5年生のときに息子が参加したスペイン遠征では、現地のFCバルセロナチームも参加する大会で、本当に貴重な体験をさせていただきました。
大会は、帰国数日前に開催されることになっており、それまでは街に出て買い物をしたり、練習や地元バルセロナのチームとTM(トレーニングマッチ)をして過ごしてきました。
「スペインのスポーツショップは日本とは全然ちがう」
「本当、すごい!」
と息子が少し興奮ぎみに話をしてくれたのが印象的でした。
エンターテイメント性を感じる内装、展示方法に興味を持っていたので、こういった違いを感じてかえってくることも海外遠征の魅力ですね。
店内はダーク調に統一されていて照明もオシャレ。
小5の息子が照明を意識できたことにビックリしましたが、有名選手のサイン入りユニフォームがたくさん飾ってあって雰囲気は抜群だったそうです。
選抜チームは初めて会う子がほとんどなので、たのしい買い物で距離も縮まり、大事なコミュニケーションの場になっていたように思います。
バルセロナの地元ジュニアチームも強い
FCバルセロナは世界的に知られた名門。
「 ラ・マシア 」と呼ばれるFCバルセロナのアカデミーは、世界で最も成功したサッカー育成アカデミーの一つで、厳しいセレクションを通過したプロを目指すレベルの高い選手が集まるエリート集団です。
カタルーニャ地方(バルセロナ)周辺にあるジュニアチームは強いチームが多く、レベルの高い選手が育つ環境が整っています。
欧州ではジュニア世代の多くが人工芝か天然芝で練習ができるみたいです。
ちなみに息子たちがTM(トレーニングマッチ)で対戦した地元チームも、強かったみたいです。
スピード、フィジカルコンタクト、戦術に長けた選手がほとんどで、とにかくレベルの差を感じる展開が続いたそうです。
スペインのジュニアチームすべてが強いわけではありませんが、息子の話を聞いていると、大会によっては、日本の下部組織レベルあるいは全国大会に出るようなサッカーチームでないと太刀打ちできない印象です。
息子たち選抜チームも上手い子が多かったので、普通に勝てると考えていたようですが、なかなか思うようにいかないものですね。
攻撃陣の素早いディフェンスにも驚かされたようです。
スローインはファールを取らない?!
それと驚いたことに、
スペインのジュニアTMでは、ファールスロをしても反則になりません。
ボールを投げるときに足が上がってもOKです。
いやぁ、びっくりですよね。
日本だと足が上がったらダメですし、スローインする場所も細かく指示されることもあります。
欧州は細かいところは気にしないんですね。
いろいろと欧州のサッカー環境、お店、ルールに対する姿勢など、いろいろ学ぶことができて良かったです。
いま息子は地元チームでMF(ミッドフィルダー)を任されてますが、帰国してからは特に相手が攻めてきたときの守備、取られた後の守備に工夫をしながら取り組んでいます。
このままディフェンス能力もアップしてくれたら嬉しいですね。
本当に良い経験をさせていただきました。
スペイン遠征を忘れずに、これからも頑張るんだよー♪
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