Q : 小3の息子。サッカースクールに行かせようと考えています。たくさんあって、どこが良いのか分かりません。良い選択方法を教えてください!
A : 日本にはサッカースクールがたくさんあります。どのスクールが子どもに適しているかを選ぶのは難しいですよね。
小学3年生の息子さんが「サッカーがうまくなりたい」と言ってきたのであれば、さらにつっこんで、何が上手くなりたいのかを聞いてあげてください。
うまく答えられないかもしれませんので、
「ドリブルがうまくなりたいのか」
「パスサッカーを学びたいのか」
「シュートで終われる選手になりたいのか」
など、言葉にして導いてあげると良いかもしれません。。
特徴のある選手になるためにも
「何がうまくなりたいのか」
「何を強みにしたいのか」
にこだわっていくことも重要です。
スクール選びに「絶対ココじゃなきゃダメ」はありません。
正直、上手くなる子はどこに行っても上達します。
ただスクールに行く目的が明確になれば選択肢が自然と決まってきますので、子どもとしっかり話し合いをして決定してあげてくださいね。
パスサッカーを学びたいなら「バルサアカデミー」
たとえばですが、
いま所属しているサッカーチームが
「パスを回しながらゴールを目指すサッカー」
を指導しているとします。
スペインのバルセロナのようなサッカーですね。
子どもが
「パスサッカーたのしい!」
「もっとサッカーが上手になりたい!」
「サッカースクールに通いたい!」
と言ってくることもあります。
そうすると
パスワークやチームプレイが学べるスクールってどこ?
となりますが、
パスサッカーと言えば、FCバルセロナの下部組織と同じトレーニングメソッドが学べる「バルサアカデミー」が有名で、選択肢の一つとして挙がってきます。
もちろん他にもいろいろありますが、
子どもたちが協力してプレーすること、サッカーの楽しさと技術を同時に学べるので、「サッカーが上手くなりたい!」と考える子どもには特におすすめです。
息子の周りにいるサッカー仲間も「バルサアカデミー」で学んできた子がたくさんいます。
選手たちはパスの技術だけでなく、状況判断、個人技術の優れた子が多く、バルサアカデミーで培われた技術が遺憾なく発揮されていると感じます。
それとバルサアカデミーのコーチ陣も素晴らしく
「褒めて伸ばす」
「決して声を荒げない」
ことでも知られています。
低学年から通うことができれば、サッカー技術は間違いなく向上します。
バルサアカデミーは、日本全国にスクールがあり、
葛飾校(東京)、横浜校(神奈川)、奈良校(奈良)、愛知校(愛知)、広島校(広島)、福岡校(福岡)にてバルサ式トレーニングが学べます。
上記の他にもサテライト校として三重、和歌山、神戸、福山(広島)熊本、伊都(福岡)がありますので、ぜひお近くのバルサアカデミーをチェックしてみてください。
現地スペイン・バルセロナで開催される国際大会にも出場するチャンスもあり、世界の強豪と戦える経験を持つことができます。
スポーツ業界全体に言われている「怒鳴る系」「チクチク系」のコーチを避けたい親御さんも多く、それらを理由にサッカーでは「バルサアカデミー」を選ぶ人もいます。
興味のある方は、「バルサアカデミー 地域名」で検索すると公式ホームページが出てきます♪
お子さんの上達を考えるのであれば、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてくださいね。👍
個人技術を伸ばすなら「フットサルスクール」
個人技術を伸ばす練習に重点を置いている少年団サッカーチームもありますが、正直、少ないです。
” 個 ” を伸ばしたいと考えていて、近所にそのようなサッカーチームがあれば超ラッキーです。
親としてはパスサッカーも学びながら、個人技術の優れた選手育成をしてもらいたいですが、限られた時間で指導をしていきますので、なかなかそうもいきません。
なので、
サッカー経験のあるお父さん or お母さんが子どもの試合を見て、足らない基本技術や伸ばしたいプレーをプライベートで一緒に練習してあげることも一案です。
基本的に小学生年代であれば、
・向かい合ってインサイドキックの練習(両足)
・マーカーコーンを置いて、ジグザグドリブル
・リフティング(太もも、つま先、インサイド、アウトサイド)
一緒に公園に行って上の3点を繰り返し何度も見てあげれば十分に成長してくれます。
