サッカーはボールを持っていないときの動きも重要
最近のサッカーはチームのためにどれだけハードワークできるかが求められいて、ボールを持っているときだけでなく、ボールを持っていないときの動き(オフ・ザ・ボール)も重要視されています。
今回、紹介するのは
味方からパスをもらうときに使える「プルアウェイ」です。
ペナルティエリア付近でスペースに向かって走ってパスをもらうだけでは、動きを察知した相手ディフェンダーも一緒に追いかけてきてボールコントロールが難しくなりますよね。
なので、
最初はスペースに向かわず、近くにいる相手DFに向かって走り始めます。(← ココがPull)
そのあと急激に方向転換して相手DFをかわし(← ココがAway)、ボールを受け取る動きのことを「プルアウェイ(Pull Away)」と言います。
ペナルティエリアには相手ディフェンダーもワサワサいますので、ちょっとした動き・小ワザを取り入れることでチャンスが生まれ、得点に結びつきます。
ぜひ練習をしてみてください。
試合で使ってみよう「プルアウェイ」
パスをもらう前に、相手DFをだます動き。
それが今回紹介する「プルアウェイ」の特徴ですが、いろいろな場面で使えます。特にペナルティエリア付近では有効な動きですので、覚えておいて損はありません。
ぜひお子さんにも伝えてあげてくださいね。
「プルアウェイ」のやり方は簡単です。(練習は必須です!)
まずは下イラストをご覧ください。
「Bの選手」が「A」からパスをもらいたい時、黄色の円に動くのが一番良い状況とします。
「Bの選手」が右斜め前のスペース(黄色の円)に直接走り始めても良いのですが、パスをもらう前に「B」が相手DFに向かって走り始めることで、ディフェンダーは自分に向かって走ってくるB選手に注目しないといけません。
なので、
スペース(黄色い円)は空いたままとなります。
「Bの選手」は相手DF手前で瞬時に黄色い円の方向に走り、ボールを受け取ります。
※ボールホルダーがボールを出すタイミングも重要です!
ボールをトラップしたら素早くシュート。
あるいはゴール前の味方に鋭いゴロパスを入れるなどして、チャンスメイクします。
2人いれば出来る!プルアウェイシュートの練習
プルアウェイシュートの練習は、トラップやシュート技術が向上し、ゴール前の勝負に強くなります。マーカーコーンがあれば2人で出来ますので、ぜひ取り入れてみましょう!
■プルアウェイの練習方法
1)「B」がコーンに向かって走る
2)黄色い円の場所でパスを受けてシュート
「A」が「B」にパスを出すときは、常に試合を意識して速いパスを出します。
ゴール前は相手DFも多く、ゆるいパスを出していたらカットされてしまいますので、素早く鋭いパスを出し、受け手はワントラップでボールをコントロール、すぐにシュートを打ちます。
慣れてきたら「Aの選手」の位置からシュートをしてみたり、逆足、コーンやパスの位置などを変えて練習してみましょう!
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