Q : なぜジュニアユースのセレクション参加に所属チームの承諾が必要なんですか?
A : 小学6年生になると、早い子は5月、6月にはジュニアユースが決まります。一般的には9月くらいからセレクションが始まり、11~12月には決まっている子が多いようです。
セレクション参加に所属チームの承諾が必要な理由は、いくつか考えられます。
所属チームの承諾が必要なワケ
1.所属チームが「ジュニアユースチーム」を持っている
ジュニア(小学生)で入団したときに、所属チームの契約書に「中学進学時は、〇〇(所属チーム名)のジュニアユースに進むこと」と明記されているチームもあるようです。
特に上手な子であれば、他に行ってほしくないので承諾されないこともあると聞きます。
どうしても他のセレクションを受けたい場合は、退団も覚悟してしっかり話し合いをする必要があります。
2.他チームとの関係性
地域のサッカーチーム同士で一定の関係性を築いていることが多いです。
そのため事前に話を通しておくことで、所属チームから紹介してもらえることもあり、円滑にセレクションが進むこともあります。
実力のある子であれば、コーチ同士話し合いが済んでいて、形のみセレクションを受けてもらい「合格」できることもあります。
3.選手の成長や進路に対するサポート
選抜に選ばれている子であれば、スカウトからチームに声がかかっていることもあります。複数チームから話が来ていれば、コーチがどうしようか考えていることも考えられます。
その状態で他を受けられてしまったら、スカウト担当者との関係性も悪くなってしまいますので、ルールを設けている所もあります。
準備はOK?
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少年団は、承諾不要のところが多い
セレクション参加に関して、所属しているチームが少年団であれば、ほぼ承諾をもらわなくても問題ないと言えそうです。
現在、息子が所属している少年団チームも「承諾不要」です。最終的に決まったところを報告すればOKです。
小学生を指導しているクラブチームは、ジュニアユース(中学生)を運営している所が多いので「要承諾」のチームが多い印象です。
ジュニア(小学生)とジュニアユース(中学生)のあるチームに小学校低学年から入団した場合、ジュニアユースまでお世話になると考えていなかった親御さんも多いような気がします。
これから入会される方は、しっかり契約書の確認あるいはコーチに話を聞いておけば間違いありません。
けっこうゴタゴタが起きてしまうようなので、ちゃんとチェックしておきましょう!
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