久しぶりに知人(年上の方)と会い、スタバでいろいろと会話を楽しみました。
息子のサッカー話を一通り終えると
「なぜ野球人気が下がっているのか?」
彼なりの意見を聞かせてくれました。
目次
野球界のパワハラ問題
まず一番に挙げたのが
昨今、野球界を賑わせている中田翔選手、安楽智大選手などのパワハラ問題。
とにかく野球の世界は今も上下関係が厳しく、先輩に歯向かえば何をされるか分からない状態だと言います。
安楽智大選手のハラスメント行為時に田中将大投手も近くにいてニヤニヤしていたというから、根は深そうですよね。
ちなみに何をしてしまったのかと言うと
中田翔選手 | ・後輩の顔面を殴り、胸付近も殴打。吹っ飛んだ後、壁に腰を強打 ・高校時代は気に食わない先輩を乾燥機に叩き込んだとの話もある |
安楽智大選手 | ・チームメートに「あほ」「バカ」と暴言 ・罰金名目で金銭の要求 ・ロッカールームで倒立した選手のズボンを脱がせて下半身を露出 ・食事の誘いを断った選手に説教や嫌がらせ など |
今回は、二人の話だけが取り上げられていますが、
これは二人に限ったことではなく野球界全体に言えることで、少年野球であれば監督、コーチの ” パワハラ ” はまだまだ残っていると言ってました。
高価な野球グローブ、ユニフォーム一式
野球を始めるには、まずグローブとボールにバット。
チームに入れば、ユニフォーム一式が必要です。
グローブの値段もいろいろです。
最初のグローブは5,000~10,000円前後かと思いますが、続けていると周りの友達もいいグローブを買い始めるので、欲しがる子どもも増えてくると言います。
親も子供にはいいものを使ってほしいと、数万円~6万円する大人が使うような高価なものをプレゼンすることもあるみたいです。
さすがに5万円前後のグローブは、中学生や高校生へのプレゼントでしょうね。
ちょっと高いですよね。
正直、小学生は1万円前後のものでも十分喜ぶと思いますが、今の時代、そんなことないんですかね?(^^;)
公園に置き忘れて失くしてしまうこともあるでしょうから、道具を大切にすることを学んでからでも遅くはないと思います。
↓ ↓ ↓ 1万円クラスでも品質の良いグローブはあります。
少年サッカーも有名なスクールに通えば、ユニフォームやらジャージ一式が指定されますし、スパイクも減りが早いので頻繁に買い替えがあります。
なので、野球少年が減っているのは、
費用の面だけではないような気がします。
少年野球チームの移籍は容易ではなかった
野球チームに入ったのはいいけど、コーチ(指導者)あるいは仲間と合わないということもありますよね。
にもかかわらず、
野球連盟規定第10条4項の規則には
「基本的に特別な理由がない限り、年度内の移籍登録はできない」
というルールが、つい最近まであったというから驚きです。
これが何を意味するかというと、チームを辞めた選手は最長1年は他のチームに入れないということです。
「年度内」となっていますので、残り数か月ということもあるでしょうけど、けっこう厳しい規則ですよね。 (^^;)
ただこれでは子供たちが自由にたのしく野球ができないとの理由で
「年度内は選手等の異動を原則禁止する。ただし、転居及びその他考慮すべき特別な理由を有する場合はこの限りではない」
と2022年の7月に変更されたとのことです。
サッカースクール、サッカーチームにも残るコーチの「強い圧力」
練習中や試合で発せられたコーチの悪気のない言葉であっても、相手が「強い圧力」を感じ傷ついた人がいたとなれば、ハラスメントになります。
サッカーが上手ければ指導もうまいかと言うと、そうではありません。。。子どもの悪口やら人を非難してばかりのコーチもいますからね。(^^;)
指導者も加減が難しいところですが、繊細な子供はそれぞれ感じ方や受け取り方が大きく異なりますので、細心の注意が必要です。
特に「少年団」は、上を目指す子もいれば、ボールを蹴っているだけで楽しいという子もいますので、正直、指導方法だけでなく練習のトレーニング法にも悩まされていると思います。
サッカースクールやサッカーチーム等の ” 罵倒 ” や ” 暴力 ” はだいぶ減っていますが、たまに大会で怒鳴り散らしているコーチを見かけます。
親御さんが注意をしたところで止めるようなコーチではないと思いますが、注意ができたとしても子供が試合に出れなくなるのではないか・・・などの心配も出てきます。
まだまだ少年サッカーも体制が整っていないので、
何も言えないですよね。。。
褒める指導に変更して口コミで評判になった野球チームも
最近まで厳しい指導(怒る)をしていた野球チームが
「褒めて育てる方針」
を掲げ、実践してきた野球チームがあります。
コーチの問題行動を見かけたときは、チーム上層部ではなく別組織に連絡をする体制を整え、3回の警告でチームを辞めてもらう仕組みにしたそうです。
指導法を変えて、お茶当番も廃止。
口コミで評判となりチームのメンバーもほぼ倍になったとのこと。
少子化で人集めに苦戦している野球チーム、サッカーチームは、いろいろ検討する価値がありそうな感じですね。
「褒めて育てる指導法」「お茶当番や子どもの送迎の廃止」など、何十年も改革されずに踏襲されてきた ” やり方 ” を改善していくことも大きなポイントにもなりそうです。
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