ファールを受けると転げまわるネイマール
「またか。。。」
ネイマールは、相手選手から足が当たるなどのファールを受けると過剰に痛がりますよね。
ただボールの止め方も観客を魅了するトラップで楽しませてくれますので、あの大げさなリアクションもネイマールならではのエンターテインメントという見方もできます。
ですが、
たま~に相手の足が当たったのかどうかも分からない時も転げまわって痛がる光景や審判を欺く演技は、あまり好意的に捉えることができないです。。。
メッシやロナウド、ムバッペなどの一流選手もたまにとんでもない行為に及びますが、個人的にはネイマールの転げまわるリアクションほど印象は悪くありません。
同じチーム(PSG)にいるムバッペとは仲が悪いとウワサされていますが、ムバッペもキャプテンマークを付けるネイマールの素行が性格的に合わないのかもしれません。。。
誰もが認めるトップレベルの選手なだけに、
「もったいないなぁ」
と思っていましたが、最近は転げまわる回数も減ってきて印象もよくなってきました。
このまま得点を重ねて活躍し、バロンドールを受賞してほしいなぁと期待しています。
ワールドカップ敗退で男泣きしたネイマール
優勝候補のブラジルがワールドカップ敗退で、ピッチに座り込んで男泣きしたネイマール。一生懸命に取り組んできたからこそ、負けてくやしくて泣けてきたのでしょうね。
流れる涙に”もらい泣き”した人も多いと聞きました。
ネイマールは素行がイマイチなので総合評価が低く、周りにいろいろ言われてしまうのですが、ちゃんと数字を残しているんですよね。
代表ゴールもサッカーの王様ペレに並ぶ通算77ゴールを決めています。
代表の進退に関する質問には
「正直、分からない」
と回答したネイマールは今年30歳。
もう1~2回ワールドカップ出場も行けそうな感じですが、こればっかりは本人の気持ち次第ですからね。がんばってもらいたいところです。
Book「ネイマール 父の教え、僕の生き方」
トップクラスのプレーヤーでもあるネイマールがサッカーをいつから始めて、どうやってプロになったのか。
育った環境も知りたくなり「ネイマール 父の教え、僕の生き方」を読んでみることにしました。
父親に手ほどきを受けた幼少期
6才 | 地元のフットサルチームで技術を身につける。 |
11才 | ブラジルの名門サントスのフットサルチームで練習。 しばらくしてフットボール(サッカー)部門の下部組織へ。 |
13才 | レアル・マドリードの練習に参加。 レアルから100万ドル(1億1,000万円)の契約も締結に至らず。 |
15才 | サントスFCとプロ契約。 |
20才 | FCバルセロナと契約。 |
24才 | フットボール史上最高となる約297億円の移籍金。 パリ・サンジェルマンFCへ移籍。 |
ネイマールの父親もブラジルの中小クラブでプレーをしていた元プロサッカー選手でした。
ネイマールがヨチヨチ歩きの頃からボールを蹴らせて、6才で地元のフットサルチームでプレーさせています。
ブラジルではフットサルから始める子が多いと聞きますが、ネイマールもフットサルチームで経験を積んできたようですね。
プロの厳しさを知る父親は、ネイマールをスクールに通わせるだけでなく、ネイマールが参加するチーム練習や試合を見学し、その都度、良かった点、改善が必要なところを指摘しながら力強くバックアップしていきます。
ネイマールの父親はサッカー選手引退後も、再びプロ選手としてオファーを受けていましたが、今の仕事を捨ててプロ生活をしていくにはリスクの方が大きく、家族を養っていくためにも自分の夢ばかり追いかける選択はできなくなっていました。
父親が夢を追いかけ生きてきた楽しさと厳しさの中、決して裕福ではなかったネイマール家ですが、夢に向かって練習をする息子さんと素敵な関係が築けていて素晴らしいなぁと感じました。
ネイマールがファールを受けて転げまわっても、ズッコケても応援したくなる一冊でした。(^^)
ネイマール親子と同じように接していくのは難しいかもしれませんが、子どもの夢を心から応援したいと考えている方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です♪
\ おすすめです! /
ちなみにネイマールのユニフォームの背番号には「 ネイマール JR 」と表記されていますが、これはネイマールのフルネームが「ネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニオール」で、最後の ” ジュニオール ” は、” ジュニア ” と同じ意味で「 JR 」と表記します。
この「JR(ジュニオール、ジュニア)」はユニフォームに表記しなくても良さそうですが、元プロサッカー選手の父親への感謝の気持ちも込めて「ネイマールのジュニア(JR)」と表記しているのかもしれませんね。
読んで学べる面白いサッカー選手の本
実際に読んだものの中から厳選したおすすめ本です!
光輝く表舞台ばかりではなくサッカーの裏側、選手の少年時代などどれも魅力あふれる本ばかりです。
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