Q : ゲーゲンプレスって何ですか?
A : ゲーゲンプレスの ” ゲーゲン ” は「反対」「対立」といった意味を持つドイツ語で、”ゲーゲンプレス” は、ボールを奪われた瞬間に相手に強いプレスをかけて、ボールを奪い返すことです。ショートカウンターとも言います。
ゲーゲンプレスは、チームにとって理想的なサッカー戦術です.
ただ攻撃陣が常にプレスをかけている状態になりますので疲労で運動量が落ちてしまい、ゲーゲンプレスが機能しなくなることも考えられます。
戦術を理解するだけでなく、スタミナのある選手を揃えていくことも必要となります。
ゲーゲンプレスには種類がある?!
1.マンマーク型
マンマーク型は言葉の通りマンマークで相手にくっついてボールを奪うもので、ボールを奪われた後、ボールの近くにいる選手がプレッシャーをかけます。
同時に他の味方選手もマンマークについて、ボールをキープしている相手選手がパスを出したタイミングで奪い返します。
2.ハイプレッシャー型
ハイプレッシャー型はボールを奪われた後に、相手の近くにいる選手が一斉にプレッシャーをかけてボールを奪います。
ハイプレッシャー型はボールを持っている相手選手以外のマークが手薄になるため、パスを通されるとピンチを招きますので、注意が必要です。
3.パスカット型
パスカット型はパスコースを減らして、こちらの意図する場所にパスを出させて奪い返す方法です。
ハイプレッシャーをかけないので体力の消耗は抑えられますが、選手間の高度な連携、戦術眼が必要となります。
ゲーゲンプレスは選手の高い戦術理解とスタミナが必要
ゲーゲンプレスを仕掛けるときは、選手の戦術理解度が重要となります。
ボールを奪われた後、すぐにボールを奪うことができれば、相手の守備にも隙ができますので得点のチャンスが生まれます。
ですが、
どんなに一人が積極的にボールを奪いに行っても仲間と連携ができていなければ、体力を消耗するだけでピンチを招いてしまいます。
プロの世界でもうまく対応できないチームもあり、何度も何度も練習をして出来るようになったそうです。
小学生チームでも練習を重ねれば理解はできるはずですが、1日に何試合もするような日は体力がもたない子も出てきます。
選手が多く在籍している強豪チームであれば話は別ですが、人数ギリギリのサッカーチームの場合、選手がクタクタに疲れ切ってしまい逆に負け試合が増えてしまうことも考えられます。
なので
まずはボールを持っている相手選手の近くの子がプレッシャーをかけるというシンプルな戦術で良いのかなぁと思います。
戦術理解ができて体力のある子が増えてきたら、いろいろ試してみると面白いかもしれませんね♪
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