Ballond ( バロンド )

「メッシは天才。おれは神」

「メッシは天才。おれは神」

メディアやファン相手にこの発言ができるズラタンは、ある意味スゴいですよね。

そんなズラタン・イブラヒモビッチも 41歳。
2023年6月、ピッチに別れを告げました。

ズラタンはあからさまな反則も多く苦手な人も多いと思いますが、優勝請負人として多くのトップチームを優勝に導き、その個性的な人格が多くのファンを魅了してきました。

退団セレモニーにはスタジアムを埋め尽くす大勢のファンが詰めかけ、大歓声に包まれます。

身長195cmのサッカー王は、マイクを握りサッカー人生を振り返ると、感極まって涙があふれ目頭を押さえながらのスピーチとなりました。

退団セレモニーの動画もたくさんYoutubeにアップされていますが、あのイブラが人前で涙するとは想像もしてなかっただけに、

「ズラタンも人の子だ。。。」

と冗談まじりに思ったものです。(^^)

ズラタンのベストセラー「 I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝 」から10年。

息子も
「メチャクチャな人だけど超おもしろかった」
と読書感想を述べてましたが、私も今まで読んできたサッカー選手の中でも断トツに面白い内容でした。

少年時代は万引きや自転車泥棒が日常茶飯事だったイブラ。言葉遣いもイメージそのままの文体で書かれ、読んだらファンになった人も続出した一冊です。

ズラタンが好きな人も苦手な人にも、ぜひご一読ください！

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I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝

ズラタンの自伝 第二弾！「 アドレナリン ズラタン・イブラヒモビッチ 」

さてさて本題の第二弾「アドレナリン ズラタン・イブラヒモビッチ 40才の俺が語る、もう一つの物語」。

さすが一時代を築いてきたズラタンの生き様が感じられる内容になっています。

アドレナリンだけで生きてきた若い頃とは異なり、40才になったズラタンは
「この年になったらバランスも大事」
とアドレナリンとバランスが大事と述べています。

バランスというのは、後輩を育てることも一つに入っていて、今までは自分が打っていたPKも後輩に譲ったり、ベンチにいるときもチームメイトを鼓舞したりと強いリーダーシップでチームを引っ張るようになったのです。

一冊目よりズラタンが丸くなった印象を受けますが、それでも監督や選手との確執も隠すことなく ” オレ流 ” を貫いてきた姿が描かれています。

摩擦を恐れず、常に真剣モードで戦ってきた不世出のリーダーは、昨年に引退をしましたが、いつの日かチームの監督としてピッチに戻ってくることは間違いありません。

イブラの強烈なリーダーシップでチームがどのように戦っていくのか。

順位が落ちて降格圏ギリギリのチームを立て直す復活劇を、ぜひ見てみたいものです。

しばらくはゆっくり身体を休めて、
またファンの前に姿を見せてくれることを願います。

おつかれさま、
ズラタン・イブラヒモビッチ！

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