暑い日が続いてますね。
今年は例年よりも猛暑日が多い年になりましたが、福岡の太宰府ではなんと33日連続で猛暑日となり、観測史上最長を記録。
たいへんでしたね。。。(^^;)
目次
猛暑日とは?
30℃以上を真夏日、最高気温が35℃以上の日を猛暑日と言います。
ちなみに日本国内の高温記録は、2018年7月の埼玉県熊谷市の ” 41.1℃ ” 。
気温 | 地域名 | いつ? |
---|---|---|
41.1℃ | 埼玉県熊谷市 | 2018年7月 |
41℃ | 岐阜県美濃市 岐阜県下呂市 高知県四万十市 | 2018年8月 2018年8月 2013年8月 |
40.9℃ | 岐阜県多治見市 埼玉県熊谷市 | 2007年8月 2007年8月 |
40.8℃ | 東京都青梅市 岐阜県多治見市 山形県山形市 | 2018年7月 2007年8月 1933年7月 |
40.7℃ | 岐阜県多治見市 岐阜県多治見市 山梨県甲府市 高知県四万十市 | 2018年7月 2018年7月 2013年8月 2013年8月 |
40℃超がけっこうありますね。
人工芝グランドで試合の後、足の指にヤケド。。。
この日の外気温は38℃。
木陰にいても汗が滲み出てくる暑さでした。
夏場の人工芝は60~70℃にもなるんですよね。。。(^^;)
成長中の小学生は大人よりも身長が低いので、地面から反射してくる熱の体感温度も変わってきます。
異常な暑さで、今年は子どもたちもコーチ陣もたいへんな年となりました。
うちの息子は人工芝の熱で足の指に何度かヤケドしてしまいましたが、今回も小指に2cmほどの大きな水ぶくれが出来てしまいました。
水ぶくれの中身はキズをなおす成分が入っているので本当はつぶさない方が良いのですが、大きな水ぶくれはつぶした方が痛みが和らぎます。
歩くと痛いと言っているので、今回はつぶすことにしました。
爪切りを火であぶり、消毒をしてから指の皮を1mmほどカット。
中から透明な液体が出てきました。
少し痛みが残ったようですが、かなり和らいだとのことで良かったです。
なんで人工芝グランドで火傷( やけど )してしまうの?
先述した通り、日中の人工芝グランド60~70℃にもなります。
これは人工芝がポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂(プラスチック)でできているからです。
石油で作られているプラスチック等は熱を吸収しやすい特性があって、吸収した熱を溜め込みやすい性質を持っているのです。
なので、
日中の暑い時間帯に人工芝に散水をすることで、すぐに温度も下がり暑さも和らげることができます。
大きなサッカー大会になると終日会場にいることも多く、試合も多い日だと1日3~5試合もこなさないといけない日もありますので、グランドの温度にも注意をしたいところです。
人工芝グランドの簡単にできる熱対策
日本スポーツ協会の熱中症対策ガイドラインによると、
「気温が35℃を超えた場合は特別な場合以外は運動を中止するべき」
と明記されています。
とは言え、
なかなかそうもいかないのが現状です。
子どもたち選手にはセルフでできる人工芝ヤケド対策をつたえておくと良いかもしれませんね。
先述しましたが、
まず表面温度が上がった人工芝は、使用前に散水してもらうのがベストです。
↓ ↓ ↓ セルフでできる人工芝ヤケド対策
1.ハーフタイムにスパイクとソックスを脱ぐ
2.休憩時間に氷で足を冷やす
3.断熱材の入ったインソールを使ってみる
1.ハーフタイムにスパイクとソックスを脱ぐ
試合前の空き時間やハーフタイムにスパイクやソックスを脱ぐだけでもクールダウンができます。
最近はスパイクの中でソックスがずれない ” タビオ ” という商品が人気ですが、この靴下は脱ぎ履きが大変なんですよね。
おそらくハーフタイムに ” タビオ(ソックス) ” を脱いでる暇はないので、スパイクだけでも脱げると良いですが、ハーフタイムはコーチのアドバイスもありますし、水もガブガブ飲みたいでしょうから、スパイクも面倒かもしれないですね。。。(^^;)
ちなみに ” タビオ(ソックス) ” という製品は、チームがクリスマスの時にプレゼントしてくれました。
裏に滑り止めが付いていて、足の5本指それぞれに靴下を履かせるのですが
「フィット感とグリップ力がサイコー!」
と息子も気に入っています。
いままでのソックスだと、つま先がダブついたり、踵(かかと)がズレてきたり、スパイクの中で足が滑ることもありますが、それらがすべて解消されたみたいです。
まだ使ったことがない選手は、
一度試してみるといいかもです。
↓ ↓ ↓ これがウワサの日本製 ” タビオ(ソックス) ”
息子もおススメの商品です♪
丈が”くるぶし”までしかないので、普段使っているサッカーソックスの足先をハサミで切って使います。
公式戦では、他の選手と色が違っていたり異なるものを着用しているとNGになることもありますので、しっかり確認をしてから使用してくださいね。
2.休憩時間に氷で足を冷やす
スパイクやソックスを脱いだ後、外気に触れさせるだけでも違いますが、氷で足を冷やせればさらにヤケドや水ぶくれを避けることができます。
スパイクもかなりの熱がこもっているので、凍らせたミニペットボトルでスパイクの中を冷やすのもいいですね。
3.断熱材の入ったスパイクやインソールを使ってみる
まだ使ったことがないのでレビューはできないのですが、サッカースパイクに断熱材の入った商品があることが分かりました。
断熱材が使われているのは、スパイクのインソール部分で通常のものよりシューズ内の熱量が約64%も減少したとのこと。
UMBRO (アンブロ)スパイクのソールに使われている断熱素材は「 GAINA(ガイナ)」 という特殊セラミック素材で、宇宙ロケットの先端部分にも使われているいうからスゴイですね。
↓ ↓ ↓ 遮熱効果のあるインソールが使われたアンブロスパイクはこちら
↓ ↓ ↓ 断熱効果のインソールはこちら
土グランドと違って人工芝グランドは、足元が高熱になる可能性が高いので、休憩時はスパイクを脱ぐなどの処置を習慣付けると良さそうです。
小学生だと人工芝が原因でヤケド、水ぶくれが出来たのか、そうでないのかは分からないので、30℃を超える暑い日は時々チェックをしてあげてくださいね!
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