Q : 中3息子にクラブユースから誘いもあるのですが、地元には強豪サッカー部もあります。どちらが良いのか迷っています。
A : クラブユースから勧誘があったということは、息子さんはかなり有望な選手として認められたということですね。親としても嬉しい話ですね。
もし私の息子が同じ立場であれば、
「クラブユース or 高校サッカー」
どちらにするか同じように迷ってしまいます。(^^)
いま中学2年の息子は行けるのであればクラブユースを希望してますが、
ただ、最近は寮生活が必要なクラブユースも多く、できれば自宅から通いたい息子にとっては、通学圏内の高校サッカーも有力な選択肢になっています。
サッカーを続けるうえで、どちらが良いのか。
この問題について、元日本代表の城彰二氏が興味深い話をしています。
元日本代表の城彰二氏「天秤にかけるような話ではない」
元日本代表FWの城彰二氏は、高校サッカーとクラブユースの比較について、
「高校サッカー派とか、ユース派とか、そういう論争はどうかと思う。いい点もあるし、悪い点もある。天秤にかけるような話ではない」
という趣旨の発言をしています。
ちなみに城氏は、全国高校サッカー選手権でも知られる強豪・鹿児島実業高校(鹿実)の出身です。
鹿実といえば、練習が厳しいことでも有名ですよね。
城氏の高校時代の話を聞いていると、思わず笑ってしまうエピソードもたくさんあります。本人や卒業生が「もうあの頃には戻りたくない」と語るのも、厳しい環境で青春時代を過ごしたからこそなのかもしれません。
↓ ↓ ↓ ぜひ鹿児島実業高校出身の選手たちの本音トーク。こちらの「前園真聖、城彰二、松井大輔」のYoutubeでお楽しみください。
そんな高校サッカーを経験した城氏は、どちらの進路にもプロになるチャンスがあり、高校サッカー出身だから、あるいはユース出身だからといって、一方が必ず有利になるわけではないという考えを示しています。
もちろん、これは城氏の考え方のひとつですが、進路を考えるうえで参考になる意見になりますね。
高校サッカーとクラブユース、それぞれの特徴
それぞれの特徴を整理してみました。
| 高校サッカー | クラブユース |
|---|---|
| ・主な全国大会「全国高校サッカー選手権」「インターハイ」 ・学校の授業と行事と両立しやすい ・受験・進学サポートあり ・部員数が多く、激しい競争があるチームも多い ・仲間と学校生活を共有でき、一体感が生まれやすい ・厳しい上下関係や指導方針に戸惑う場合もある ・高校卒業後、大学サッカーなどの進路も選べる | ・主にJクラブ下部組織や街クラブ ・全国大会「日本クラブユースサッカー選手権」 ※地域予選を勝ち抜いたクラブが出場 ・プロや強豪大学へのパイプが多い ・プロクラブの育成組織で専門的な指導を受けられる ・サッカーを中心とした環境で成長を目指せる ・高校生活や通学、寮生活との両立を考える必要がある ・プロ昇格を目指せる一方、昇格が保証されるわけではない |
もちろん、これらはあくまで一般的な傾向です。高校によって環境は違いますし、クラブユースもチームごとに指導方針や雰囲気が異なります。
最近は、高校の強豪サッカー部、クラブユースも全寮制が増えてきています。
また、高校サッカーだから理不尽なことがあり、クラブユースならない、というわけでもありません。大切なのは、実際にそのチームがどんな環境なのかを知ることだと思います。
プロになるために大切なこと
小学校や中学校の段階で、レベルの高い環境に身を置くことは、成長のきっかけになります。
ただ、どれだけ良いチームに入っても、そこで試合に出られるとは限りません。反対に、強豪校や有名なクラブではなくても、努力を重ねて成長し、プロへの道を切り開く選手もいます。
進路を決めるときは、チームの知名度や実績だけでなく、次のような点も確認しておきたいですね。
- 自分の実力で試合に出られるチャンスがあるか
- 指導者の考え方や練習内容が自分に合っているか
- 3年間、またはそれ以上、無理なく通える環境か
- 学業や生活面も含めて、充実した毎日を送れそうか
そして、城氏が大切だと話しているのが、「良い食事」「睡眠」「良いトレーニング」です。
どのチームを選ぶにしても、日々の生活を整え、練習を積み重ねていくことが成長につながります。
最後は、自分に合った環境を選ぶ
高校サッカーにもクラブユースにも、それぞれの魅力があります。
だからこそ、「どちらが上なのか」と考えるよりも、自分がどんな環境で成長したいのかを考えることが大切なのかもしれません。
可能であれば練習を見学したり、指導者や在籍選手の話を聞いたりして、実際の雰囲気を確かめたいところです。
親としては、少しでもプロへの道につながりそうな環境を選んでほしいと思ってしまいますよね。
でも、最後にプレーするのは息子さん自身です。
本人が納得して選んだ環境で、思い切りサッカーに打ち込めること。それが、将来につながる大切な一歩になると思います。
























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