最近は、バタバタと忙しく、ブログ更新が少なくなってます。m(__)m
雷が鳴ったら、ただちにプレーを中断・中止
サッカーや野球、陸上など、屋外で行われるスポーツにおいて、「雷」は決して軽視してはいけない自然現象です。
以前に息子(小6のとき)と練習中に「雷」が鳴ったことがあります。
雷のコワさを説明しながら、すぐ練習をストップし避難しました。
お友達と遊んでいるときや、その他のタイミングで「雷」が鳴ったら、グランドから移動することを学んでくれたと思います。
天気が悪くなってきたな・・・と感じる頃には、すでに危険が近づいていることもあります。
空が暗くなり、雷の音が遠くからでも聞こえ始めた時点で、スポーツ活動は中断、または中止する判断を即座に行う必要があります。
↓ ↓ ↓ 梅雨の時期は、折り畳み傘をリュックに入れておきましょう!
雷による落雷事故は、実は毎年のように日本各地で発生しています。
しかもその多くが、屋外のグラウンドや校庭、運動場で発生しているのです。特に小・中学生の年代では、判断をするのは子どもではなく、指導者や大人の役割です。
30年くらい前の話ですが、サッカー公式戦の日、雷注意報が出る中で試合は実施され、選手が雷に打たれ、2か月間も意識が戻らなかった事故がありました。
意識を取り戻したときは、両目失明、言語障害、手足が不自由になるなど重度の障害が残り、車いす生活となってしまいました。
最近では、4月に奈良で落雷事故が発生し、中高生6人が搬送されました。
プレー中の子どもたちは夢中になっており、空模様の変化に気づきにくかったり、雷の音を聞いてもあまり深刻に受け止めていないこともあります。
問題は、
「近々、公式戦があるから」
「せっかく遠征に来たから」
「もったいないから中止にしたくない」
という、大人側の心理です。
天候が悪化してきても、「あと少しで終わるから」「雨だけなら平気」などとプレーを継続してしまうケースも見受けられます。
ですが、そういった油断こそが、大きな事故を招く引き金になります。
雷が落ちるかどうかは、予測できないですからね。。。
雷は直撃しなくても、近くに落ちた際の電流が地面を伝って感電する「側撃」や「地面電流」といった形で被害を受けることもあります。
ときには命に関わる重大な事故に繋がることもあるため、決して「まあ大丈夫だろう」と軽視してしまうと、あとで取り返しのつかないことになってしまいます。
「光ってから音が聞こえるまでの秒数×340メートル」が雷までの距離の目安ですが、10秒以内で音が聞こえた場合は雷雲が3km以内にいるということになり、非常に危険な状態です。
このような時は、直ちに安全な屋内や車内などに避難することが推奨されます。
日本サッカー協会「サッカー活動中における落雷事故防止対策について」
1.危険・兆候が確認されたら公式戦・練習にかかわらず躊躇なく中止すること
2.周辺で雷注意報・兆候がある場合、専門的なウェブサイトで常時天候情報を確認すること
子どもたちはプレーの中断・中止する判断はできませんので、指導者の責任です。
選手たちにとっては大切な試合や練習でも、命に勝るものはありません。中断や中止の判断に迷いがあったとしても、「安全第一」の意識で対応することが、最も尊重されるべき姿勢です。
雷が鳴り始めたら迷わず中断。
そして、雷が完全に遠ざかってから20〜30分ほど安全を確認した上で、活動を再開するようにしましょう。この「30分ルール」は、世界中のスポーツ団体でも推奨されている安全基準です。
スポーツは本来、楽しく、成長を促す素晴らしい活動です。
だからこそ、安全が確保されてこそ成り立つものだということを、私たち大人が共有していく必要がありますね。
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