6年生

もうすぐ中学生になる息子を見てきて思ったこと。小学生年代のサッカースクールとチーム選びは、子どもの性格ややる気に合わせて探してあげたり移籍も考えてあげるのがベスト。フットサルスクールもおススメ♪

来年中学生になる息子をみてきて思うこと。サッカースクールとチームの選び方

いま息子は小学6年生。
あと4か月で中学生になります。

ジュニアユースチームも決まり、息子のモチベーションもアップしています。

今回は、これからお子さまのサッカースクール、サッカーチームを探している親御さんの参考になるよう年長(5才)から始めたサッカーを振り返り、感じたことを書いてみたいと思います。

「サッカーを楽しんでくれればいい!」
「どうせやるならプロを目指してほしい!」
「サッカーを習いたいと言ってきた」

スクールに通う目的もいろいろですが、小学生のサッカースクールやサッカーチーム選びは、子どもの成長において非常に重要ですので、ぜひ最後までご一読ください。

サッカースクール体験会に参加したのは4才のとき

息子がサッカースクールの体験会に参加したのは、4才のとき。

スクール体験会も終盤となり、だれもが喜ぶミニゲームの時間となりました。

ところが・・・

センターサークルで「ボケー」と突っ立っている少年がいるではありませんか。。。

それが、
まさか、まさかの息子でした!(^^;)

ボールをまったく追いかけることをせず、コーチに背中を押されたら動く、押された分だけ動く・・・という感じでした。

他の子は、一生懸命にボールを追いかけていたので、

「まじかっ。。。」

と少しばかりガックリな気持ちになりました。

スクール体験後、スクールコーチから入会を促すコメントもなく終了しました。

コーチに背中を押されても、周りの動きに流されない姿勢はある意味スゴイなと思いましたけどね。(^^;)

息子とボール蹴りをしたいと思っていましたので、半年ほど近所の公園で一緒にボール遊びをしました。

するとある程度蹴れるようになってきたので、5才からサッカースクールに入会です。

サッカー体験会のミニゲームでボールを追いかけない子は、かなりレアケースだと思いますが、子どもの性格ややる気をしっかり理解し、それに合った環境を見つけてあげることが大切だと感じました。

純粋に「サッカーを楽しみたい」「ボールを蹴るのが楽しい」という子どもに対しては、楽しい雰囲気のサッカースクールやサッカーチームを見つけてあげてください。

というのも

「ボールを蹴るのがたのしい子」

「上手くなりたい子」

の姿勢は明らかに異なり、「上手くなりたい子」が多く集まる強豪チームは厳しめのところが多いです。

身体的にも精神的にも未熟な子供ですから、成長過程もいろいろです。

周りのペースに合わせることも大事ですが、無理に通っているとモチベーションもダウン、上手くなるはずの期間も鈍化してしまいます。

うちの子は、小3のときに強豪チームに加入しましたが、子どもたち同士が罵倒し合う中で、委縮してしまいました。1年我慢をさせましたが、すぐに判断するべきだったと反省しています。

息子が突然「4月、5月が一番つらかった」とポツリ。スクールからチームへ。そして再びスクールへ。

同じ学校に通うお友達が通っている近所のサッカースクールやサッカーチームに入るというのも一案です。

「たのしさ優先」でサッカーチームに加入すると、上手くなってきたときに

「もう少しレベルの高いチームでやりたい!」

と子どもが言ってくることもあります。
そうしたら移籍を考えてあげればOKです。

チームコーチは渋い顔をすると思いますが、仕方がありません。

辞めることでコーチや選手の親御さんから嫌がらせされたという話も聞きますが、しっかり子どもと話し合いをして動いてあげましょう。

これからサッカーを始める親御さんは、サッカースクールとサッカーチームの違いを頭に入れておいた方が良いので、下の記事も参考にしてください♪

サッカースクールとサッカーチームの違いを知っておこう!

一方で、より高いレベルを目指す子どもには、” 個 ” の技術力を伸ばすための指導に加え、ボールを持っていないときのオフザボールや、ポジショニングが学べる環境も必要です。

サッカーチームにも ” 個 ” の能力を伸ばす練習にウエイトを置いているところもありますが、正直、少ないのが現状です。

なので、近くにプロチームが運営する下部組織のサッカースクールやプライベートスクールなどがあれば、ぜひ一度体験会に参加してみてください。

下部組織のサッカースクールは、春期、夏期、冬期限定の短期サッカースクールを開催していることが多いので、雰囲気や指導に触れることができますのでオススメです。

興味のある方は、定期的にホームページをチェックしてみてください。

うちの子も下部組織で行われた「夏の3週間スクール」、「3か月間(週1回)」のスクールに参加したことがありますが、どちらも参加して良かったです。😊

また低学年からフットサルスクールを検討するのもおすすめです。

がんばれ息子!チーム練習を続けながら「サッカースクール」「フットサルスクール」で学び直しへ。

フットサルはピッチが狭く、素早い判断や技術が求められるため、サッカーの基礎技術を磨くのに最適です。

実際、ブラジルをはじめとする多くのサッカー大国では、プロ選手の多くが小さい頃にフットサル経験を積んでいます。

フットサルを取り入れることで、より視野が広がり、細かいボールタッチや状況判断能力が養われます。

息子も4年生から6年生までフットサルスクールに通いましたが、もう1~2年早く通っておけば良かったと感じてますので、これからいろいろ考えている方は、ぜひフットサルスクールも検討してみてください!

