ジュニアユースに入ると、多くの子が
「Aチームのスタメンで試合に出たい!」
という目標を持つと思います。
息子が所属するのは県内でも強豪と言われるチームですが、中学2年生になるとAチームで試合に出場できる選手には、ある程度共通した特徴があるように感じます。
もちろん例外はありますし、チームによって求められる選手像は違います。今回はあくまで一保護者として見てきた「こんな選手が試合に出ているな」という印象を書いてみたいと思います。(中学2年)
目次
① 身長は165cm前後か、それ以上ある子が多い
中学2年生になると、やはり体格差が大きくなってきます。
小学生の頃は技術だけで活躍できていた選手も、中学生になると体の大きさが試合に影響する場面が増えてきます。
特にセンターバックやセンターフォワードは、身長があることで空中戦や競り合いで有利になります。
もちろん身長だけで決まるわけではありませんが、Aチームを見ると165cm前後、それ以上ある選手が多い印象です。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
これから中学になる子には、たくさん食べて、たくさん睡眠時間を取るという習慣を身につけましょう。
夜にゲームやスマホに触る時間を減らす努力も必要です。
② 60分近く走り続けられる体力
これは本当に重要です。
技術があっても、後半になると足が止まってしまう選手はなかなか試合に出続けることができません。
逆に、最後まで運動量が落ちない選手は監督・コーチからの信頼も厚いように感じます。
攻撃で走り、守備でも全力で戻る。
それを何度も繰り返せる持久力は、中学2年生になると大きな武器になります。持久力があって、ボールを取られない足元の技術・判断能力があれば、レギュラーになれる可能性が高いです。
ケガで1か月休んだ息子(Bチームですが・・・)も、復帰して最初に苦労したのは技術ではなく体力でした。日々練習に参加し、トレーニングを重ねている選手には敵いません。
それだけ体力はサッカーの土台なんだと改めて感じています。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
週2回程度で良いので、マラソンを始めましょう。最初は無理をせず10分~15分。少しずつ増やして20~30分にすると継続できます。
全力で走るのは、週に1回程度でOK。そのときはタイムを計って、前回より1秒でも速く走ることを目標にすることです。
③ 攻撃だけではなく守備もしっかりできる
小学生の頃はドリブルが上手だったり、点を取れる選手が目立ちます。
しかしジュニアユースでは、それだけでは試合に出続けることは難しいようです。
・ボールを失った瞬間に全力で戻る。
・相手に簡単に前を向かせない。
・味方のカバーに入る。
こういった守備の意識が高い選手ほど、試合に出場している印象があります。
「攻撃が好き」だけではなく、「守備も嫌がらずにやれる」。
ディフェンダーであれば、攻撃にも参加する。
これがチームにとってとても大切なのだと思います。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
攻撃も守備もするとなると体力が重要です。先述しましたが、週2~3回程度で良いので、マラソンを始めることをおすすめします。
④ 周りがよく見えている
中学2年になるとボールばかりを見てしまう選手は少なくなってきますが、試合全体が見えている選手、味方選手の動きを把握できている選手とでは大きな差が生まれます。
・次にどこへパスを出すか。
・味方がどこに動いているか。
・相手の空いているスペースはどこか。
こうした情報を早く判断できる選手は、プレーに余裕があります。見ていて「時間がゆっくり流れているのかな?」と思うくらい落ち着いてプレーしている子もいます。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
普段の練習から ” 首振り ” や ” ダイレクトパス ” を意識することです。
それと試合中、スルーパスや逆サイドへパスを出すことを意識してみましょう。スルーパスを出すには、味方だけでなく相手の位置も把握していないとうまくいきません。とにかく常に意識することが「周りが見える」につながります。
⑤ 足元の技術が高い
やはり強いチームは、止める・蹴るの技術は高いですよね。
・プレッシャーがある中でもしっかりボールを止められる。
・狭いスペースでも失わない。
・ワンタッチで次のプレーにつなげられる。
派手なドリブルよりも、こうした基本技術がしっかりしている選手が多い印象です。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
基本的に足元の技術が高い子は、自主練をしています。自主練をしているけれど、伸び悩んでいる子は、Youtube等で「サッカー 1人でできる自主練 足元の技術」で検索をしてみましょう。
⑥ 足が速い
サッカーでは「速さ」はやはり大きな武器です。
・相手より一歩速く動ける。
・裏へ抜け出せる。
・守備で追いつける。
どのポジションでもスピードがある選手は強いですね。
もちろん速いだけではダメですが、「速い」というだけで相手にプレッシャーを与えられます。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
「足は速くなります」
その人が持つ能力の限界はありますが、日々トレーニングを続けることでスタートダッシュ、短距離のタイムは確実にアップします。太ももが自然に上がるようになる階段1段飛ばしトレーニングはおすすめ。迷惑にならないように、ほとんど人のこない歩道橋の階段や家の近くで階段を探してみましょう。
⑦ がっちりした体型
中学になると細身の選手よりも、骨格がしっかりしている選手が選ばれる傾向にあります。
・体をぶつけられても倒れない。
・当たり負けしない。
・ボールをキープできる。
中学生になるとフィジカルの重要性を強く感じます。
食事や睡眠も成長には欠かせませんね。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
細身の子をがっちり体型にするには、筋力トレーニングが必要になります。まだ成長過程にある中学生の場合、横幅よりも身長を求めて「食べる」「寝る」を意識した方が良いと思います。
※昔はのぼり棒、ジャングルジムや雲梯(うんてい)、鉄棒など自然に筋力アップする道具で遊んでいたことを考えると、筋力トレーニングも週1~2回程度なら問題ないはずです。息子も回数は多くないですが、腕立てなどをしています。
⑧ プレーに迫力がある
最後は少し感覚的な表現ですが、「迫力」がある選手は目立ちます。
・常に声が出ている。
・球際で負けない。
・迷いなくプレーする。
・ゴールへ向かう気持ちが強い。(推進力がある)
見ている保護者でも、「あの子は今日も目立っているな」と感じる選手は、やはりプレーに勢いがあります。
身長もあり「上手いなぁ」と思わせる選手でもプレーに迫力がないと、選ばれにくい印象です。
| ☆ ワンポイントアドバイス ☆ |
フォワードなら相手DFが強くても勝負する。ブロックされても再トライする。
ディフェンスは、いつもより 半歩~1歩 前に出てボールを取りにいく。抜かれててもいいので、相手の嫌がる距離まで近づいてみましょう。
とにかく練習時にかならず意識高く取り組むことです。現在のプレーで目立てていないということは、そのまま練習を続けても周りと同じように上達していくだけです。レギュラーメンバーを超えることはできません。
今までにない自分のプレーに挑戦し続けること、チャレンジすることが大切です。
もちろん、今回挙げた特徴がすべて揃っていないとAチームに入れないわけではありません。
実際には、技術に特化した選手や、戦術理解が非常に高い選手など、それぞれの強みを持った子が活躍しています。
ただ、中学2年生になって感じるのは、「技術だけ」ではなく、体力・守備・判断力・フィジカルなど、総合力が求められるようになるということです。
親としてできることは限られていますが、焦らず子どもの成長を見守りながら、食事や休養などでしっかりサポートしていきたいですね。
同じようにジュニアユースで頑張るお子さんを持つ保護者の皆さんの参考になればうれしいです。
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