全国選手権を6度も制覇したことのある強豪校・国見中の部員が集まらないとニュースになっていました。
おどろきです。( ゚Д゚)
国見中は元Jリーガーの大久保選手の出身校で、このままでは今年(2023年)の秋には、3年生が引退して18人いる部員がわずか4人になってしまうとのこと。。。
少子化で地域のジュニアサッカーチームも人集めが大変なのはご存知の方も多いと思いますが、
「えっ? Jリーガーを輩出している強豪校・国見中サッカー部も???」
びっくりしました。
当時の監督は、名将・小嶺忠敏氏。
全国から逸材が集まり、部員も150人を超えていた頃は、下宿先からこっそり抜け出して自主練をする姿があちこちで見られ、切磋琢磨していたと言います。
小嶺氏は部員一人一人の性格を把握し、指導時にかける言葉も部員に合わせて声かけしていました。大久保選手は怒られるとやる気をなくすタイプで、小嶺氏は褒めることしかしなかったようです。
そんな国見中も今年秋には部員4人に。
試合もできない状態なので、近隣校と合同チームにすることが検討されています。
地域のサッカーチームも合併が増えています。
お互い築いてきたものがありますので、どちらの名前を残すのか、新しいチーム名にするのか、コーチの増減、練習時間や会費などいろいろ決め事も多く大変ですが、選手の人数が増えれば強いチームに生まれ変わる可能性もありますので、それは地域やチームとしてもメリットになります。
いま息子がチームに所属していて思うことは、チーム内で2チーム作れるくらいが理想と感じています。大きな大会も2チーム登録で参加できますし、TM(トレーニングマッチ)でも出場機会が増えますので、チームの合併は子供たちにとってもメリットが大きいと思います。
人数が増えることで、また異なる問題やトラブルも生まれますけどね。。。(^^;)
それと日本も欧州のようにレベルに合わせてチーム移籍が簡単にできるようなシステムになると子供たちが楽しくスキルアップしていけるような気がします。
チーム移籍が容易になれば「勝ち」にこだわる指導法に加えて、選手が残りたくなる指導法、雰囲気作りも検討されていくはずです。
親や子どもにも理解される情熱指導であれば大歓迎ですが、いま問題になっているコーチの感情的な怒号や罵声を減らすには、チーム移籍を容易にすることも一案かもしれません。
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