少年野球チームの保護者の負担内容は?
子どもの野球離れは深刻で20年前と比べると35%以上も減少。地域によっては少年野球チームが無いところも出てきているとありました。
野球人口が減っている理由はいろいろ考えられますが、保護者の負担が大きいというのも野球離れの原因の一つと指摘されています。
サッカー少年団と同じように少年野球も親の手厚いボランティアで運営されてますので、共働きが当たり前となり何十年も前のスタイルを維持しながら運営というのも無理があるのかもしれませんね。
保護者の主なお手伝い内容をピックアップしてみると、
■少年野球のボランティア内容
・試合会場への送迎
・コーチが飲むお茶当番、お弁当作り
・ユニフォームの洗濯当番
・監督やコーチ、審判など
・運営に必要な業務(会計、LINEなどを使っての連絡業務、SNS更新など)
・試合会場のライン引き、ネット張り、ベンチ作り
などが順番で回ってきます。
夫婦共働き世代には、たしかに負担を感じてしまう内容と言えますね。
その他、野球用具のコスト上昇も問題になっていて、グローブやスパイクなども値上がりがスゴいみたいです。
息子とサッカー練習をしていたら知らない人から「野球やらない?」
3、4年生の時の話ですが、近所の公園で息子とサッカーの練習をしていたときのことです。
年配の方が近づいてきて、世間話が始まりました。
たしか、その方の息子あるいは親戚の子がプロ野球選手と言ってました。
「坊ちゃん何年生?」
「4年です」
「野球をやらない?」
と突然質問してきました。(驚)
親と一緒にサッカーの練習をしている子に「野球やらない?」と勧誘してくることに驚きましたが、野球に携わってきた人たちの危機感も感じました。
もちろん丁重にお断りしましたけどね。
サッカー少年団(スポ少)も保護者の負担が大きい
少年野球の保護者負担が大きいことが取り上げられていましたが、実はサッカーも変わらないんですよね。
スポ少と言われるサッカー少年団も地域のパパさんが無償で指導してくれています。
なので、選手の保護者のみなさんは、少年野球と同じように
・試合会場への送迎
・コーチが飲むお茶当番、お弁当作り
・ユニフォームの洗濯当番
・監督やコーチ、審判など
・運営に必要な業務(会計、LINEなどを使っての連絡業務、SNS更新など)
・試合会場のライン引き、ネット張り、ベンチ
・懇親会やイベント開催
などを行っています。
いま息子が土日通っているサッカーチーム(少年団)は、お茶当番等がなく少しゆるめで助かってます。
土日どちらか休ませてもらうことも了承してもらえたのが、決め手となりました。
上記の通り、少年野球チームとサッカー少年団の保護者負担はそれほど大差はありません。
実際に子どもがスポーツを始めるときに保護者の負担を考えて始める人は少数派だと思います。
「サッカー」か「野球」か・・・で始めますよね。
現在、欧州サッカー情報が盛んに取り上げられていますが、野球ネタはあまり入ってこないですよね。
大谷選手くらいですかね。(2023年8月現在)
野球解説者だった張本氏はメジャーリーグがキライで、番組では大リーグのことに触れることがほとんどなく、日本人選手がメジャーリーグに行くことさえも否定的なコメントをしていたように感じます。
人気の日本人選手にはできるだけ国内リーグで戦ってもらいたいという気持ちも分かりますが、海外で活躍する選手のニュースが少なくなれば、必然的にサッカーの方が ” 夢があって楽しい ” となりますよね。。。(^^;)
” 野球離れ ” は、野球人口を増やしたいと願う人たちの言動が夢を小さくしてしまっているとも考えられます。
もっと海外で活躍する日本人選手を取り上げて、
「ぼくもメジャーで野球がしたい!」
大きな ” 夢 ” を持てるといいですね。
やはりスポーツは子どもたちに ” 夢 ” を与える舞台であってほしいなぁと思います。
息子は残り1年半で中学生。
あっという間の5年間でした。
今年は下部組織のセレクションに挑戦予定です。
もう一歩上の世界を見るには何が必要かな。
がんばっていこうな。
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