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ゴールキーパーが手でキャッチして反則になるとき
Q : DFが太ももで戻したバックパスをゴールキーパーが手でキャッチしたら反則ですか? |
DF(ディフェンダー)が太ももで戻したバックパスをゴールキーパーが手でキャッチしても反則(間接フリーキック)にはなりません。
2022年12月10日に行われたワールドカップ・カタール大会「クロアチア vs ブラジル」戦でもクロアチア選手が太ももでゴールキーパーにバックパスをする場面がありましたが、主審は笛を吹きませんでした。
ブラジル選手たちが審判に猛抗議をしていましたが、反則ではないので覆ることがありませんでしたね。
それではゴールキーパーが反則を取られるときはどういうときか?
いくつか例を挙げてみましょう。
1.自陣で味方選手が「足」でゴールキーパーにバックパスをしたとき
味方選手が足首より先を使ってGK(ゴールキーパー)にバックパスをした場合、反則となります。
「太もも」も「足」の一部と言えますが、サッカーの競技規則に「太もも」は含まれておらず「足首より先」が「足」と規定されています。
ですので
ヘディングや胸、肩、太もも、ヒザなどで戻したボールをGKは手で触れてもOKです。
2.ボールをわざと浮かして、頭に当ててGKにバックパスをしたとき
サッカー選手であれば、ボールを頭の位置まで浮かすことは朝飯前。当然、ボールをわざと浮かしてヘディングのバックパスはNGです。
3.ゴールキックで、GK(ゴールキーパー)が近くにいる味方にボールを浮かせてパス。DFがヘディングをしてGKに戻したとき
ゴールキックやパスを受けた際に、ゴールキーパーが近くにいる味方DFにボールを浮かせてパス。このボールをDFがヘディングで戻して手でキャッチしても反則となります。
これはルールの裏をかいてますので、反スポーツ的行為としてGKにイエローカードも出され、相手チームに間接フリーキックが与えられます。
4.味方選手のスローインをゴールキーパーが手でキャッチした場合
味方選手のスローインをゴールキーパーが手でキャッチした場合も反則になり、相手チームに間接フリーキックが与えられます。
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なぜバックパスルールがあるか
ゴールキーパーへのバックパスルールが定められたのは、1992年。
ルールができる前は、ゴールキーパーによる時間稼ぎとも取れる遅延プレーが目立っていたことが要因となっています。
遅延行為は、サッカーの面白さが半減してしまいますので、ゴールキーパーへのバックパスルールが強化されたのです。
バックパスルールのグレーゾーン
味方選手のミスキックでゴールキーパーにボールが流れた場合はパスとはならず、ゴールキーパーは手でキャッチすることができます。
ただ ” ミスキック ” かどうかの判断は、すべて主審がします。
選手が ” ミスキック ” とアピールしても主審が ” 反則 ” と言えば反則となり、ミスキックと判断すればプレーは続行されますので、ある意味グレーゾーンとなっています。
意図しないプレーで思わぬジャッジをされてしまうと、相手チームに間接フリーキックが与えられてしまいます。
紛らわしいプレー、危ないと感じたプレーのときは、手でキャッチすることはせず、足を使ってボールをつなげておくのがベストです。
間接フリーキックはどこから蹴るの?
ゴールキーパーの反則が取られ、間接フリーキックとなった場合、どこから蹴るか?
ゴールキーパーが手で触れた場所からの間接フリーキックとなります。
ペナルティエリア内でも場所問わず間接フリーキックとなりますので、PKの位置よりも近くになる場合があります。

ゴールエリア内で間接フリーキックとなった場合には、反則の発生した場所に最も近いゴールラインに平行するゴールエリアのライン上で行われます。
間接フリーキックというのは直接ゴールを狙うことができないフリーキックです。
よく見る ” 間接フリーキック ” は、地面に置いたボールを味方選手が「チョン」と触って、もう一人の選手がシュートをしている光景です。
ちなみに間接フリーキックを蹴った選手は、他の選手がボールに触れるまでタッチすることができませんので、子どもにも伝えておきましょう♪
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