「 うちの子は線が細い・・・(^^;) 」
「 身長が低い 」
中学生年代のサッカー(ジュニアユース)になると、こうした体格のことが気になる保護者さんは多いと思います。
小学生の頃はプレー(技術)が通用していたのに、
中学生になると試合に出られない、
うまくいかない試合が増えてくるのです。
特に強豪チームでは、身長が高く体格のしっかりした選手がレギュラーに多いので、線の細い子や小柄な子はどうしても不利に感じてしまいますよね。
では本当に「線が細い=レギュラーになれない」なのでしょうか?
ここでは、そう言われてしまう理由と、小柄な選手でも活躍できる方法についてまとめてみました。
目次
なぜ線の細い子はレギュラーになりにくいのか
フィジカル面の不利
サッカーは“格闘技”とも言われるくらい体のぶつかり合いが多いスポーツです。
線が細い選手はどうしても当たり負けしやすく、ボールを保持するのが難しくなります。
実際に試合中、ボールの取り合いで背の低い選手や線の細い選手が簡単に飛ばされ、倒されている光景を何度も見てきました。
ブログ読者のみなさんも目にしたことがあると思いますが、監督やコーチからすると「試合にすぐ出せる選手」として、やはり体格のある子を選びがちなのも理解できます。
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チーム事情と監督の評価基準
強豪チームが強豪であり続けるためには、やはり ” 試合に勝つ ” ことが大事。
となると、どうしても即戦力になる「身体が大きい子」「パワーのある子」が優先されやすいのは自然な流れです。
もちろん、戦術理解や走れる力、チームのために動けるかなど、評価基準はさまざま。
でも「身体の大きさ」は、特に中学生年代のサッカー選手にとって武器になるのは間違いありません。
試合では対戦チームも体の大きな選手がたくさんいますので、対等に戦うために監督・コーチがどのような選手を選ぶべきかは明白です。
いまレギュラーではない選手に思い出してほしいのは、
「なぜ今の強豪チームを選んだのか?」
「近いから」
「声をかけてもらった」
その他いろいろ理由はあると思いますが、きっと多くの選手は「強い」からではないでしょうか。😊
皆さんが強豪チームを選んだように、次に入ってくる新入生が夢を持って加入してもらえるよう、試合に勝てるメンバー構成にする必要があるのです。
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線が細い子でもレギュラーを目指す方法
それでも小柄な選手がレギュラーを勝ち取っているケースはあります。
では、そういう選手は何をしているのか?
ボールコントロール力を高める
中学1年の小柄な選手でレギュラーになっている子は、相手とぶつからずにボールを扱う技術に優れています。
- ファーストタッチで相手を外す
- 体を当てられる前にドリブルでかわす
- 競り合いでも簡単にボールを失わない
特に「相手とぶつからない位置(遠い位置)でボールを扱う技術」は重要です。
試合中、小柄な選手を見ていると、圧倒的なスピードに加え、キレのあるドリブルからシュートで終われるスーパーな選手もいますが、球離れの良い選手が目に留まります。
ボールを持っている時間が短い選手ですね。
こうしたテクニックがあれば、体格差をカバーできます。
いまは上手く行かなくても、日々一生懸命に練習することが大切です。
平日は、ただ漠然と練習参加するのではなく、
「きょうは〇〇を挑戦する」
「きょうは必ずコレをする!」
と目的を持って参加すると1年後大きな成長につながります。
ここで身につけた技術は、身体が大きくなったときにも必ず役立ちますので、腐らずに意識を高めて練習に取り組んでいきましょう。👍
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周りを見てプレーする力
フィジカルで劣る分、視野の広さや判断の速さで勝負する能力も身につけてみましょう。
ボールをキープして相手選手に当たられて跳ね飛ばされてしまうと、体が小さいという理由でかなり印象が悪くなります。
周囲の選手や相手の動きを常に確認し(首振り)、次のプレーを早く決めることで、相手の当たりを避けられます。
