強豪クラブチームとスポーツ少年団を経験して分かったこと
息子は以前、クラブチームに所属していましたが、3年生の終わりに休会。
4年生の間は徹底的に基礎技術を学ぼうと週1回のサッカースクールと週2回フットサルスクールに通うことにしました。
土日は、学校のお友達と遊ぶ時間と自主練に費やしてきました。
あっという間に1年が過ぎ、
あと数か月で5年生というタイミングで、チーム探し。
通っていたサッカースクールとフットサルスクールは続けたいとの息子の希望もあり、土日のみ活動をしているサッカーチームを探すことになりました。
そうなると
選択肢は少なく「スポーツ少年団」か「フットサルチーム」になります。
フットサルスクール兼チームからの誘いもあったのですが、
「サッカーがしたい」
とのことで少年団一択となりました。
スポーツ少年団は親が関わることが多いと聞いてましたが、たしかに多いですne。(^^;)
クラブチームの場合は、送迎バスや各種運営もすべてコーチがしてくれてましたので、ある意味ラクちんでした。
スポーツ少年団(スポ少)は何が大変か?
スポーツ少年団は、パパさんコーチ(サッカー経験者が多い)がボランティアで教えてくれてますので、クラブチームと比較すると会費は半分以下でサッカーを習うことができます。
月会費が安いため、クラブチームのようにバスを維持管理することができませんので、クルマの当番や保護者同士の連絡の取り合いなどが必然的に多くなってきます。
1.クルマ当番って何?
スポーツ少年団には「クルマ当番」があります。
クラブチームはバスの送迎がありますので、クルマ当番はありませんでした。
クラブチーム | スポーツ少年団 | |
---|---|---|
クルマ当番 | なし | 有 ※ガソリン代支給 |
バス送迎 | 有 | なし ※地方はバス送迎あるところも |
「クルマ当番」というのは、集合場所から他の子ども(選手)も乗せて試合会場まで行き、試合後に地元の小学校まで戻ってくる当番のことです。
当番ではない親御さんは、試合が終わると試合会場からメールが一斉送信されますので、到着予定時間に解散場所まで迎えにいってピックアップして帰ります。
「クルマ当番」の決め方はチームによって異なると思いますが、おおよそ下記の通りです。
・順番制
・コーチ含め、行ける人が送迎する
息子が所属している少年団は「行ける人が送迎する」パターンで、情報共有できるスマホのスケジュールアプリを使って、送迎できる人を毎回募っています。
試合の出欠席と併せて送迎できる人は「〇」印を選択して、コーチが子どもたちを割り振ります。
クルマが足らないときは、コーチが親御さんに連絡をして調整をしています。
毎週記入をしなければいけないので、クラブチームから移籍した親御さんは、少し手間に感じてしまうかもしれませんが、子どものためにも頑張りましょう。(^^)
雨の日は運動靴、スパイクの砂で汚れます!(^^;)
クラブチームの練習や試合は、ほとんどが人工芝グラウンドです。
なので、
スパイクに砂が付着することもなく、クルマが汚れるということはありませんでした。
少年団のサッカーチームは、小学校などの土グラウンドで練習、対外試合をすることが多いので、雨の日はスパイクがグチャグチャ。
基本的に帰りは運動靴に履き替えてはくれますが、運動靴でグラウンド整備(トンボ)などもしますので、クルマのカーペットは海水浴帰りのように砂だらけになります。(^^;)
雨の日の送迎の後は、ガソリンスタンドでバキュームをかけるか、超強力エアーダスターで掃除をしています。
エアーダスターはパソコンやキーボードの掃除用に購入したものですが、これを使えばカーペットの小石を外に飛ばすことができますし、車内のホコリも吹き飛ばしてくれます。
夏は大きな浮き輪の空気入れ、空気抜き、掃除機としても使えるので便利ですyo♪
↓ ↓ ↓ 所有しているエアーダスター。
現在、同じものは販売されていないのですが、エアーダスターは強力なものを買った方が良いので、お探しの方は、下のエアーダスターを参考にしてください。
月会費
少年団の月会費はかなりお財布にやさしいです。
0円のところもあると聞きますが、おおよそ2,000~3,000円前後/月で、週末土日だけの練習と試合を行います。
平日練習もしているところがあるようですが、その場合、もう少し金額も高くなると思います。
クラブチーム | スポーツ少年団 | |
---|---|---|
月会費 | 8,000~18,000円前後 | 0~3,000円前後 ※バス送迎や練習の多いところは高め |
平日練習 | あり | なし ※チームによる |
練習場 | 人工芝 | 土グラウンド |
サッカーボール | クラブチームが用意 | 持参 |
クラブチームの月謝は高めですが、週3~6日の練習&試合とバスの送迎。練習は人工芝グラウンドで行っているところが多いです。
