息子が5年生のときにスペイン遠征セレクションに合格し、出発までに準備したものを記事にしてみました。
これからスペイン遠征セレクションを受けたり、すでに合格して準備をしているお父さん、お母さんもぜひ参考にしてくださいね。
目次
出発までの準備
「これはどっちがいいのだろう?」
「これはいるかなぁ、いらないかなぁ?」
スペイン遠征は我が家も初めての経験でしたので分からないことばかりでしたが、運営会社がマニュアルを配布してくれましたので、基本的に問題はありませんでした。
スーツケースの選択方法に関しては別途記事にしましたので、そちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
仲間との時間は一生もの。カメラは「デジカメ」それとも「使い捨てカメラ」?それとも親が使わなくなった「スマホカメラ」?
我が家はスペイン遠征中の「記録用カメラ」をどうするか迷いました。。。
みなさんなら ” カメラ ” はどうされますか?
すでにスマホを持たせているお子様であれば、スマホで撮影をすれば良いことですが、うちはまだ持たせていないので、「 デジカメ 」or 「 使い捨てカメラ 写ルンです 」or「 使わなくなったスマホ 」と選択肢が3つになってしまいました。
トホホです・・・(^^;)
使い捨てカメラ「写ルンです」はコスト高
いま「使い捨て」という言葉を使わなくなったのですが、30年近く前に爆発的に売れた当時のキャッチコピーの方が伝わりやすいので、そのまま使わせていただきました。。。
使い捨てカメラ「写ルンです」というのは下記の商品で、プラスティックで出来た本体にフィルムが付いているカメラです。
↓ ↓ ↓
ちなみに売り出されて何年かして環境に配慮した「フィルム付きカメラ」や「インスタントカメラ」のような呼び名になっています。
27枚撮りで1本約2,000円ですから、
約300枚撮ったとしたら、
10本×2,000円=20,000円 です。
これに現像代が1本につき別途720円(税別)かかり、CDへのデータ焼き付けの費用が500円(税別)かかります。(カメラのキタムラ 2024年4月現在)
あとは写真にしたいものを選んでお好きなサイズでプリントする費用がかかります。
なので、最低でも
約2,000円(使い捨てカメラ1本)+ 720円(現像代)+ 500円(CD代)= 約3,220円
最低でも1本3,220円かかるのです。
これを単純に10本ですから、税込で約35,000円です。
シンプルなカメラなので、写真の出来上がりもそれなりとなりますし、10本購入したら普通に品質の高いデジカメが買えちゃう金額ですよね。
デジカメは、いらなければフリーマーケットで売却もできますので「写ルンです」は選択肢から外れました。
リーズナブルなデジタルカメラを購入
私が使っているコンパクトデジタルカメラを持たせても良かったのですが、操作が子どもには難しいのとズームが付いていないので、リーズナブルで簡単に撮れるズーム付きのデジカメを購入することにしました。
息子が撮ってきた写真も楽しめましたので、用意して良かったです。
下の写真がスペインが誇る観光スポット「サグラダ・ファミリア」の写真。
↓ ↓ ↓
若干暗くなっていた箇所を明るく調整しています。(息子撮影)
スペインが誇る観光スポット「 サグラダ・ファミリア 」も、とてつもなく大きな建造物でビックリしたと教えてくれました。
近くからと見晴らし台から見る「サグラダ・ファミリア」を撮影してきてくれました♪
上の写真は「 コダック FZ55 」というデジカメで息子が撮影したものですが、その感動したという大きさが表現されていて、素晴らしいですね。
↓ ↓ ↓ このカメラです。
さてさて「 コダック FZ55 」を選んだ理由ですが
・小さくてかるい
・広角28mm
・光学5倍ズーム
・USB充電可能
・操作も簡単そうでリーズナブル
です。
コダック FZ55 特徴 | 内 容 |
---|---|
小さくてかるい | 本体重量 : 106g 幅×高×奥 : 91.5×56.5×22.9 mm ウエストポーチに入れて、持ち歩くことになりますので、大きさと軽さは重要項目でした。 |
広角28mm | 広角側は35mmカメラが多かったですが、同じ場所に立っていながら幅広く写すことができる28mmを選びました。 |