「プレーを予測する力」は体格に関係なく伸ばせるスキルです。
なので
できるだけ早めにジャッジするクセをつけると、自身の評価UPにもつながっていきます。
ポジション選びの工夫
フィジカル勝負が多いセンターバックやフォワードよりも、サイドハーフやボランチの方が小柄でも活躍できる可能性があります。
もし相談できるチームであれば、今の自分に合ったポジションを探してみるのも一つの方法です。
とは言え、
ポジションチェンジをしてもAチームでレギュラーを取ることは難しいことに変わりありません。
得意なポジションに加えて、いまのうちに他のポジションを経験しながら、サッカーの理解度、サッカー選手として幅を持つことも成長につながりますので、現状を理解しながら視野を広げるという視点で取り組むのもアリだと思います。
食事・睡眠時間の確保・体幹トレーニング
身長を伸ばしたいなら、運動だけでなく「食事」と「睡眠」が重要と言われています。
小学生のときと比べて運動量が大幅にアップするジュニアユースの練習は、常にエネルギーを持っていかれてしまうので、小学生と同じペースで食べていたら身長も伸び悩んでしまいます。
食事は、練習後30分以内にバナナやおにぎりなどで補食をすると体への吸収が良いとされています。もちろん家でもしっかり食べてもらいましょう!🥗🍗🍚
- 練習後30分以内の補食(バナナやおにぎり)
- タンパク質や鉄分を意識した食事
- 8〜10時間の睡眠
さらに体幹トレーニングを習慣にすれば、線が細くてもブレない強い体をつくれます。
鉄分の補給も大切なので、興味のある方は下記ブログ記事もご覧ください♪
お子さんの「睡眠時間」の確保はできてますか?
これが一番難しいかもしれないですね。
中学生になると、ジュニアユースの練習、宿題やテスト勉強などがありますので、選手はじめ多くの保護者が悩んでいるところです。
以前、同じサッカースクールに通っていたパパさん、ママさんも言ってましたが、ジュニアユースの練習後、帰宅するのが夜10時過ぎなので、睡眠時間の確保が難しいと言ってました。
やはり・・・という感じです。
たしかに練習が終わって22時に帰宅となると、シャワーを浴びて、食事、宿題と寝るのは23時過ぎになりますよね。
正直、宿題やら学習時間を考えると難しいのですが、それらをクリアしながら努力をしている選手もいますので、学校から帰ったらスグ宿題する、練習会場までの移動時間に勉強をするなど、工夫をしながら乗り切るしかありません。
最後になりますが、
フィジカル強化はどうするか?
シンプルに筋力トレーニングをしたくなってしまいますが、中学生の成長期に筋力をつけてしまうと身長が伸びにくくなると聞いたことがあります。(けっこう言われてます)
本当のところは分かりませんが、
言われているのであれば、
避けたいですよね。
なので、
我が家では「体幹トレーニング」を実施しています。
体幹トレーニングは、体の軸を作りますので、運動のパフォーマンスが上がり、バランス感覚も向上するなど良いことばかり。
今後も継続していく予定です。
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成長期は大きなチャンス
中学生はまだ成長の途中です。
「今は線が細いからレギュラーになれない」と思っても、高校や大学で一気に伸びる選手もたくさんいます。
だからこそ、中学時代は焦らずに、技術や判断力をしっかり磨いておくことが大切です。
将来、身体が出来上がったときに大きな武器になります。
ジュニアユースのサッカーで「線が細い」「身長が低い」といった体格面の不利は確かにあります。特に強豪チームでは、レギュラーを獲得するのは簡単ではないでしょう。
しかし、ボールコントロール技術や視野の広さ、判断力といった能力を磨けば、体格差をカバーして活躍することが可能です。さらに、成長期の努力次第でフィジカル面も追いついていけます。
「 線が細いからダメだ 」と諦めず、自分の強みを伸ばし続けること。
それがジュニアユースでレギュラーを勝ち取るための近道となるでしょう。
保護者としては焦らず、子どもの努力を支え、日々の食事・睡眠・練習環境を整えてあげることが大切です!
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