Ballond ( バロンド )

「 道ひらく、海わたる　大谷翔平の素顔 」扶桑社文庫

今回紹介させていただくのはサッカーの本ではなく、野球。

100年に1人の逸材と世界中の注目を浴びている大谷翔平選手の「道ひらく、海わたる　大谷翔平の素顔」です。

野球に興味のない方も一度は「大谷翔平」という名前は聞いたことがあるかと思いますが、いま野球の聖地アメリカでピッチャーとバッターという二刀流で大活躍している選手です。

今シーズン（2024年）は、右ひじのじん帯修復手術後ということもあり、ピッチャーはお休み。

バッターとしては、今季はなんとリーグトップのホームラン28号（2024年7月7日現在）を打っています。野球ニュースはほとんど見ないのですが、大谷選手のホームランは楽しみにしています。

道ひらく、海わたる　大谷翔平の素顔

大谷翔平選手の少年時代

ドジャーズの大谷翔平選手は、野球の頂点とも言えるメジャーリーグの世界で、頭ひとつ抜けた存在になっています。

同じ日本人というのも誇らしいですが、どのような少年時代を過ごしていたのか知りたいですよね。

本著「道ひらく、海わたる　大谷翔平の素顔」を読み進めていくと、
高校時代の佐々木監督、日本ハムの栗山監督との出会いをはじめ、特にチームのコーチをしていた父親の存在が大きかったことがわかります。

ちなみに普段は怒ることのないお父さんも野球のときは厳しく、コワかったみたいです。(^^)　

高校時代の恩師・佐々木監督は「個」を最大限に生かす指導法で、出会った時はすでに規格外の大谷選手。見たことのないスケールだった大谷には、とにかく打席数など経験値を高める意識をしていたそうです。

お父さんが大谷選手に意識させてきたこと

少年時代、お父さんが練習で意識させてきたことは３つ。

・大きな声を出して、元気よくプレーする
・キャッチボールを一生懸命に練習する
・一生懸命に走る

の３つ。
実にシンプルですね。

試合や練習が終わると、お父さんはその日の評価やアドバイス、大谷選手は試合での反省や課題を父子の交換日記「野球ノート」に記してきました。

野球部の監督をしていたお父さんは中学3年まで息子の翔平選手と野球時間を共にしますが、ことあるごとに、この３つを書き続けてきたとあります。

小さい頃から常に課題を見つけ、理想的な形を追い求めてきたことが結果につながってますね。

その日の試合の反省点、課題を自分で見つけだす習慣が身についていますので、きっとプロになった今でも自身を分析しながら細かな修正をしているのだろうと思います。

いまサッカーをしている子どもたちも試合の反省点や課題を自ら見つけ、修正していけるようになると成長曲線が上向きになるかもしれません。

・大きな声を出して、元気よくプレーする
・キャッチボールを一生懸命に練習する
・一生懸命に走る

真似をする子は100人に1人、1000人に1人かもしれないですが、ぜひ大谷選手が心掛けてきたことを取り入れながら、練習に励んでみてください♪

プロを目指す野球少年はもちろん、サッカー少年や子どもを支える親御さんにもおススメの一冊です！

道ひらく、海わたる　大谷翔平の素顔

読んで学べる面白いサッカー選手の本

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