光学5倍ズーム | 光学10倍、20倍などいろいろ出てますが、重くなりますし、金額もアップするので5倍ズームで十分です。 |
USB充電可能 | 直接カメラ本体に専用コードを差し込んで充電するので、子どもにもわかりやすい。 |
操作も簡単でリーズナブル | スイッチを入れたらスグ撮れる。フラッシュも自動。任意にON/OFFしなければいけないカメラもあるので、この機種はカンタンで良かったです。 |
予算は2万円以内と考えていましたが、購入検討時の「コダック FZ55」は、Amazonで16,000円台でした。
↓ ↓ ↓ こちらが「 コダック FZ55 」です。
薄い、軽い、小さいの3拍子そろってます♪
スイッチを入れると液晶画面にいろいろな情報が表示されるので難しそうに見えてしまいますが、写真を撮ることに限定すれば、扱いはシンプルで難しくはありません。
大人でも覚えきれないほど機能は付いてますが、息子には3つの機能を教えておきました。
カメラの機能 | 理由 |
---|---|
ズームの使い方 | ワイドと望遠は知っておいた方が良いのと、カンタンな機能なので覚えてもらいました。 |
セルフタイマー | チームメイトと写真を撮る際、ホテルのスタッフやコーチにお願いすれば良いですが、それができない場合などに使えるので教えておきました。 |
撮影した写真の確認方法 | 撮影した写真をチェックするのに必要なので、教えておきました。 |
とりあえず日本にいる間にデジカメを持って外出し、2~3回テスト撮影をしながら覚えてもらいました。
購入したデジカメ「 コダック FZ55 」は動画も撮影できますが、SDカードがすぐにいっぱいになってしまうので教えるのをやめました。
これがいけなかったですねーーー。(^^;)
スペインで幸か不幸か偶然にも「動画ボタン」を押して撮影できることを発見してしまったみたいです。。。
何本か動画を撮影して帰国したのですが、データFULL(32GB)で写真も撮れない状況になってました。(^^;)
一応、帰国日のイベントまで写真撮影ができたので問題はなかったのですが、もしスペインに到着して動画撮影をしてしまっていたら・・・
いやぁー、ほんと危なかったです。
せっかくの思い出も記録に残すことができなくなるところでした。
これからお子さんがスペインに行かれる場合は、SDカード予備を持たせるか、動画の削除方法、あるいは動画はあまり使わないよう伝えておくと安心です。
親が使わなくなった「スマホ」にしなかった理由
「デジカメ」か「スマホカメラ」か?
これはホント最後まで悩みました。
何かあればコーチとLINEで状況確認や問い合わせができる状態でした。
とは言え、スマホを持たせれば宿泊ホテルの「無料Wi-Fi」で、子どもとLINE(ライン)やSNSを使ってやりとりが出来るのは大きいですよね。
ちなみに我が家では、しばらく子どもに ” スマホ ” を持たせる予定はないので、最終的に今回のスペイン遠征では「スマホ」ではなく「デジカメ」を持たせることにしました
限られた時間の中で家族と連絡を取り合えれば安心ですし、子どもの声が聞ければ親としても嬉しいですが、自立を促し、責任ある行動をしっかり取れるようになってほしいとも考えていました。
おそらくチームメイトの多くはスマホを持ってくると思いましたし、すき間時間にスマホゲームをすることも想定してました。
子どもなのでスマホ時間が生まれてしまうのも仕方がありませんが、交流を深めるためにトーク(会話)も楽しんでもらえたら嬉しいですよね。
実際に現地では、息子がスマホを持っていないことで、ルームメイトのスマホを一緒に眺めたり、ゲームを交互に楽しんだりと、コミュニケーションが生まれていたようなので良かったです。
改めて
「スマホカメラ」か?
「デジカメ」か?
を考えてみると
やはり時代の流れとしては「スマホ」ですが、子どもの土産話を聞いていて「デジカメ」にして良かったと感じました。
と言っても、相談されたら、
どちらを提案するか今でも回答に困ると思いますけどね。。。(^^;)
万が一、災害や事故があったときのことを考えると難しいです。
何はともあれ空港で息子の顔が見れたときは心から
「ホッ」
としました。
スペインでサッカースパイクを買うときはサイズ表記に注意!
