サッカーとフットサルの違い
フットサルはサッカーのミニ版と言っても良いと思いますが、ルールが若干違います。とりあえずサッカーとフットサルの違いを一覧(一部)にしてみましたので、始める方は参考にしてみてください。
たとえば、
サッカーは交代人数3人に対し、フットサルは交代要員を最大7人まで登録でき、途中交代した人も自由に戻れるところが大きく異なります。
なので、お疲れぎみのお父さん世代には、疲れたら交代してもらえるフットサルの方が、気軽に参加できそうです。交代選手のメンバーがいなければフットサルはかなりキツイですけどね。。。(^^;)
それとフットサルには「4秒ルール」というものがあります。キックイン(スローインはありません)、ゴールクリアランス、フリーキック、コーナーキックは4秒以内に行わなければならないと定められています。
これはフットサルの特徴でもあるスピード感あるプレーを妨げないようにするためのルールです。
サッカーの経験がある人は、ルールさえ覚えればスムースにできそうですが、実際にサッカー経験者がフットサルをすると「まったく別物」「異なるスポーツ」と感じる人も多いようです。
サッカーとフットサルの違い一覧
サッカー | フットサル | |
フィールドサイズ | 縦105m×横68m | 縦40m×横20m |
ボールのサイズ | 5号球 | 4号球 |
ゴールのサイズ | 2.44m×7.32m | 2m×3m |
競技人数 | 11人 | 5人 |
交代人数 | メンバー総数18人 交代は3人まで | メンバー総数12人 交代要員7人(最大) 自由に何回でもOK |
オフサイド | あり | なし |
試合時間 | 45分ハーフ | 20分ハーフ |
ファウル | 反則の数はカウントしない | 直接フリーキックの反則が累積5個になると、壁無し直接フリーキック |
ボールがタッチラインを越えた場合 | スローイン | キックイン |
4秒ルール | なし | キックイン、ゴールクリアランス、フリーキック、コーナーキックは4秒以内に行う |
サッカーは、コートが広く、さまざまな角度からドリブル、パス、シュートが楽しめるので、プレーする側も観ている側も楽しいですよね。
フットサルは、サッカーと比べるとボールに触る回数や接近戦が圧倒的に多いので、フットサル経験者がサッカーに転身してくると個人技が「ピカッーーー」と光る人が多いのも特徴です。
コートが狭いので、ドリブルの種類が豊富になること、ボールを持った瞬間の決断スピード、わずかなスペース活用がサッカーでも活かされるのだと思います。
これから子どもを通わせるなら「フットサル」を経験してから「サッカー」!?
サッカー王国ブラジルの選手や欧州の有名サッカー選手の中には、フットサル出身者が多いことでも知られています。
たとえばイニエスタ、ネイマール、オスカル、ロナウジーニョなど・・・。
繰り返しちゃいますけど、イニエスタ、ネイマール、ロナウジーニョってすごい選手ばかりですよね。。。
日本人のフットサル経験者もスゴイです。
三浦知良、小野伸二、中島翔哉、原口元気などがフットサル出身者です。
いつだったかワールドカップのブラジル代表の選手の半数がフットサル経験者だったという事例もありますので、これからサッカーを習わせるのであれば、フットサルを数年経験してからサッカーという流れも良い選択かと思います。
上記方法が最良というわけではありませんが、正直なところ、フットサルからチームに流れてきた子は、技術力のある子が多いと感じてます。フットサル ⇒ サッカーチーム という流れは悪くはないと思います。
時代の流れ、トレンドと言ってもよいかもしれないですね。
「サッカー」か「フットサル」のどちらに通わせるか?
「サッカー」に通わせる前提で話を進めてきてしまいましたが、時間があれば「サッカー」と「フットサル」の無料体験に参加してみるのが一番です。
まずはお子さまが通いたいと思うことが大事ですので、お子さまの行きたいスクールに通わせてあげれば良いと思います。どのスクールも1回~複数回の体験が可能ですので、ぜひ確認してみてください♪
一応書いておこうっと。サッカーとフットサルの名前の由来
サッカーは、イギリスが発祥の地で、正式名称は「アソシエーション・フットボール(association football)」と言います。
「football」には、ラグビーフットボール、アメリカンフットボール等もあり、混同してしまうので名称をはっきりさせようと「association」の「soc」に「er」をつけて「Socker(ソッカー)」となり、1960年頃より「サッカー(soccer)」と呼ぶようになったそうです。
フットサルは、サッカーを表す 「fútbol(スペイン語)」と「futebol(ポルトガル語)」、それと室内を表す「salón(スペイン語)」・「salão(ポルトガル語)」を合体させた言葉が「フットサル」です。
最初の頃は「室内で行うサッカー」=「 fútbol de salón(フットボール・デ・サロン)」という名称でしたが、長いので短くシンプルな「フットサル」になったとのこと。
「fútbol de salón」の「bol」と「de」「n」をくっつけて、「ボルデン」もオシャレでよくないですかね?
それでは、また明日!
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