通訳日記 ザックジャパン1397日の記録
今回、紹介する本は「通訳日記 ザックジャパン1397日の記録」です。
著者の矢野大輔氏は、15才でイタリアに渡り、トリノの下部組織でプレーしていたこともある元サッカー選手。22才のときにはトリノのスポーツマネージメント会社で働いていました。
その4年後にトリノに来た大黒将志選手の通訳がきっかけとなり当時トリノを率いていたアルベルト・ザッケローニ監督と顔を合わせる機会が増えました。
それから数年後、ザッケローニ監督から1本の電話が入ります。
「大輔、日本に戻る準備はできてるか?たくさんの仕事が待ってるぞ!」
「日本のためなら何でもやります」
ザッケローニ監督は当時大黒選手通訳をする矢野氏の姿勢、印象が良かったのでしょうね。日本代表監督就任が決まると、矢野さんに電話入れ通訳の依頼をしています。
人生何があるかわかりませんね。
ザッケローニ監督との日々の会話や行動を綴った本著「通訳日記」は、当初サッカーマガジン「Number」に短期連載されていたものに、通訳が決まって以来書き続けてきた矢野さんの4年分の日記(大学ノート19冊分)を追加して書籍化されました。
日記なので、1日分の文章も短く、読みやすい内容になっています。
ザッケローニの真似ができればコミュ力がアップできる本
日記の内容はザッケローニ監督の会話、行動、日本代表選手とのやりとり、試合に関することがほとんどです。
サッカーに興味がなければ、正直、手に取る方も少ないと思いますが、いい意味でも悪い意味でも変なヤツ、クセのある人が多いと言われる日本代表選手をまとめ、選手のやる気を高めた手腕は見事だと思います。
当時の選手たちもザッケローニを慕う人は多いみたいで、監督として、人として魅力のある人なんでしょうね。
過去のワールドカップでは、主力選手たちのやる気が失せてしまい危機的な状況になってしまった監督もいますからね。ほんと難しい仕事だと思います。
ザッケローニ監督の指示やアドバイスの方法は、必ずと言っていいほど選手の良いところを取り上げ、頼りにしていることを言葉にして投げかけています。
それから
「こうした方がいい」
とプレーの指導をしていきます。
選手の立場も考え、監督の言葉を受け入れやすい空気を作っていたことは ” さすが ” という感じです。たいへん勉強になりました。
選手からのシステムやプレースタイルの変更などにも真摯に耳を傾け、共にひとつの目標に向かって戦っていこうとする姿がヒシヒシと伝わってきます。
監督が描くシステムについてこれず思うように動けない選手、一生懸命だけどもう一歩の選手、どんなときもザッケローニ監督は選手に声をかけ続け、公平なジャッジのできる人だったのだろうなぁと思います。
会社では一方的な命令、説明になりがちな組織も、ザッケローニ監督の選手との会話のやりとりを学ぶことで、うまく会社が機能し始めるような気がします。
人とのコミュニケーションがうまくいかない方も、まず相手の良いところを見つけて言葉にする習慣が身に付けば、きっとうまくいくはずです。
ぜひ「通訳日記 ザックジャパン1397日の記録」を読んでみてくださいね。
読んで学べる面白いサッカー選手の本
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光輝く表舞台ばかりではなくサッカーの裏側、選手の少年時代などどれも魅力あふれる本ばかりです。
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I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝/イブラヒモビッチ
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心が震えるか、否か。
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アオアシ
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おれ、バルサに入る
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心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣/長谷部誠
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僕は自分が見たことしか信じない/内田篤人
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めんどくさがり屋の内田篤人さんは日本のサッカー王国・静岡県で生まれました。小学校時代から華やかなドイツのシャルケ04時代まで描かれています。ケガに泣かされ、ベンチ外にもなった欧州時代。雨の日に1人グラウンドに残って、涙しながらランニングをした話にも触れています。

通訳日記 ザックジャパン1397日の記録
価格:¥1200
出版社:Sports Graphic Number PLUS
全身全霊を傾けて日本代表チームを作り上げてきたザッケローニ監督の1397日間の記録。選手にアドバイス、指示をするときは、必ずその選手の良い点を取り上げてから改善を促しています。随所にみられる素晴らしいコミュニケーション能力はサッカーに興味がなくても一読の価値あり♪

フットサル 超必勝バイブル 須賀雄大/北健一郎
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実戦で使えるワザが多く、想像以上に勉強になりました。特に「完璧な状態じゃなくてもシュートを打つ」というコメントが気に入ってます。詳細はぜひ著書をお手にとってご確認ください♪おすすめです。
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