人工芝は、水はけもよく、ボールもきれいに転がってくれますので、環境としては抜群でした。
スポーツ少年団は週2回程度の練習と試合です。
もしプロになりたいと考えているのであれば、少年団の練習だけでは差が開くばかりなので、平日の自主練や、フットサルスクールに通うなどのオプションも検討しておいた方が良いかもしれません。
プロサッカー選手の松井大輔選手も地元の少年団に加入し、平日はチームの仲間と公園で1対1の練習を毎日のようにしていたと言います。
入団していたチームには、なんと同級生に山崎雅人選手もいたそうで、2人は多くの大会で優秀選手賞を受賞しています。
小学生時代は、地元の少年団だけでプロになった松井大輔選手が書いた本「サッカー・J2論」は、これからサッカー選手を目指す小中高生におすすめです♪
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保護者同士の連絡
クラブチームの場合、練習や試合に欠席するときだけコーチに直接連絡をします。
クラブチームの親御さん同士でLINEのやりとりがあるとすれば、試合会場の駐車場に台数制限があるときや交流会のときくらいです。
スポーツ少年団の場合は、親御さん同士でLINEなどを使って頻繁に連絡を取り合います。
主な確認作業は、毎試合の出欠席とクルマの配車確認です。
クラブチーム | スポーツ少年団 | |
---|---|---|
保護者同士の連絡 | 少なめ | 多め |
スマホアプリによる 試合日の出欠 | 無 ※予定のある選手のみ | 有 ※試合毎 |
チームの親睦会
親睦会は、入団したスポーツ少年団にもよります。息子のチームでは数か月に1回親睦会が開催されています。
クラブチーム | スポーツ少年団 | |
---|---|---|
親睦会 | 年1~2回 | 数か月に1回 ※チームによる |
親睦会の頻度に関しては賛否あるかと思いますが、基本的に子どもが楽しんでくれれば嬉しいですし、用事が入っているときは休めばよいので気軽に参加をしていけば良いと思います。
お茶当番(お昼当番)
スポーツ少年団はボランティアで動いてくれているコーチで成り立っているので、会費も安く運営されています。
サッカーだけでなく、野球やバスケットボールチーム等も同じような形で動いています。
その中でも相談が多いと言われているのが、コーチへのお茶出しです。
これもチームによるのですが、
内容は様々です。
・お茶出し
・お弁当の手配
・コーチの水筒補充
など。
お弁当の手配、コーチへのお茶出し、水筒補充もたいへんですよね。
息子の所属する少年団では、コーチへのお茶出しはありませんが、本当に良くやってくれています。
コーチはお子さんが中学生になるまでサッカー漬けで、家族で出かけることが出来ません。
親御さんたちもコーチに対して感謝の気持ちはあるものの、それでも「お茶出し」に抵抗があるのは、なんとなく分かる気がします。
システムを変えるのは簡単なことではありませんが、これから少子化で入団してくる子も減ってくるはずです。
なので、
親が抵抗を感じてしまう「お茶出し」などは無くしていく方向で考えて、1か月1回菓子折りを渡すなどして感謝の気持ちを表せば良いような気がしますが、どうですかね。。。
クラブハリエのバームクーヘンなんかも喜ばれると思いますけど・・・。
↓ ↓ ↓
ここのバームクーヘン、めちゃくちゃ美味しいですよね。
さいごに
スポーツ少年団に入団してからは、最初のうちは戸惑いました。
クルマ当番で集合場所に行くとき、8:00前後が多いですが、早いときは朝6:30集合ですからね。。。眠いです。(^^;)
パパさんコーチも本当に大変だと思います。
練習は午前か午後で終わりますが、試合の日は現地に着いたら、グランドで暑い日も寒い日も子供たちを終日見てくれています。。。
その他、親睦会やら何やらで忙しい日々が続いています。
正直、クラブチームと比較してしまうと面倒と感じてしまうこともありますが、コーチ陣が非常に献身的なのと、息子もたのしくサッカーがやれているので、卒業する頃には大きく成長した姿に泣けてくるかもしれませんね。
子どものためにも頑張ろうと思っています。
お子さんの技術力、サッカー熱、どのレベルでサッカーをしたいのかによって、サッカースクールやクラブチーム(サッカーチーム)の選択が変わってきます。
サッカースクールとサッカーチームの違いは、スクールかチームに所属をすれば、選手のパパさん、ママさんからの情報で少しずつ学ぶことができると思いますが、トラブルを回避するためにも入会前に情報収集をしてみることも大事かもしれません。
どっちが親の負担が少ないかではなく、子どものために ” どちらが良いか ” で考えてあげてくださいね♪
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