子どもは ” 親が見てくれている ” というだけで、がんばるものです。
たまに仲の良い友達が加わると、さらに気合いが入ります。(^^)
↓ ↓ ↓ リフティングや向かい合ってのインサイドキックの練習に!(小学生は4号球です)
こどもの練習に付き合う時間が持てない親御さんも多いはずなので、個人技術を伸ばしたい子どもにおすすめは「フットサルスクール」です。
「えっ?サッカースクールじゃないの?」
と言われてしまいそうですが、
フットサルスクールは、
狭いコートの中で、
・スピード
・素早い状況判断
・足元の技術
が求められます。
コート内での動きも含めて、サッカーでも使える個人技術が間違いなく上達しますので、フットサルスクールは小学生年代に ” 絶対通うべき! ” と声を大にして言いたいです。
ちなみに息子もフットサルスクールに通っていました。
指導をしてくれたコーチもジョークを言ったり、厳しくしたりとメリハリのある方で、ウワサも広がり上手い子が自然と集まってくるフットサルスクールでした。
おかげさまで足元の技術も判断能力も向上し、いま大いに役立っています♪
↓ ↓ ↓ ジグザグドリブルの練習には踏んでも蹴っても変形しにくい軽量マーカーコーンがおすすめ。
個人技術向上ならフットサルコートで練習しているサッカースクールもおすすめ
先ほど個人技術を伸ばすなら「フットサルスクール」と説明しましたが、” 個 ” に特化したサッカースクールを選ぶのであれば、フットサルコートを使って運営しているところがおすすめです。
もちろんスクール体験会に参加して子どもがやってみたいと思うことが一番ですが、レベルやスクールの特徴などに加えて、どこで練習をしているかもぜひ判断材料にしてみてください♪
ちなみに息子が通っているサッカースクールもフットサルコートを使って練習をしています。実戦を意識した練習内容に毎月テーマを与えて、考えながらプレー。
それらが自然に表現できるよう繰り返し練習をしていきます。
おすすめのスクールなので、息子が大きくなって公表できるタイミングが来たら記事にしたいと思います。
なぜフットサルコートで指導している「サッカースクール」をおすすめするのか。
” 個の力を伸ばす ” 目的でサッカースクールに通うのであれば、できればコーチ陣にはきめ細やかな指導をしてもらいたいですよね。
そのためには、子ども一人一人の姿が見える範囲であることが理想です。
選手の数も15人くらいがいいですね。
フットサルコートで練習をするメリットは、
・狭いコートで頻繁にボールコントロールをするため、足元の技術が向上する
・素早い判断能力が身につく
・コーチの目が届きやすく、一人一人細かなケアができる
フットサルコートでミニゲームをすれば、あっという間にプレスも来ますし、モタモタしていたらボールを奪われますので、足元の技術と判断能力が自然と高くなります。
子どもたちの視点からデメリットを言えば、コートが狭いので練習もハードになるということですかね。
ゆるいところもありますが、息子の通うスクールや知り合いの子が通うフットサルスクールは厳しめでした。
特に最後のミニゲームでは、次から次とボールが配給されるので体力の消耗が激しく、練習後はみんな汗だくクタクタでした。
” 個 ” の力を伸ばす練習は、大きなグランドでも出来なくはないですが、広いグランドだと選手も2~4グループに分かれて練習ができるため、コーチも見れる範囲が限られてきます。
大きなグランドで真剣に見てくれるコーチが何人いるのかも気になるところです。
フットサルスクールでの練習は、より ” 選手 ” の動きや能力を見て指導に反映してもらえていたように思います。
そのおかげもあってか、ひとつひとつが自信となり身長の大きな選手にも向かっていく逞しさやドリブルで突破しようとする強い気持ちが身についたと感じています。
個人技術向上を謳っているサッカースクールの選び方に「グランドの広さ」は、賛否ありそうですが、息子を見ている限り技術向上には「フットサルコート」のような狭い空間が良いと感じました。(小学生年代)
以上となりますが、
お子さんをしっかりと見守ってあげてくださいね♪
良いサッカースクールが見つかることを祈ってます!
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