Q : 小4息子ジュニアサッカーで評判の良い優秀な指導者チームがあるのですが、声をかけていただきました。まだ設立したばかりで人数も少なく移籍しようか迷っています。人数が少なくても大丈夫でしょうか。
A : ジュニアチームの移籍はお子さまの将来に影響を与える可能性がありますので、悩みますよね。
たとえば、いま強豪チームに所属している場合、TM(トレーニングマッチ)をする相手チームも強豪のはずです。
クラブチームであれば、下部組織のサッカーチームと試合をすることも度々あり、そういった強度の高いチームと試合を繰り返すことで、レベルの高い選手との出会い、トップレベルのスピードなどを体感できますので、それはそれで貴重な経験の場です。
また強豪チームは、公式戦に出ればチームとしての注目度も高いため、ジュニアユース(中学生)のスカウトにプレーを見てもらえる可能性も高まります。
評判の良い優秀な指導者がいるものの、設立して間もないチームの場合、実績も乏しく、移籍タイミングによっては子どもの進路にも影響が出る可能性も考えなければなりません。
いま小学4年生ということは、4月から5年生ですね。
評判の良い指導者であれば、さらに新しい選手が加入してくる可能性もありますが、その魅力とリスクの両方を慎重に比較することが大切です。
設立間もないチームは柔軟な運営が行われる場合が多く、指導者が選手一人ひとりに寄り添ったプライベートレッスンのような丁寧な指導をしていることも考えられます。
そのようなコーチの下で学ぶことで、お子さまがこれまで気づかなかった新しい可能性を発見できるかもしれません。(← これは大きいです!)
しかしながら、設立して間もないチームにはいくつかの課題もあります。
チームの人数が少ない場合、試合経験の不足や練習時の対戦相手の問題が生じる可能性があります。
まずカップ戦は参加費用が必要です。
規模と学年により3,000円から10,000円程度かかります。
昔は、無料で行われていた練習試合(TM)も、参加費用がかかることが増えてきました。
選手の人数が少ないと月謝も集まらず、試合参加も難しくなります。
また選手一人が欠席しただけで、試合が流れてしまうことも考えられます。少ないチームの人数に合わせて7人制サッカーにしてもらうなどの調整が行われることもあります。
そのため、優れた指導者の魅力だけでなく、チーム全体の運営や雰囲気、他の選手や保護者の声も確認してみることをおすすめします。
個人的には、小学3、4年生までは、基礎練習の徹底とサッカースクールに通うだけで良いと思ってますが、ボランティアコーチの多いジュニアチームで優れた指導者がいるとウワサになるような人は、そう多くはないので子どもが「移籍したい」と言っているのであれば、飛び込んでみても良いかもしれません。
また、実際にその新しいチームの体験練習があれば、一度参加してみることをお勧めします。
具体的な雰囲気や指導方法を体感することで、移籍するかどうかの判断がより明確になると思います。
設立間もないチームであっても、指導者の考えやチームのビジョンが明確であれば、将来性を感じ取れるはずです。
指導者の評判が聞こえてくるような人であれば、入団後に「話が違う」ということも起こりにくいと思います。
どの道を選んでも、お子さまの成長を見守り、応援する姿勢が最も重要です。
応援しています! ⚽🌟
お互いがんばりましょう♪
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