以前に企業で働く20代青年と話をする機会がありました。
彼は真面目な営業マンで、
お客さんにも信頼される好印象なイメージ。
たまたまプライベートな話となり、小学生の頃からサッカーをしていたことが分かり盛り上がりました。
彼の小学校時代は、うちの子と同じような感じで地元のサッカースクールでボールを蹴る毎日だったそうです。
その頃は友達と遊ぶことよりも、日々サッカーが上手くなっていくことが楽しくて充実していたと教えてくれました。
中学は県内でも有名なクラブチームのサッカースクールに通いながら、練習に励んでいました。
クラブチームに入るにはセレクションがありますので、サッカー技術も一定以上のレベルに達していたことは間違いありません。
中学から高校に上がるときは、クラブチームの推薦でユースチームや強豪校など、全員がどこかしらのサッカー校なりサッカーチームに入れたと言ってました。
彼は、レギュラーを狙える高校に進学したいと希望を出し、若干レベルを落とした進路(強豪校)を選択したと言ってました。
期待と夢を膨らませながら、
高校生活が始まりました。
高校3年間は、当初の希望通り試合に出れてはいたものの、チームが勝てないので士気はダダ下がり、モチベーションを維持するのも大変だったと教えてくれました。
チーム内の雰囲気もあまり良くなかったのかもしれないですね。。。
そんなこんなで3年間の高校生活も終わり、大学に進学。
「とにかく遊びました」
中学・高校と遊べなかった時間を取り戻すかのように大学では遊び中心の生活になりましたと苦笑い。
” 遊び ” に費やした大学生活に満足できなかったのか、どこか遠くを見るような目をしていました。
小学生の頃から一生懸命に取り組んできたサッカーに背を向け、4年間遊んでしまった大学時代に後悔を感じる話しぶりでした。
勉強をがんばってきた人が大学進学が決まると ” 遊びデビュー ” するという話もよく耳にしますが、なんとなく分かるような気もしますね。
これだけ多くの子供たちがプロを夢見て挑戦しているわけですから、周りのレベルの高さに気づきプロを断念する人、ケガが原因で辞めた人、モチベーションを維持できずフェードアウトしていく人。。。
いろいろなストーリーが生まれては消えていきます。
華やかなJリーグの舞台に立てるのは本当にごく一部の人。
プロになってからも有望な若い世代がどんどん入ってきますから、気を抜くことができないのが現状です。
燃え尽き症候群(バーンアウト)
プロのサッカー選手になるための方程式なんてありませんので、どう育てていくのか関わっていくのか難しいところではありますが、さきほどの営業マンの青年のように ” 燃え尽き症候群(バーンアウト) ” のような感覚になってしまう人も多いと聞きます。
ある日突然やる気が失せてしまうという燃え尽き症候群は、努力してきたにも関わらず、見合った結果が出なかったり、大きな目標を達成したあとなどに発生します。
それと小学生のうちから練習のし過ぎで情熱が薄れてしまった人も多いと聞きます。
息子が ” 燃え尽き症候群 ” のような状態になるのか、ならないのか。。。
その前にサッカーを続けているのかどうか。。。
こればかりは分かりませんが、
とりあえず、これからもサッカーを楽しみながら成長していけるように、お友達と遊ぶ時間やキャンプなど家族で過ごす時間も確保しながら、過ごしていけたらと思います。
【人気の関連記事】
・家族で高熱地獄。。。風邪に「飲むこんにゃくゼリー」がおすすめ♪
・サッカー少年団は保護者が大変?移籍してわかったこと。
・小学5年は移籍を考えるお年頃
この記事へのコメントはありません。