サッカーチームは移籍が難しい?!

サッカースクールは、入会するのも退会するのも選手次第ですが、サッカーチームは移籍が難しいです。

というのも、

サッカーチームはサッカー協会(JFA)主催の公式戦に参加することができ、選手登録が必要です。一人1チームの加入と決められています。

退団するときは、選手登録を抜いてもらい、移籍先のチームで新たに選手登録をしてもらいます。

昨今は少子化もあり、多くのチームは選手不足に悩まされています。移籍したいと思っても引き留められたり、同じ学校に通う仲間も多いため、辞めにくいというのもあります。

一度所属すると、環境が合わなくても簡単に移籍できない場合が多いのです。そのため、最初の選択がけっこう重要となります。

ヨーロッパでは、子どもがより良い指導環境や上位チームを目指して移籍するのは当たり前のことです。例えば、スペインやドイツでは、子どものスキルや目標に応じて適切なクラブに移ることが一般的で、クラブ側もそれを支援する文化があります。

とは言っても、

日本のサッカーチームも退会できないわけではないので「レベルアップしたい」「合わない」と感じたらしっかり子どもと話し合いをして移籍を考えてあげるべきかと思います。

サッカー以外のいろいろな経験をした方がいい!

小学生年代は

「いろいろな経験をした方がいい!」
「サッカー以外のスポーツもした方がいい」

と言われてますが、なかなか出来ている子は少ないような気がします。

それは早い段階で「サッカーチーム」に入団していることも影響していると考えられます。

サッカーチームは「土日」も活動をしてますので、お友達と遊んだり、家族で出かける時間も少なくなります。

その点、サッカースクールであれば、土日はほとんど活動してませんので、お友達と遊ぶ時間が持てたり、家族で過ごす時間もたくさん持てます。

息子は1年、2年はサッカースクール
3年生は、サッカーチームに所属
4年生は、サッカースクール(サッカーチーム休会)
5年、6年は、サッカーチームとサッカースクール、フットサルスクール

上の通り、小学1年、2年、4年とサッカースクールのみの期間がありましたので、友達と遊んだり、家族でキャンプや旅行を楽しむことができました。

この6年を振り返ってみて、家族で過ごした時間やお友達と遊ぶ時間を確保できたことは、息子にとっても大きくプラスになったと思っています。

たくさん笑い、たくさんのお友達に囲まれている姿を見ていると、ほんと日々楽しそうで嬉しくなります。

息子の経験が皆さんのお子さんに合う合わないあるかと思いますが、これからサッカーを習う子におすすめしたい流れは下記のような感じです。

幼稚園~小学2年生

※お子さんがのんびり、ゆったりした性格であれば、焦らずスクール優先で活動していけば良いと思います
フットサルスクール

・サッカースクール or プライベートスクール

土日はお友達と遊んだり、家族で過ごす
3年生~6年生・サッカーチーム (少年団、クラブチーム)

・通えるのであれば、フットサルスクール継続あるいはセレクションのあるサッカースクールも選択。

フットサルスクールは、強くおすすめしたいです。

ただ練習会場が固めの人工芝で、成長段階の子どもには負担が大きいです。

踵(かかと)やヒザ、股関節に痛みが出てしまうこともありますので、週に何回も通う場合は、注意してあげてくださいね。

それと小学校低学年からサッカー以外のことに目を向けてしまうと、試合に出れない、遅れてしまうと考えがちですが、これも人それぞれです。

少し遠回りでもいいのかなぁって。。。

小学生年代では、子どものやる気を引き出すことも大切です。

技術力だけでなく、練習に向かうモチベーションやチームメイトとの関わり方も、将来の成長に大きな影響を与えます。

そのため、親としては、子どもの意見を尊重しつつも、適切なアドバイスを与えるバランスが求められます。

コーチやチームメイトとの相性、練習頻度、指導方針などを考慮しながら選択することで、子どもの才能を最大限に引き出すことができます。

最後に、親としてサポートする上で大事なことは、子どもの可能性を信じることです。

どのスクールやチームを選んだとしても、親が子どもを応援し、前向きにサポートすることで、子どもは自信を持ち、自分の夢に向かって努力できるようになります。

息子も来年から下部組織のジュニアユースで指導していただけることになりました。

贔屓目に見てもレギュラーはむずかしいと感じていますが、何が足らないかを考える力、這いあがる力も身につけてほしいので、ちょうど良いと思っています。

これから3年間、気持ち新たにサポートしていきます!♪

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バロンド

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小学5年生に学校のサッカークラブに入部、中学・高校とサッカー部に所属してました。10代後半から白髪が目立ちはじめ、いまでは息子のお友達に「お爺ちゃん?」と言われるほど頭の外も中も真っ白なお父さんです。リフティングを一緒にしているだけで、息ゼエゼエしてます。(笑)

プロになるのは通過点、その先を見据える息子のチャレンジを全力で応援していこうと思います!

いまサッカースクール、フットサルスクールで学びながら、スポ少でがんばってます。。。(^^)v

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