Q : 息子がドリブル中、後ろからかなり強いタックルを受け、頭を地面に打ってしまいました。それを見ていたコーチがタックルをした選手に「ナイス!」と言ってたと息子から聞きました。後ろからのタックルは反則じゃないんですか? 次の日も頭全体の痛みが取れず、念のため病院にも行ってきました。 |
A:背後からのチャージは反則です。
頭を地面に打ったということは、手をつく間もないほど強いタックルだったのかと想像します。病院の診断結果は大丈夫でしたか?
横に並びながらお互いがぶつかり合うのは「ボールの取り合い」「競り合い」とみなされ、反則にはなりません。
頭を打った子どもの心配をすることもなく、反則した選手に対して「ナイス!」と言うコーチがいるのにビックリです。。。
ショルダーチャージを受けて転んだ、飛んだはよくあることなので状況によりけりですが、頭を打った場合は状態を確認してからプレーを続行してもらいたいですよね。
小学生の子どもを預かるコーチとして失格です。
ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで活躍をした香川真司選手も
「試合中に頭を打ったときは、きちんと診察を受けるべき。頭を打った後に身体を動かす危険性も指摘されている」
と注意を促しています。
コーチとしての資質が問われそうな言動ですが、上記のような判断・発言をするサッカーコーチがいるのかと本当に驚かされました。スクール名を教えていただきたいくらいです。
おそらくこのコーチは他の親御さんからもいろいろと指摘されるような事案を抱えていると思われます。もし息子の通うスクールコーチが上記のような反則を黙認しているようであれば、それを理由に子どもを辞めさせるかもしれないです。
小学生が反則をして試合に勝っているようなプレースタイルには魅力を感じないですからね。
サッカーは格闘技とも言われますが、ルールあっての話です。
プロサッカーの世界では手荒い反則も見受けられますが、身体も鍛え抜かれた訓練を受けた大人です。筋力の弱い受け身の取れない子どもたちに荒いプレーを身につけさせるのであれば、子どもたちに反則の説明や指導をしっかりしてほしいところですよね。
いままで息子と一緒にサッカースクールやサッカーチーム等いくつかの体験会に参加してきましたが、練習風景を見学していて指導者として疑問を感じるコーチがいたのも事実です。
驚いたのは、ボール2個を使って小学校低学年の子たちがミニゲームをしているときに、ドリブルしている選手の足元を狙ってボールを蹴り入れるコーチがいたことです。
まだ周りが見れない小学校低学年の子どもがドリブルをしている最中に、コーチが足元に向けてボールを蹴り入れるなんてありえないと思いましたね。
その子供は宙に舞い、地面に叩きつけられるように転んでしまいました。
サッカースクール、サッカーチームは、一度加入すると辞めにくかったり、意見をしにくい雰囲気がありますが、第三者が見ても明らかに ” おかしい ” と思われる指導法に関しては、直接コーチに話を聞いてみても良いと思います。
そのコーチが世間とズレていることもあれば、もしかしたら納得のいく説明があるかもしれません。スクールの変更はそれからでも遅くはありません。
今回のご質問者様のコーチはズレていると思いますが、直接話を聞いてみたいものですね。。。
これからもいろいろあるかと思いますが、状況確認をしてあげてください。子供も安心して通うことができると思います。
これからもお子さまが
「サッカー楽しい♪」
という気持ちで練習に取り組めることを祈ってます!
【人気の関連記事】
・【Q&A】何問わかる?オフサイドのルールクイズ
・【Q&A】サッカースクールではインサイドキックの練習はしないのですか?
・【Q&A】サッカーのグリーンカードって何ですか?
この記事へのコメントはありません。