コーチの練習意図を考えてプレーする大切さ
たまに練習風景を見ていると、コーチが意図する目的から外れて、子どもたちが好きなようにプレーしていることがありますよね。。。
好きなように伸び伸びプレーすることも悪いことではないのですが、練習中はやはりコーチの意図を理解しながら取り組むのがベストです。
いまは小学生だから大目に見てもらえますが、中学・高校にもなれば理解度が低いと評価されてしまいます。
スクールの練習
先日、スクールの練習でコートの外に「A」が立ち(下図参照)、コート内にいる味方が「A」にパスを出したら、「A」と「B」ポジションを入れ替えて攻撃を仕掛ける練習をしてました。
下の図で言うと「B」が「A」にパス。「A」がコートに入り、「B」がコート外に出るというものです。
ボールを持つ「B」のワンちゃんは、いろいろな選択肢があります。
「B」の選択肢 |
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1)Aにパス 2)2匹のサルの間にスルーパス またはドリブル突破 3)Cにパス 4)①の方向にドリブルしてセンタリングまたはシュート その他 |
ボールを持った「B」は何をしても良いのですが、あえて「A」にパスを出すことで2対1の数的優位を作り出し、その後にゴールを目指す練習です。
・そこから相手のフォーメーションがどう崩れたか
・その時生まれるパスコースは?
・「C」はどこに動けばベストか?
今回のルールは、
ボールをライン外にいる「A」にパスを出した人がラインの外に出るルールです。
練習の意図を理解している子はライン外の味方にパスを出していましたが、ほとんどの子がドリブル突破あるいはコート内の味方にパスをして終わってました。
毎回、「A」にボールを出す必要もないのですが、少しでも長くコート内でプレーをしたいという欲求も先行してしまったのかなぁと感じました。(・_・)
ですが、
コーチが子どもたちに身につけてほしい技術、瞬時に判断する能力向上、人数がいないとできない練習など様々な要素が含まれています。
もし練習中に好きなように動いてしまっていたら、スクールに通う意味が半減してしまいますので、練習後に伝えてあげると良いかもしれません。
プレーに幅が生まれて、成長につながります。
サッカースクールやサッカーチームでは、この他にもいろいろな練習が試されています。
「コーチが意図する目的は何か」
今のうちからコーチの意図を読みとる訓練をしていけば、中学・高校に進んでからも役に立ちます。もちろん個人技術を活かしたプレーも状況判断しながら挑戦してアピールができるといいですね。
息子にもしっかり伝えておきました♪
がんばれよー。
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