「サッカープレーヤーズレポート」
今回紹介する本は「サッカープレーヤーズレポート」。10年以上前に書かれた本で、偶然、古本屋で見つけてGETしました。
表紙だけみると雑誌のような印象ですが、れっきとしたサッカー本です。
古本屋の棚から手にしてみると本自体の傷みもあり、見た目ボロボロ。
どうしようか迷いましたが、想像以上に楽しめたので良かったです。
内容は今でも十分に通用すると思います。
特にメッシ、シャビ、イニエスタ、ペドロ等の一流選手がバルセロナで活躍していた頃の動きと判断、ハイクオリティなプレー解説にはシビレました。
「えっ、ここにパス出すの・・・」
説明されれば理解はできますが、ボールの出し手も受け手も一流だからこそのプレーに驚かされます。
↓ ↓ ↓ いまも新品で購入できますので、興味のある方はぜひどうぞ。
オランダ名門の選手独自基準TIPSと最先端サッカーに求められる選手像が分かる本「サッカープレーヤーズレポート」
サッカープレーヤーズレポートの目次 |
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第1章 最先端のグッドプレーヤー 第2章 グッドプレーヤーの条件 第3章 各ポジションで求められる能力 FW、MF編 第4章 各ポジションで求められる能力 CB、SB、GK編 第5章 時代を彩ってきたグッドプレーヤーたち 第6章 グッドプレーヤーになるために |
サッカープレーヤーズレポート
第2章「グッドプレーヤーの条件」
「選手としての伸びしろはどこで決まるか?」
「グッドプレーヤーの条件」は、育成に定評のあるオランダの名門に独自の基準によると、選手判断基準となる「TIPS」というキーワード、そして「勝利への執着心」が必要とありました。
「 TIPSって何? 」
「TIPS」は単語の頭文字を取った造語で下記の意味があります。
・「T」・・・Technique(テクニック、基本技術)
・「I」・・・Insight(洞察力、状況判断力)
・「P」・・・Personality(人格、メンタリティ)
・「S」・・・Speed(早さ、俊敏性、瞬発力)
「T ⇒ S」になるほど変えづらい、身につけづらいものになります。
ただ天賦の才だけでプロの選手になれるわけではありませんので、その子が持っている能力に加え、不足している部分を伸ばしてあげられるサッカースクールの選択も重要となってきます。
その他にもいろいろ参考になる項目も多く、たいへん参考になりました。
著者の小野剛氏は、ヨーロッパ、北米、南米と世界のコーチング及び選手育成システムを学んだ方で、文体も読みやすくおすすめです。
小野剛氏の作品を他にも読んでみたくなりましたので、早速「サッカースカウティングレポート 超一流の分析」を「ポチッ」ってみました。
読み終えたらレビューしてみたいと思います。
最先端サッカーに求められる各ポジションの選手像は・・・
ぜひ「サッカープレーヤーズレポート」でお楽しみください!
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