突き指と思ったら「剥離骨折」
中学2年の息子が所属するジュニアユースの練習中にケガをしました。
足を引きずりながら
「たぶん突き指した」
と言ってきました。
サッカーをやっていると、ボールが足先に当たったり、踏まれたり、相手選手と接触したりして指を痛めることは珍しくありません。そのため、最初はいつものことだろうと軽く考えていました。
しかし、
歩くことはできているものの、痛みがいつもと違う印象を受けました。
しかも、その日の練習メニューはかなりハードだったようで、ランニングやミニゲームも行われていました。
(ケガしていたから余計にハードに感じていたのかもしれません)
走りのときも何度か必死に上位をキープしたと言ってました。
「そんな状態でよく最後まで走ったな……」
と後から驚かされることになります。
念のためソックスを脱いで足を確認してみると、右足の親指が赤紫色に変色して内出血しました。
この時点で、
「もしかしたら突き指ではないかもしれない」
と思い始めました。
骨折の経験がある方は分かるかもしれませんが、骨に異常がある場合は腫れや内出血が出ることがあります。
そのため夜間も診療を行ってくれる救急病院へ連絡しましたが、その日は整形外科の担当医が不在とのこと。
応急処置として、たまたま持参していた軽食用クーラーボックスのアイスで冷やし、翌日に整形外科を受診することになりました。
翌日朝一番で整形外科に行き、レントゲン撮影をしてもらうと
診断名は
「剥離骨折」。
レントゲン写真を見ると、メインの骨の近くに小さな骨片のようなものが写っています。
素人目にも、
「何かが剥がれている」
ことが分かる状態でした。
剥離骨折とは、強い力が加わった際に筋肉や腱が骨を引っ張り、その一部が剥がれてしまう骨折です。
完全に骨が折れる一般的な骨折とは少し違いますが、れっきとした骨折です。
本人も私も、まさか骨折しているとは思っていなかったので驚きました。
特に驚いたのは、その状態で練習を最後まで続けていたことです。(^^;)
マラソンも行い、ミニゲームにも参加していたとのこと。
できるだけ左足のみでプレーをしていたとは言え、下手をしたら悪化するところでした。
そしてその日(診察日)に予定されていた試合は当然ながら見学。
しかし、ここで無理をしてしまうと治るものも治りません。
医師からもしばらく運動を控えるよう指示があり、練習もお休みすることになりました。
指を固定して過ごす日々
できるだけ指に負担をかけないよう安静に過ごすよう整形外科からは下写真のような指を固定するプロテクターを支給していただきました。
すでに整形外科でテープを巻いてもらっていた関係で、白い素材部分にテープ痕がありますが、ご了承ください。


テーピングの方法は、整形外科で教えてもらいました。
一度、上写真のように足周辺にテープを巻いた後、「親指と人差し指」をまとめてテープで巻きつけて完成です。黒いフェルトは、直接白い石膏のような部分が足に当たると痛いので付けられているものと思われます。
親指をしっかりカバーしてくれるので、痛みが緩和されて学校でもラクに過ごせたと言ってました。
↓ ↓ ↓ これに近い印象です。
今回の経験で感じたのは、
「ただの突き指だと思い込まないこと」
の大切さです。
実際問題、大人でも
「突き指と思っていたら剥離骨折だった」
という話が多いと聞きます。
なので
・強い痛みが続く
・腫れが大きい
・内出血している
・体重をかけると痛い
といった症状がある場合は、早めに整形外科を受診した方が安心です。
特に保護者が判断しやすいのは「腫れが大きい」「内出血している」の2点です。
普段から子どもの健康状態、ケガを見ていると「なんとなく今回のは違うなぁ」と直感が働くことがあります。そのときは迷わず病院に行くようにしましょう。
成長期の子どもは骨がまだ発達途中です。
無理をすると回復が遅れたり、後々まで影響が残ったりする可能性もあります。
幸い今回は早い段階で病院を受診できたため、しっかり治療に専念することができそうです。
しばらくはサッカーを我慢する日々になりますが、この期間を前向きに捉え、体幹トレーニング、体のケアやサッカーの知識を学ぶ時間にするなど有効に過ごしてほしいなぁと思います。
ケガは残念な出来事ですが、成長する過程では避けて通れないものでもあります。
焦らずしっかり治して、また元気にグラウンドを走り回る姿を見られる日を楽しみにしたいと思います。
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