今回紹介する本は「フットサル 超必勝バイブル」です。
フットサルを始めたら読む本「フットサル 超必勝バイブル」
息子がフットサルスクールに通い始めて4か月。
ルールや基本的な動きなどを頭に入れておくためにも「フットサル 超必勝バイブル」をGET。たのしく読み終えることができました。
実践できるシンプルなものも多く、想像以上に勉強になりました。
著者であり監督の須賀氏は、選手を尊重して対話をすることが大事だと考えている方で、本著でも読者に伝わりやすいよう対話形式の文章で進行します。
またサッカー関連の図解解説は、たまにイラストが多すぎて分かりにくいものや、ゴチャっと理解しにくいものもありますが、たいへん見やすく、分かりやすくまとめられています。
「完璧な状態じゃなくても打つ」
「完璧な状態になってからシュートを打とうとすると、カウンターを受けるリスクがあるため、とにかくシュートを打つこと。相手に当たったとしても高い位置でのキックインやコーナーキックを獲得できる」
FWに興味を持ち始めている息子に、チームを常勝軍団にした須賀監督の説得力あるコメントは響いてくれるはず。状況に合わせた判断ができるよう沢山シュートを打って、上達してくれれば嬉しいですね。
これからフットサルを始める方、これからフットサルチームを作ろうとしている方におススメの一冊です。
監督それぞれの戦術を理解していく能力も選手には必要ですので、息子の本棚に置いておくことにしました。
監督が何を考え、どのようにプレーしてほしいのか、「フットサル 超必勝バイブル」を読みながら何か感じてもらえればと思っています。
ディフェンスのスタート位置を決める
選手のスキル、チームの特性もありますので、なかなかこの本に書かれている通りにはいかないものですが、チームの特徴に合わせて落とし込んでいけば、負けてばかりのチームが引き分けあるいは勝てるようになり、そこそこのチームはさらに強くなれる気がします。
ディフェンスはまず
” ディフェンスのスタート位置を決める ”
興味深いですね。
どう攻めるかではなく、まず守りを第一に考えるのです。フットサルは1点取ることが非常に難しいスポーツなので「点を取られないためのディフェンス」が大事と述べられています。
※コートのラインはサッカー用のものになってしまってます。m(__)m
” ディフェンスのスタート位置 ” は、上のイラストで言うと赤色の点線を指しているのですが、上半分のコートが相手陣地で、点線の位置がチーム内で決めておくプレスのラインです。ボールがどの位置に来たらプレスをするかを決定しておきます。
たとえば、
相手が強くて前からプレスをかけても抜かれてしまうようであれば真ん中(ハーフライン)がプレス位置、相手が弱いときや最初の5分は高い位置(オールコートライン)でプレスをかけるなど、試合中にもプランを変えられる体制が理想とありました。
すでにディフェンスのやり方を決めて戦っているチームも多いと思いますが、
「マンツーマンディフェンスはどういうチームに向いてるか」
「ゾーンディフェンスは?」
など、監督、コーチだけでなく選手も頭に入れておけばプレーが進化しそうな内容が盛り沢山です。
名将・須賀雄大氏(著者)が率いるフットサルチームは、2009年開催された「関東フットサルリーグ」で初優勝。2009年、2010年、2011年と3連覇しています。2012年には関東リーグで2連覇、全日本選手権ではFリーグクラブを破って準優勝。
2013年11月にはFリーグ参入が認められ、2014-15シーズンからFリーグで戦っています。
当時の須賀監督の年齢が ” 27歳 ” だったことにも驚かされました。
戦術は重要ですからね。
本著で ” 使える ” と感じた箇所を試合でチャレンジしていけると面白くなりそうです♪
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読んで学べる面白いサッカー選手の本
光輝く表舞台ばかりではなくサッカーの裏側、選手の少年時代などどれも魅力あふれる面白い本ばかり。おすすめのものばかりです!
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