サッカー試合中、ボールを持つと2人に囲まれてボールを取られるようになり、自信喪失。
最近のジュニアチームは、ボールを持った相手に対して2~3人で対応する訓練を受けています。
ですので、
いままでのように1対1で勝負できるシチュエーションが減少していることは確かです。息子さんのチームが、囲む訓練を受けた強いチームと対戦するようになったのかもしれないですね。
↓ ↓ ↓ こんな感じです。
ドリブルしている選手に対して「A」と「B」でボールを奪いに行きます。状況により「A」だけで対応することもあれば、「A」「B」「C」の3人で囲みボールを取りに行くこともあります。
チームにもよりますが、この2~3人で取りに行く戦術は、実にうまく機能しています。
↑ まず1人(おサルさん)がプレスをかけて、抜かれた場合を想定して、もう一人が後ろで構える戦術もよく使われています。
ドリブラーが活躍しにくい状況になりました。。。(^^;)
なぜ2~3人で取りに行くのか?
なぜ複数人で取りに行けるのか?
プロの試合を観ていると、ピッチを4等分した中央寄りのエリア(黄色い線の内側)でボールの取り合い、パス回しをしながら、シュートチャンスを狙っていくスタイルが主流となっています。
そうすると、
自然と黄色い線の内側に選手が集まりますので、ドリブラーに対して2人あるいは3人で対応できる状況になっているとも言えます。
練習を重ねているジュニアチームであれば、オフサイドラインを意識した試合ができてますし、2~3人でボールを取りに行くことも普通に行われています。
※オフサイドのルールが分かりにくいという方は、「子どもに教えておきたいオフサイドの基本編」を確認してみてくださいね。
簡単にはドリブルをさせてもらえませんので、足元の技術、キープ力など今まで以上にレベルアップを図らないといけないということです。
ドリブルするなら、その前後に出来ることをしっかりやる
ドリブルする選手を2~3人で囲むスタイルは、パッと見、小学校低学年の団子サッカーにも見えますが、訓練された戦術なのでドリブルの得意な選手も囲まれてカットされてしまうケースが増えています。
ドリブルを仕掛ける前後にしておくこと |
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1.ボールを受ける前に味方と相手選手の位置を把握しておく 2.競り負けしないよう重心を低く、取られにくい位置にボールを置く 3.緩急をつけたドリブルで相手選手を翻弄(ほんろう)し、囲まれる前にパスあるいは突破を仕掛ける |
先述した通り2~3人に囲まれたら、なかなか思うようにドリブルさせてもらえませんので、ドリブラーとして活躍していくためには、最低限「ドリブルを仕掛ける前後にしておくこと」を頭に入れて、独自の工夫と練習を重ねていく必要があります。
それと無理をしないことです。
ドリブルでカットばかりされていたら、試合に出ることも難しくなります。パスの判断をしたり、運べるときや突破できるときはドリブルに挑戦するなど、うまく対応できるようになるといいですね。
息子にもドリブルをしたら2~3人に囲まれることを意識するように言ってます。
「その後、どうするのか?」
パスするも良し、思い切って抜いてみるのも良し、いまいろいろ試しているところなので、またレポートしますね。
練習がんばりましょー。
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