5年生

” 気迫 ” や ” ガッツ ” は簡単に身につかない?!性格が影響してプレーが消極的になることも・・・子どもの成長や性格に合わせたスクール選択も検討してみましょう♪

ジュニアサッカー こどもに気迫やガッツを身につけさせたい

” 気迫 ” や ” ガッツ ” は簡単に身につかない

息子が4歳半のときに初めてサッカースクール体験会に連れていきました。

そのときミニゲームでまったくボールを追いかけない子がいたんですよね。。。

ほんとにまったくです。
コーチに背中を押してもらいながらプレーをしてました。

「親御さんもかわいそうだなぁ」
なんて思っていたら・・・

うちの子じゃんっ!!!(^^;)

そのときの模様はこちら ↓ ↓ ↓
「最悪の4才スクール体験」ミニゲームでまったく走らない息子の姿にコーチも声がけを諦めた?!

そんな姿をみて

これからこの子はサッカーがうまくなる!

と思えたら、かなりポジティブシンキングです。

たしかに体験会のときが ” どん底 ” ですから、あとはうまくなっていくだけですが、わたしの思考は叩きのめされ、そのときは入会せずに帰宅しました。

小さい頃はボールを追いかける気持ちがあるだけでも上達するんですけどね。。。

息子とボールを一緒に蹴りたいと考えていた私としては残念な結果となりました。

それから半年くらいですかね。
軽くボールを蹴ったりして遊んでいると、なんとかドリブルをするようになり、サッカースクールに入会。

3年生になってサッカーチームに入りました。
入ってみないと分からないことも多いですね。

チームメイトが仲間に投げかける言葉がけっこう強烈でした。強豪チームということもあり気持ちの強い子が多かったのも一因です。(^^;)

うちの子が低学年の頃は、おとなしい性格でチームメイトから強い口調で何か言われてしまうと黙って委縮してしまう状態でした。

同じチームでも高学年になると試合中の暴言もなく、うまさを感じさせるものでしたが、低学年は自制がきかないのでキツかったです。

特に息子の学年は ✖✖ でした。

感情にまかせた行動を取ってしまう子が、言いやすい子、あまり上手でない子に暴言を吐いてしまうのです。

チームの空気がそうなっていたので、お互い罵り合うことが常態化してました。

まぁ、小学3年生ですから仕方がないのですが・・・。(^^;)

息子も言い返せれば問題なかったのですが、練習や試合では心ココになしという感じで「気迫」や「ガッツ」は二の次。無難にボールを蹴って終わってしまってました

「気迫」や「ガッツ」が感じられない原因が人間関係にあるわけですから、言葉で注意をしても変わりません。環境を考えてあげる必要があります。

息子がチームに入会してすぐ対外試合があったことも影響しました。

どこのサッカーチームもほぼ毎週試合があります。

ポジショニングもボールの処理も分からず、思うようにプレーができなければ仲間からケチョンケチョンに言われてしまいます。

うちの子も明らかにプレーに勢いがなくなり、笑顔も減っていきました。

こういう話はどこにでもありますし、いつか壁にぶち当たると思い、乗り越えさせようと1年続けて改善するか様子をみましたがダメでした。

幼稚園から小学校2年まで友達と仲良く遊んできましたので、いきなり厳しい競争社会に放り込まれて困惑してしまったようです。。。

サッカーに限らず社会に出れば、いろいろな人がいます。

耐えさせようと継続してきましたが、1年は長かったなぁと少し反省しています。

いろいろと悩んだ末に、平日のサッカースクールと自主練で基礎技術を徹底的に身につけて、もう一度挑戦しようと決め、小学3年の3学期にチームに休会を申し出ました。

同じような悩みを持つお父さん、お母さんもいるかと思いますが、おとなしく優しい感じの低学年のお子さんであれば、まずはサッカースクールで基礎技術を身につけることをおすすめします。

周りのペースに合わせるのではなく、子どもの性格に合わせて対応をしてあげるのがベストです!

もちろん対応できている子であれば問題ありません。

会社などの討論で最後まで残る人というのは、いろいろな角度から精度の高い情報をしっかり収集して理論武装した人が多いですよね。

サッカーはスポーツですが、似ているところがあります。

精度の高いパスなど基礎をしっかり身につけ、首振りや頭を使ったプレーがちゃんと出来るようになれば、小言を言う選手はいなくなり、レギュラーとしての地位を確立することができます。

上手くなれば ” 気迫あふれるプレー ” が表現できる!

息子もあと数か月で小学6年生です。

上を見てたらキリがないので、いままでの息子のプレーをベースに感想を言わせていただくと、足元の技術、周りをみてのパス、ドリブルが本当によくできるようになりました。

今年は成長著しい年になりそうです。

懸念していた ” 気迫 ” や ” ガッツ ” は、基礎技術を身につけたことで自然と表現できるようになってきました

サッカースクールやフットサルスクールの最後のミニゲームでは、手ごわいDF選手相手にドリブルで仕掛けるようになったことも成長を感じます。

もちろん上には上がいるということは息子も分かってますので、このまま謙虚に努力を続けてくれると嬉しいですね。

数年前の息子はプレーに波があって安定感に欠ける選手でしたが、いまは簡単には諦めない粘りが感じられ、” 気迫 ” あふれるプレーに変わってきました。

4年生のときはサッカーチームを休会し、サッカースクールと自主練で基礎技術の習得に力を入れてきましたが、正直、サッカーチームを休会するというのは聞いたこともなく、本当に息子のためになっているのか迷いながらも練習を続けてきました。

