高校サッカーの選手権で優勝した青森山田のキャプテン ” 松木 玖生選手(まつき くりゅう) ” をご存知の方も多いかと思いますが、ちょっと前まで高校でプレーをしていた青年が、なんと「 FC東京 vs 川崎フロンターレ 」のスタメンでプロデビューしましたぁ。
「おめでとう!」
パチパチパチパチッ!👏
ちなみに松木選手のチームは長友佑都選手のいるFC東京。高体連出身選手としてはクラブ史上初となる開幕戦先発デビューなのです。
対戦相手の川崎フロンターレは、史上2度目の3連覇を狙う強豪チーム。FC東京にとっても大事な開幕戦で、いきなり選出されたというのがスゴイですよね。
スタメン出場をして、後半27分の交代まで存在感をアピールしたのはさすが。得点にはならなかったものの豪快なミドルシュートも見せてくれました。
アルベル監督からも
「遠くない将来、日本サッカー界に大きな喜びを与える選手に育つと期待している」
と賛辞が贈られました。
松木 玖生選手のプロフィール
出身 | 北海道 |
生年月日 | 2003年4月30日 |
身長・体重 | 180cm・76kg |
血液型 | A型 |
経歴 | 2010~2016 室蘭大沢FC 2016~2019 青森山田中学校 2019~2022 青森山田高校 2022~ FC東京 |
代表歴 | 2018 U-15 日本代表 2019 U-16 日本代表 2020 U-17 日本代表 2021 U-18 日本代表候補 2022 U-22 日本代表 |
身長180cm。。。
ほんと最近の選手は身長が大きいですよね。
松木 玖生選手が歩んできた道
松木選手はお兄さんが所属する室蘭大沢FCで6才からサッカーを始め、小学3年生の時にフィールドプレーヤーに転じました。
フィールドプレーヤーは、ゴールキーパーを除くプレーヤーを指しますので、松木選手は最初ゴールキーパーをしていたということです。
中学生の時には越境して強豪・青森山田中学校に入学。
プロになっている人の中にも家族で引っ越しをして強豪校に入るというのは結構ありますよね。元日本代表の城彰二氏もその一人ですが、親は引っ越しをせず、なんと城彰二氏だけ名古屋に。。。生活費が足らず中学生の時から新聞配達をしていたというから大変だったと思います。
私も高校時代に新聞配達をしていたことがあるのですが、朝3:40に新聞配達所に出勤して、学校で寝て、部活をやって、中華料理屋でアルバイトという日々を過ごしましたが、ほんとキツかったです。城彰二氏は中学生でそれ(新聞配達)をしていたというから、ちょっと同情しちゃいます。(^^;)
この話はまた今度。。。
松木選手は、中学の2年時に全国中学校サッカー選手権大会で優勝を経験(すごっ)、3年時には高校生の練習や練習試合にも参加して、頭角を表します。
2019年より青森山田高校に進み、3年時はキャプテンとして
「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEAST」
「全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会」
「全国高等学校サッカー選手権大会」
でチームを優勝に導き、史上初の3冠を達成しました!
今年1月に行われた高校サッカーの決勝戦「青森山田 vs 大津」は、4-0で大津を圧倒する強さ。観戦した方は分かると思いますが、決勝戦でここまで差が出るとは・・・という内容でしたよね。
高体連出身の選手が、Jリーグでいきなりスタメン出場して活躍なんて、子どもたちの ” 夢 ” をさらに広げてくれました♪
これからの松木選手が楽しみです。
海外志向が強いそうなので、これから国内で実績を積んで、欧州のクラブでも活躍してほしいですね。
がんばれー、松木選手!
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