順番制のゴールキーパーなので大量得点されても仕方がないです。
息子の所属するサッカーチームも対外試合のゴールキーパーは順番で回ってきますが、ゴールネットに穴が開くほどシュートされてしまうっていうのもある意味スゴイですね。。。(^^;)
例えは悪いかもしれないですが、習ったこともないギターを「ジャカジャーン」と弾くことはできても、人前で聴かせることができないですよね。ゴールキーパーも数回やっただけでは上手くならないですから、ゴールを量産されても仕方がないです。
強豪チームとの対戦でゴールキーパーの順番が回ってきたら、目を閉じて祈りましょう。。。m(_ _)m
実は、息子もゴールキーパーが超下手っぴなので、順番が回ってきたときは祈ってます。(笑)
そういえば、最近「ゴールキーパー育成コース」を設けているスクールが増えてきました。たまに対外試合で専属ゴールキーパーを見かけますが、うらやましいですよね。。。まだまだ稀なケースだと思います。
チームの上のクラスになるとゴールキーパーもやれる子が多いですが、2軍3軍の多くはゴールキーパーのやり方が分からない子がほとんどです。飛び出すタイミング、ボールクリア、パンチングなどいきなりやらされたら結構ハードルの高いポジションですからね。
小学校低学年の子だと、手を使えばいいのに足で処理して得点されてしまうことも良くありますので、
「手をもっと使いな!!!」
と教えてあげると失点が減るかもしれません。
※味方からのバックパスのボールを手でつかんだら反則ですので、ご注意ください。
ゴールキーパーの訓練を受けていない子の下手っぴさは、コーチも分かっていますので、大量失点を追求してくることはないと思います。
ただ大量失点してしまうと負けてしまいますから、一緒にプレーしている仲間に「ブーブー」言われてしまう可能性はあります。
↑ ↑ ↑ 子どもたちがキーパーに文句を言った時点でコーチが「お前たち全員の責任だ」と注意するべきところですが、黙ってみているコーチも多いです。。。
順番で回ってくるゴールキーパーなんて上手に出来るわけがないのですが、仲間に文句を言われてしまうのが少年サッカーの「あるある」です。
たま~にキーパーに向いてそうな上手な子もいますけどね。
ですので、
まずはゴールエリア周辺のルールとカンタンな動きを子どもと一緒に勉強してみてください♪
サッカーグラウンドの名称とゴールエリアのルールを覚える
「ゴールエリア」「ペナルティエリア」「ペナルティアーク」とは?
まず「ゴールエリア」「ペナルティエリア」「ペナルティアーク」から解説していきます。
↓ ↓ ↓ 覚えましょう♪
ペナルティエリア(赤色枠) | ・ゴールキーパー(GK)がボールを手で触っていいエリア ・ペナルティエリア内でボールを持てる時間は6秒 ・味方からのバックパスを手で触れると反則 |
ゴールエリア(水色枠) | ・ゴールキーパー(GK)がゴールキックの際、ボールを置くことができるエリア ・ゴールキックのときは、どこに置いて蹴ってもよい |
ペナルティアーク(黄色枠) (ペナルティエリアの外にある半円) | ・ペナルティアーク内でボールを手にしたらハンド ・キーパーがボールを蹴ったとき、足がペナルティエリアの外にあっても、ボールがペナルティエリアのライン上であればOK ・PK(ペナルティキック)の際に敵味方が入ったらいけないエリア |
ゴールキーパーがペナルティエリア内でボールを持てる時間は6秒です。
少しくらい長く持っていても厳密に計っているわけではないので、小学生であれば審判に笛を吹かれることはほとんどありません。ルールとして頭に入れておけば良いと思います。
ただ誰にパスを出してよいか分からず、のんびりボールを持ち続けていると審判の笛よりうるさく
「パス出せ!」
「早くしろー!」
と仲間に言われるかもしれないので、できるだけ早めにバックにパスするとか、コートの中心付近にいる味方に向かって蹴るように言ってあげてください。
うまく味方にボールが渡らなくても大丈夫です。コート内でボールの取り合いをするのもミッドフィルダー(MF)、フォワード(FW)、バック(BK)の役目ですからね。
ゴールキックとコーナーキックの違い
ゴールキック | ボールがゴールライン(紫線)の外に出たとき、最後にボールに触れた選手が相手チームだったらゴールキック |
コーナーキック | ボールがゴールライン(紫線)の外に出たとき、 最後にボールに触れた選手が味方チームだったらコーナーキック |
ボールがゴールライン(紫線)の外に出たとき、最後にボールに触れた選手が相手チームだったらゴールキックになります。ゴールキックのときは、赤い斜線のどこから蹴ってもOKです。
逆にゴールライン(紫線)の外に出たとき、最後にボールに触れた選手が味方チームの場合、コーナーキック(黄色の丸)になります。
コーナーキックは、相手チームの得点チャンスとなりますので、できるだけ避けたいところですが、小学校低学年であれば「コーナーキック」になろうが気にせずプレーしていれば良いと思います。
ゴールキーパー 「パンチング」技術も使ってみる
最後になりますが、
ゴールを守っていると自分の身長よりも高い位置に飛んでくることがあります。
高い位置に飛んできたボールをドッジボールの要領でキャッチするとボールがつかめず、失点してしまうことがあります。そうならないようにボールをパンチして、ゴールの外に出したり、味方にパスをする ” パンチング ” というテクニック(技術)があります。
初めてゴールキーパーをするのであれば、出来なくても良いのですが、覚えておくと役に立つかもしれません。
パンチングを使うタイミングは、
・相手が突っ込んで来ていて競合いになりそうなとき ・クロスボールやシュートに対してギリギリ手が届くとき ・シュートに強い回転がかかっているとき ・状況により安全が確保できないと判断したとき |
大量失点してしまうと、キーパーを担当した子どもも凹んでしまうと思いますが、身体の何倍もあるゴールを一人で守るのは不可能です。失点の原因はゴールキーパーだけでなく、ディフェンスやオフェンスにもありますので、そこをしっかり説明してあげてくださいね。
それと
たま~にルールが変更されます。私の頃のサッカールールもだいぶ変わってましたので、情報をアップデートしておくといいかもです。
それでは!
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