スペシャル鼎談(ていだん) 中村俊輔×中村健剛×佐藤寿人
昨年のSportivaの記事「スペシャル鼎談(ていだん) 中村俊輔×中村健剛×佐藤寿人」に、多くのサッカー少年にも読んでもらいたい内容がありましたので、ピックアップしてみました。
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ちなみに現役時代の3人のポジションは
中村俊輔氏 = ミッドフィルダー
中村健剛氏 = ミッドフィルダー
佐藤寿人氏 = フォワード
です。
” ~ 省略 ~ ―― 代表の時はあまり話さなかったんですか? 俊輔 寿人とはしゃべってないんじゃない? 寿人 いやいや、話しましたよ。絶対に覚えてないと思ってましたけど(笑)。僕はあの時に俊さんに言われた言葉は今でも忘れませんよ。それこそ広島の青山敏弘が結果的に成長できたのも、僕からすると俊さんと憲剛くんがいたからなんですよね。 俊輔 なんで? 寿人 2007年にヨーロッパ遠征があったじゃないですか。その時に地元のクラブと練習試合をして、僕は3点取ったんですよ。俊さんからパスをもらって決めたゴールもあったので、褒められると思ったら、ダメ出しされたんです。「お前さ、俺が出せる状況になってから動いてるじゃん」って。 たしかにその時の僕はそういう感じだったんですけど、それだと世界には通用しないということなんでしょうね。「お前がほしいタイミングでほしい場所に動いて、それに対して出すか出さないかは俺が決めるから、自分発信で動いてくれ」って。それがものすごく衝撃的でしたね。 ~ 省略 ~ Web Sportiva より ” |
中村俊輔氏が現役の2007年ヨーロッパ遠征で佐藤寿人氏も同じグラウンドで地元チームと練習試合をして、佐藤選手が3点を取ったときのお話です。
中村俊輔選手からのパスも得点していたので褒められると思っていたら、
「お前さ、俺が出せる状況になってから動いてるじゃん」
言われたときは、ガツーンと頭を叩かれた感じだったでしょうね。
佐藤寿人選手は、この時期(2007年)すでに史上45人目のJ1通算50得点を達成するなど、結果を残しているフォワードとして活躍してましたしね。
欧州でプレーしていた中村選手にとっては、動きだしの遅れは世界では通用しないのでレベルに合わせた動きを求めていたとも言えます。
こういう話を聞くと、
これからのJリーグはじめ日本代表の監督も世界でプレーをしてきた人たちが主軸となって引っ張っていくことが日本の強さになっていく気がしますね。
あと5~10年後かな。。。
小学生に見てほしい「中村俊輔氏のセルティック時代」
現役時代の中村選手を知らない子どもも多いと思いますので、 Youtubeで「セルティック 中村俊輔」と検索してあげてくださいね。
チームメイトが先に動き出しているプレーに対し、絶妙なタイミングでボールを出している素晴らしいプレーがいくつもあって勉強になります。
マジでスゴイです♪
※有名人のYouTubeは、内容により運営側に削除されることがあるのでリンクは貼っておりません
小学生でも動き出しの速い選手もいますが、どちらかというとボールホルダーの動きに合わせている選手がほとんどです。
小学生レベルであれば、それでも十分やっていけますが、中村俊輔氏の言う動きだしのタイミングは、今から頭に入れて意識して動けると中学、高校で得点チャンスが何倍もアップするはずです。
もちろんボールホルダーの動きを見てからで良いときもありますが、相手陣地ではスピードが大事な場面が多々あります。
中村俊輔氏が言うように自分が欲しいタイミングで欲しい場所に動き出す技術は身につけておく必要がありますので、パスがこなくても実践で感覚を研ぎ澄ませていけるといいですね。
中村俊輔選手のプレー集を一緒に見ながら息子にも刺激を与えていこうと思います。(^^)
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