Q : どうするとファールスロー(反則)になるか教えてください!
A : サッカーはタッチラン(下記参照)より外にボールが出たらスローインというルールがあります。スローインはボールを両手で頭の後ろから頭上を通してコート内に投げ入れる必要があり、このときに両足が地面から離れてはいけません。
ボールを投げ入れるとき、勢いで片足あるいは両足が浮いてしまうと「ファールスロー」となり、相手ボールのスローインになります。

スローインは、いくつかルールがありますので、頭に入れておきましょう!
スローインのルール
スローインのルール | してはいけない行為 |
---|---|
両足は地面に着いていないといけない | ・片足が浮いてしまったらダメ ・勢いをつけて投げる瞬間に、両足が地面から離れてもダメ |
両手で投げ入れる | ・片手投げをする人は見たことがありませんが、両手で投げ入れなければファールスロー |
頭の後方から頭上を通して投げる | ・頭の前でボールを投げてしまう選手も多く、ファールスローを取られやすいので注意が必要 |
体の向きと同じ方向に投げなければいけない | ・投げる方向と体の向きは同じでなくてはいけない ・腰をひねるようにして、急に投げる方向を変えることは禁止 |
ボールを受け取ったら5秒以内に投げる | ・審判やボールボーイからボールをもらって5秒以内に投げなければいけない |
上の「スローインのルール」で、
プロ選手がよくミスしてしまうのが
・頭の後方から頭上を通して投げる
です。
ボールを頭の後方に回さず、頭の前からボールを投げ入れてしまうのです。
プロのサッカー選手もやってしまうファールスロー
スローインって、プロの選手でも反則を取られることがあります。
最も多いと言われているのが、スローイン時、頭の前でボールを「ポイッ」と投げ入れてしまう行為。急いでいると、けっこうやってしまうみたいですね。
とは言うものの、
「ファールスロー(反スロー)」をしても反則が取られないこともあります。
記憶に新しいのは、
U23アジアカップ カタール2024の「 日本 vs イラン 」戦で、相手選手のスローインで片足が浮いたにもかかわらず、反則とならず試合が続行されました。
その流れで
なんと日本チームがペナルティエリアで反則を取られ、イランチームにPKを献上。
そのPKが決勝点となり、日本が敗戦という結果となりました。
ガビ~ンですよね。。。
わたしもこのスローインを動画で見ましたが、
「あれは反則(ファールスロー)でしょー」
と副審に言いたいです。(^^;)
動画を見てみたい方は、Youtubeで「 日本 vs イラン ファールスロー 」と検索してみてくださいね。
ブログ読者のお子さんもサッカー試合で、スローイン後にファールスローを取られたことがあるかと思います。
うちの子も、過去に何度か取られたことがありますが、サッカースクールやサッカーチームでは、スローインの練習はほとんどありません。
なので、
小学3年生くらいになったら上表を参考に、一緒に練習してあげてくださいね♪
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