いま自信を持ってプレーする姿を見ていると、あの時、休会をして良かったと感じています。

子どもの成長、性格に合わせたスクール選択、育成プログラム

試合を観ていると ” 気迫 ” や ” ガッツ ” がある子は、足腰がしっかりしている子が多いですね。地に根っこが生えているような強さがあります。

そうでない子は、ホッピングに乗ってピョンピョン跳ねてるような感じです。子どもの成長は個人差ありますので仕方がないのですが、うちの子もホッピング派でした。(^^;)

↓ ↓ ↓ ホッピングというのはコレです。

先述したように、うちの子も ” 気迫 ” や ” ガッツ ” が感じられないプレーが多かったのですが、足元の技術を身につけたことで周りも見ることもできるようになり、ナイスなパスも出せるようになりました。

上手くなることで「負けたくない」という気持ちが芽生えてきた感じです。

これから子どもをサッカーチームに通わせるお父さん、お母さんも多いと思いますが、仲間に厳しいコメントを継続的に投げかけられているようであれば、我慢をさせて乗り越える訓練よりも、小学生年代はプレーを上達させる練習に時間をかけた方が良い場合もあります。

何か言われてしまう理由は、周りの子よりサッカー技術や体力などが劣っていることがほとんどです。

行くたびに嫌な思いをしていたら、気持ちが乗らないだけでなく、サッカーが嫌いになってしまうかもしれません。

社会性を身につけるのは学校でもできます。

「嫌な思いをしたくなければ練習をしろ!」という考えも間違ってはいないと思いますが、子どもの性格を考慮して、どこで、どのように練習させるかを親が考えてあげることも必要です。

チームに所属しながらサッカースクールに通うとか、チームを休会あるいは移籍をするなどの選択もアリかと思います。

サッカーが上手くなりたいと思っている子であれば、小学生年代は子どもにあったサッカースクールなりサッカーチームを探してあげると成長速度はアップします。

うちの子は入会したばかりのサッカーチームで試合が毎週あり、動き方もわからず、仲間からは強い口調でいろいろ言われてしまい、4月、5月とめちゃくちゃ凹んでしまいました。

学校のお友達も多く、コミュニケーション能力が低いわけではありません。

見返すぐらいの強い気持ちを持って、とにかく練習をと考えてしまいますが、一度、傷付いたお子さんが仲間と打ち解けてプレーできるまで最低でも数か月を要します。

状況によっては半年、一年かかるかもしれません。

ある程度慣れてきて、何か言われたら言い返せる位の強さがあれば、そのまま在籍してもよし。

そうでなければ、3~6か月様子をみて他のサッカーチームあるいはサッカースクールを提案してあげるのも一案です。

特に低学年の子は注意してあげると良いかもしれません。

練習をたくさんして、上手くなるしかありませんからね。。。

息子が自信を持ってプレーできるようになるまでしてきたこと

それでは息子が自信を持ってプレーできるようになるために何をしてきたか。。。

もっと効率的な練習法もあるかと思いますが、下記のことを常に頭に入れながら自主練メニューを組んできました。

「基礎技術を徹底的に身につける」
「1対1の強化」

この2点に絞りました。

まず「基礎技術を身につける」ですが、
じゃぁ、基礎技術の習得って何するの?

ってところですよね。

サッカーの基礎は「止める」「蹴る」「運ぶ」です。最近はコレに加えて「見て考える」「外す・ずらす」を耳にするようになりました。

その中でも「止める」「蹴る」の2つを最重要課題として、何度も何度も練習を重ねてきました。

何度も練習してきましたが、
まだまだです。(^^;)

インサイドキックの難しさを息子も感じていると思いますし、今でも追及し続けています。

練習方法は
息子と対面してインサイドキックで蹴らせて、私が蹴ったボールを息子が止めるだけのシンプル練習法です。

そのほかには、

・マーカーを2つ置いて、その間を10回連続で通したら終わり
・私が右に左にパスを出して、ノートラップ or トラップ後にインサイドキックでマーカーの間を通す

などなど

という練習もしています。

この練習では精確なインサイドキック(蹴る)を身につけながら「止める」も習得できます。退屈で面白みのない地味な練習ですが、息子にはしっかり説明をして理解しながら取り組んでもらっています。

「1対1の強化」は、足元でボールをスムースに動かせることも大事なので、自主練で足元の技術もアップさせながら練習をすると効果的です。

今年は「シュート」にも力を入れていこうと考えています!

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バロンド

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小学5年生に学校のサッカークラブに入部、中学・高校とサッカー部に所属してました。10代後半から白髪が目立ちはじめ、いまでは息子のお友達に「お爺ちゃん?」と言われるほど頭の外も中も真っ白なお父さんです。リフティングを一緒にしているだけで、息ゼエゼエしてます。(笑)

プロになるのは通過点、その先を見据える息子のチャレンジを全力で応援していこうと思います!

いまサッカースクール、フットサルスクールで学びながら、スポ少でがんばってます。。。(^^)v

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