日々サッカーの練習を楽しみにしている息子。
最近は、自信が付いてきたのか試合でもドリブル突破できるようになってきました。
先日、車で迎えに行った帰り道、
チーム練習で、鳥かご(4対1)をしたらしいのですが、
「鳥かご最悪だった。。。」
と嘆いてました。
なんで「最悪」だったかを聞いてみると・・・。
■ 「 鳥かご 」とは? 「鳥かご」というのは、”3対1” あるいは ”4対1” ” 4対2 ” をする練習で、「ロンド(鳥かご)」とも言います。3人(三角形)または4人(四角形)が1人を囲んでボールを取られないように回す練習です。真ん中の1人がボールを取ることができれば、ミスをしたチーム生と交替です。 |
通常、パスミスが発生して比較的すぐに交替できるのですが、AチームとBチームの子が混ざった4人で、息子はCチーム。まだまだスピードについていけてないのです。
10回連続でパスが通ってしまった場合は、「ー1」となり、その後にパスカットしても「ー1」が「0」になるだけで、スグには交替できないルール。
これが「ー7」になってしまったそうです。
なので
7回連続でカットできないと交替してもらえないのです。
疲れてくる ⇒ ボールが取れない ⇒ 交代できない
の無限ループの発生です。(苦笑)
ヘトヘトになって帰ってきました。
鳥かご練習 ボールを奪うコツ
鳥かごの練習には2つの意味があります。
1.パスを回すこと
2.パスカットすること(ディフェンス)
パスを回す側にいれば良いですが、パスカットする側に長い時間いると、それはそれは大変なエネルギーを消費してしまいます。これはやった人にしか分からないと思います。パスカットできないと、ほんと地獄です。(ルールや状況によりますが・・・)
今回の「鳥かご」練習ではボールを回されて、疲れてしまい、おそらく何も考えずに追いかけるので精一杯になってしまったのでしょうね。
なので、
「次回は取り方を変えてごらん」
とアドバイス。
たとえばですが、
「パスミスの多い子」
「足さばきを苦手としている子」
を見つけて、その子にボールが行くように反対のパスコースをふさぐ。目的の子にボールが流れたら瞬時に走り出すのです。学年が上になればなるほど、パスミスも足さばきの苦手な子は減っていきますが、3、4年生であれば、まだまだパスミスは発生します。そこを狙うのです。
弱点をつくというのは、印象としてよくないと思いますが、試合中も相手の弱点を利用してプレーすることは大事な能力になりますので、人とは違ったプレーが可能となります。
■鳥かごのボールの取り方 最初は片方のパスコースを防ぎながらゆっくり追いかけて、考えていた方向にパスが出た瞬間にダッシュを仕掛ける。これの繰り返しになります。読みのスピードが養われます。 ↑ これが「鳥かご」で ” 鬼(ボールを取る側) ” になった時の基本姿勢です。 |
正直、「鳥かご」は口で言うほど簡単ではありません。ましてや上手な子と一緒にやれば、パス回しも上手なので、なかなかボールを奪うことができないんですよね。。。
サッカー練習「鳥かご」は、通常 3対1 か 4対2 で行われます。体力のない小学校低学年の子に4対1は厳しいと思いますが、まぁこれもスクールの指導法によりますので、がんばって上手になって楽しんでくれればと思っています。
がんばれよー。
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