「日本とは全然ちがう」
チームでスペインのスポーツショップを訪れた息子は、洗練されたお店に感動し何度も興奮気味に話をしてくれました。
店舗入口からの演出、陳列の仕方、豊富な品揃えなど、どれも素晴らしかったそうです。
サッカースパイクだけで膨大な展示スペースを確保していて、それと同じくらいのトレーニングシューズエリア。
↑ レガース(すね当て)も、日本だったらサッカースパイクが展示されているくらいのスペースが確保されていたとビックリしてました。(息子撮影)
こんなの見たことないです。(驚)
たしかにスゴイですね。
さてさて本題のスパイク(靴)のサイズ表記ですが、日本とは異なりますので、知っておいた方がスムースかと思います。
一応、日本とスペインのサイズは数字2ケタ表記で同じなのですが、
たとえば
日本で22cmを履いている子であれば、スペインの靴サイズは「34」~「36」。
なので、試着をしてみたいときは「34」~「36」を出してもらいましょう。
日本のサイズ | スペインのサイズ |
---|---|
20cm | 31 |
21cm | 34 |
22cm | 35 |
23cm | 36 |
24cm | 38 |
25cm | 39 |
26cm | 40 |
数値の目安を書いておくと
1cm = 約0.67cm
0.67 × 34 = 22.78cm
です。
日本の靴サイズは ” 捨て寸 (約2cm) ” と呼ばれるスペースが含まれているので、実際はつま先から踵(かかと)までのピッタリ「〇cm」というわけではなく、「+ 捨て寸2cm」が足されたサイズなのです。
スペインでは、この捨て寸も含んだ長さになっているので、注意が必要です。
まぁ、日本でもメーカーによって履いてみないと靴のフィット感は違いますから、スペインでもしっかり試着を行うことが大事かと思います。
変圧器と変圧プラグって何が違うの?
上写真左が変圧プラグ、右側は変圧器です。
変圧器は、以前に海外旅行に行ったときに購入したものですが、いまの電化製品は海外の電圧にも対応したものがほとんどなので、必要ないかもしれません。
変圧プラグ | 変圧器 |
---|---|
国によってコンセントの差し込み形状が異なりますので、日本の電化製品を海外で使いたいという場合に必要。 ※電圧の変更はできません | 最近の電子機器は海外の電圧に対応しているものも多いので必要なくなってきてますが、お手持ちの電化製品が対応していない場合は必須。 |
今回、購入したデジカメの充電器は海外の電圧に対応しているので、変圧プラグがあれば使用可能です。
スペインで使えるプラグ形式は「A」「C」「SE」プラグとなっていて、ほとんどの場所が「Cプラグ」と「SEプラグ」。
なので、
このセットを購入しておけば、ほぼ大丈夫です。
↓ ↓ ↓
ちなみに息子のスペイン遠征中も、この2つ(CプラグとSEプラグ)で足りました。
↑ 上のプラグ形状を見ていただくと分かる通り、丸型です。日本の製品を持っていっても使えませんので、お忘れなく!
プラグのタイプは国によって違いますので、訪れる国に合わせてプラグを購入しましょう。
あちこちに海外旅行に行く予定がある人は、全世界の電源コンセントに対応したカシムラの「 マルチ変換プラグ サスケ 」がおすすめです。
これ一つあれば、世界中どこにでも行けちゃいます!
↓ ↓ ↓
トランプ&UNOも持っていけば同室メンバーと楽しめる♪
スペイン遠征中は、自由時間もあります。
UNOやトランプでたのしく遊べば会話も生まれ、試合でのコミュニケーションもスムースにいく可能性が高まります。
息子もルームメイトとかなり楽しめたようで、変顔をした写真を撮り合ったり、くだらないことを言いあいながらワイワイできたと喜んでました。
それとドラゴンボールはスペイン含め、海外でも人気のあるキャラクターなので、スペインチームはじめ他国のメンバーにカードを選んでもらって、そのカードをプレゼントするツールとしても使えます!
「 また行きた~い 」
スペインサッカーに触れることができたこと、日本とは異なる街の雰囲気やお店の印象など、いろいろ勉強となり、行かせて良かったと感じました。
関係者の皆様、
素晴らしい機会を与えていただき、
本当にありがとうございました!
詳細を公開できる日が来ましたら、また改めてお礼をお伝えできればと考えています。
引き続きよろしくお願いいたします!
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