飛行士はスーパーマン以上と言われてます。(笑)
しっかしハードルが高いですねー、
ほとんどダメだ。(^^;)
ちなみに選抜試験の一つに「回転イス」というものがあり、センサを身体に付けられて回転イスに腰かけます。
耳に温風と冷風を交互に吹きかけられる実験の後、イスが回り始め、音声の指示に従って頭を動かすと「グラッ」とめまいが起こります。終わる頃には猛烈な冷や汗が噴き出てきて、本当にツライ試験の一つだったと振り返っています。
宇宙空間で宇宙船が操縦不能になると高速でグルグル回転してしまうのですが、その時に体調に変化なく冷静な対応が取れるかどうかのテストなのかもしれません。。。
宇宙飛行士に求められる能力 | ・システムの運用に必要なエンジニアリング ・実験に必要なサイエンス等の専門知識 ・宇宙で長期滞在するための身体的・精神的に適応できること ・優れたコミュニケーション能力、協調性 ・英検1級程度の英語力 |
10か月もの長い間、「宇宙飛行士になる」という内山さんの夢の挑戦が詰まった一冊。おもしろいのでオススメです。プロサッカー選手を目指すお子さんにも良書です。低学年の子にはちょっと漢字が難しいかな。。。
\ 椅子グルグル試験って何? /
\ 10か月にも及ぶ壮絶な舞台裏 /
宇宙飛行士になるために最も大切な2つのこと
内山さんが感じた宇宙飛行士になるために最も大切な2つのことを著書「宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶」の中で教えてくれています。
宇宙飛行士になるために最も大切なこと。
それは
1.宇宙飛行士として生きる「覚悟」
2.ミッションを共にする仲間と築く「信頼」
の2点です。
たしかに宇宙空間に長く滞在するということは、互いの命を預け、預かる仲間と絶対的な信頼関係が必要になりますよね。
「人間性」に始まり「チームスキル」「オペレーションスキル」に長け、過酷な状況を潜り抜けるタフな「精神力」などが求められます。
サッカー選手も大切なことは同じ
内山さんが考える宇宙飛行士になるために大切な2つのこと「覚悟」と「信頼」。
小学校低学年の子に「覚悟」を強いてしまうのは少し酷かもしれないですが、プロサッカー選手を夢みる子どもたちにも伝えられるキーワードだと思います。
1.サッカー選手として生きる「覚悟」
2.仲間と築くチームプレー「信頼」
プロのサッカー選手になれる確率は、東京大学に入るよりも狭き門ですから「覚悟」を持って取り組んでいく必要があります。
練習では仲間と意見をぶつけあいながら、試合ではチーム一丸となって闘っていく「信頼関係」も重要です。そのためにも技術力、戦術理解、メンタル強化などバランスよく鍛えていってくださいね。
サッカー日本代表、宇宙飛行士に選出されるスゴさ
2008年の「宇宙飛行士募集」に対して963名の応募がありました。その中からファイナリストが10名選ばれ、そこからわずか2人が宇宙飛行士として選出されています。
サッカー日本代表は、欧州組とJリーガー(J1、J2だけで約1,000人)から18人(ベンチ含)が選ばれます。サッカーのポジションで見るとGKは一人、FW、MF、DFなど自身の得意なポジション枠でしか選出されないことが多いので、厳しい競争が繰り広げられています。
宇宙飛行士選抜を終えた内山さんは、
互いがライバルであり、競争を勝ち抜かないといけないのですが、ギスギスすることなく協力が必要なところでは協力を惜しまず、誰が選ばれてもおかしくない最高のチームだったと語っています。
サッカーはスポーツですので、宇宙飛行士と単純には比較できないですが、一人一人が意識を高く持ち、試合に勝つために仲間と協力し合うことは宇宙飛行士となんら変わりません。
サッカー選手を目指す子どもたちも日々の努力を怠らず、夢を追いかけてほしいものです。
チビッコたち、がんばれー♪
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